コクワ・デイ!
場所はいつものM公園。本日は用意周到、午後2時頃、昆虫ゼリーを仕掛けに行きました。林の小路沿いにある木の状態を確認し、くぼみがある木を中心にゼリーを仕込みながら息子と小生は奥へと進んでいきます。そして、先日大量ゲットを果たしたパラダイスポイントへ到達。上を見上げました。やはりいました。昼間っから、警戒心のかけらも無いブンブン達が数十匹たかっています。「今夜もわんさか獲れるで~!」と息子に宣言して、我々は一旦自宅へ引き上げました。そしてその日の夜7時。夏休み中の日曜日ということから、他の親子連れも来るだろうという予想で、いつもより1時間ほど早めに現場に到着しました。今晩はいつもと違い、例のポイントを目指してまっしぐら!健気にも小1の息子はオヤジのスピードに必死で付いて来ます。そして、パラダイスポイントへ到着。早速懐中電灯を当ててみました。真っ赤なカタマリを期待していた2人は完全に肩透かしを食らいました。そこには昼間と殆ど変わらず、緑銅色の群れだけがひしめき合っています。「あかんな~」小生はメインポイントをあきらめ、少し離れたところをチェックしてみました。すると臆病そうな♂のコクワガタがウロチョロしています。すかさず網を被せてゲット。結局同じ木を丹念に探り合計3匹をゲットしました。その後、幹を隈なくチェックしましたがもうブンブンとアリ以外は何も見当たりません。「今日はもう1つやな。帰ろうか。」と帰る方向を向いたとき、向こうから懐中電灯の光が近づいてきます。やはり他の親子連れが来たようです。彼等は小生たちにドンドン近づいてきます。そしてパラダイスポイントの木の下に立ち、「この木はいつも仰山おるねん。ここここ。それとあそこ。」と例のパラダイスポイントを指差して探り出しました。しかし、そのポイントは小生達がチェック済みです。彼等はあきらめて更に奥へと入っていきました。すると小道から少し斜面を下った木の前に立ち、「この木とこの木もええポイントやで~」と言いながら懐中電灯で幹を照らしています。すぐに「おった~!」と一番詳しそうな兄ちゃんが叫びました。あまりに気になるので見に行きました。獲物は♂のコクワガタです。それが結構デカい。彼は続けざまに5匹のコクワガタと1匹の♂カブトをゲットしました。このポイントのヌシなのか非常に詳しそうです。小生もポイントの木にライトを当ててみました。すると、大きなコナラの木の幹にはコクワガタがそこら中にへばりついています。場所によっては喧嘩をしているものもいました。彼等はもう十分と満足した様子で、親切にもどこにいるのか光を照らして教えてくれました。しかも網が届かないからとポイントを譲ってくれ、引き上げていきました。「これやったら届くんちゃうん?」と息子。小生は他人のポイントを横取りするようですこし気が引けたのですが、結局やってみることに。やはり振出竿のメリットは偉大でした。その長さを生かし5m位までにへばり付いているコクワガタ達をすべて生け捕りにしました。持ち帰って数えてみると、収穫は♂5匹、♀3匹の合計8匹でした。しかし、本日の最大の収穫は新しいポイントを教えてもらったことです。今後の虫取りが楽しみになってきました。