2019/12/09(月)21:02
出合いの美しさは神秘が作り上げるもの
朝から出かける予定があったので、今朝は薄暗いうちからランニングを始めた。
オレンジ色の朝焼けを追うように帰路へ向かう。
鮮やかさに吸い寄せられるように、足取りはどんどん速くなる。
とうとう最後まで太陽には出合えなかった。
全てを知ることのできない美しさは、虚ろさと相まって心に深く刻まれていく。
あるはずのものがないという、不安とは異なるしたたかなオレンジの闇は、いまもまだ私のこころを捉えて離さない。
もはや抜け出す術のないまま、こころの片隅に住み着いていく。
生まれてくる感情の虜になることが、或る時は素晴らしくもあるのだ。
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日常の小さなできごとを愛する生活