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<放送免許剥奪が相当> 不二家問題を取り上げたTBS系の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が今年1月に報じた内容について、不二家が社外に設置した「信頼回復対策会議」が「事実の歪曲(わいきょく)がある」と指摘していることが28日、分かった。同会議は「報道は不二家に営業上重大な損失を与えた」とし、30日公表の調査報告書に盛り込む予定。 問題の放送は1月22日の「新証言 不二家の"チョコ再利用"疑惑」。平塚工場の元従業員とされる女性が顔を映さずに登場して行った証言などに沿い、「賞味期限の切れたチョコレートを集め、牛乳を混ぜ合わせて新しい製品とし再出荷する」などと報じた。 しかし対策会議の調査では、成型不良品などを溶解して再利用することは行われているが、期限切れの商品を集めることや、牛乳を混ぜるようなことはないという。 TBS側は放送前、不二家への電話でこの情報について事実確認を求めた。質問は「返却されてきたチョコレートを再使用していたか」「賞味期限切れのカントリーマアム(クッキー)を新しいパッケージに入れて製品としていたか」という2点で、不二家の担当者がチョコレートの再利用を否定し、「平塚工場でカントリーマアムは作っていない」と回答した。 しかし、放送では女性の証言が放送され、司会のみのさんが「もう信じられません。すべての製品にこういうことがある」とコメント。翌日も「廃業してもらいたい」などと発言し、社長の顔写真に、バツ印になるようプレートをはるなどした。 同会議がTBSの担当プロデューサーらに説明を求めたところ、牛乳の混入が事実ではなかったことを認めたという。TBS広報部は「現時点ではコメントできない」としている。 (2007/03/28 17:48)
これは昨日の記事です。 で,TBSの反応はこんな感じ。
TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」が1月22日に放送した内容に、不二家が「事実と異なる部分がある」と抗議した問題で、TBSは28日記者会見し、「正確性を欠く部分があった」と内容の一部に誤りがあったと認めた。ただ「根幹部分に問題はなく、捏造(ねつぞう)ではない」と説明した。
は?「正確性を欠く部分があった」?ちょっと待ってください。牛乳を混ぜたというのは事実としてなかったんですよね?その部分はない事実をあるように報道するということは,これ明らかに捏造ですよね? それでいながら,チョコを再利用したという部分は信用できる証言で,全体として不二家が商品の信用をおとしめる行為をしたことに誤りはないから捏造ではないと,そういうことですか?
たとえば,Yを殺したとされるAという人が捕まったとします。報道機関であるX社は,AがさらにWを殺していたと報じましたが,実はAはWは殺しておらず,X社が勝手に話をふくらませただけだったとします。 TBSの論理からすると,上記の場合でも,「Aが人を殺したという根幹部分に問題はないから捏造ではない」と,こうなりますね。 むちゃくちゃな論理じゃないですか。自己弁護もここまでくると芸術ものですね。
「もう信じられません。すべての報道にこういうことがある」 「廃業してもらいたい」
この言葉,TBSさんにそっくり捧げますよ。お願いですから,放送免許を返上してください。
<ハゲタカファンドにご注意> サッポロホールディングスが29日に都内で開いた定時株主総会で、新しい買収防衛策を導入するとの議案が可決された。同議案を巡っては、発行済み株式の約18%を保有する筆頭株主で同社に買収提案をしている米系投資ファンド、スティール・パートナーズが反対し、他の株主にも否決を求めていた。 新買収防衛策が承認されたことで、スティールの買収提案を巡る両社の攻防が続く公算が大きく、スティール側が新たな対抗措置に出る可能性も出てきた。 可決された新買収防衛策は「事前警告型」と呼ばれる手法。議決権の20%以上の取得を目指す買収者に目的や資金調達のメドなどの情報開示を求め、自社にとって不利な提案と判断した場合には新株予約権を利用した対抗策をとるという内容。サッポロの新買収防衛策は定時総会での承認を翌年の総会まで有効とする条件にしている。従来の防衛策は取締役会決議が条件だった。 もうすぐ三角合併解禁で,外資より正確にいえばいわゆるハゲタカファンド,つまり会社を乗っ取り財産を吸い尽くして,ひからびた会社を後に残して去っていく最低の連中が大活躍できる状況ができるとか。 こんな最低な連中をのさばらせるような法改正をしてしまったのはうまくなかったですね。前の政権の時らしいですが・・・ 日本の優良企業には買収防衛策の導入や,上場をやめるなど,防衛体制を万全に整えておいていただきたいですね。でないと,日本にはハゲタカの食べ残しだけが残る悲惨な状況になってしまうかも・・・
<郷に入りては郷に従え> 【バンコク29日時事】タイのチェンマイ裁判所は29日、プミポン国王の肖像画に黒スプレーを吹き掛け不敬罪に問われたスイス人のオリバー・ルドルフ・ジュファー被告(57)に禁固10年の実刑判決を言い渡した。
ご存じの方もおられるかもしれませんが,タイ国王ラーマ9世,プミポン・アドゥンヤデート陛下は国民から大変敬愛されています。その様子はYOUTUBEなんかでも見ることができます。ちょっと探せばたくさん見つかりますし,国王をたたえるコメントが並んでいることもあります。(けなしたりすると・・・大変なことになるのでやめましょう。ある外国人がそんなコメントをしたところ,批判コメントで袋だたきにあっていました) 日本のタイ料理屋にいけば,ほとんどの店で国王のお写真,昔風にいえば御真影が飾られているはずです。タイ料理屋にはよく行きますが,写真が貼ってない店は1軒しか見たことがありません。その店も国王の肖像の入っているお札は目立つところに飾ってありましたから,紙幣を写真の変わりにしていたものと思われます。それ以外の店には国王の写真,あるいはそれにプラスして奥様の写真などが飾ってあります。 それほどまでに敬愛されているので,タイで国王批判は御法度です。前タイ首相がクーデターで追い出されてしまったのも,暗に国王批判をしたためだといわれています。 今回懲役10年を受けたスイス人は,酔っぱらった上での行為であったにもかかわらず懲役10年の実刑をくらっています。まぁ,共和制国家の国ですから,Royalというものの尊さがわからないのかもしれません。幸いにして我々はご皇室を戴いておりますから,尊さを十分に理解できるわけですが。
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