祝 甲子園出場
友人の娘さんが通う高校が愛知県代表で甲子園出場となりました中京大中京高校甲子園ではお馴染みの強豪校ですそして、フィギュアスケートの浅田真央ちゃんや、安藤美姫ちゃんも通った高校です。今は、村上かなこちゃんも在籍中。友人から、中京大中京高校野球部のちょっといい話を聞いた時から応援してたのでうれしい話は遡って・・・5月だったか6月だったか・・・・?記憶が曖昧なんですが。瑞穂球場という地元の大きな球場を借りて、練習試合が行われました。対戦相手は、大府高校。大府高校は、愛知県の中では中堅どころかな?昨年は夏の愛知大会で4回戦までいったけれど、今年は2回戦敗退でした。(主なOBに槙原寛己(元巨人)、赤星憲広(元阪神)といった方もいます)監督同士が仲が良い(?)らしく、この時期の両校の練習試合は恒例になっているそうです。ただ、この練習試合が変わってます。試合に出るのは、いつもとは違うメンバー。3年間陽のあたらないところで頑張ってきた子たちなのです。強豪校だけに、試合にでられるメンバーは固定されてしまっています。出られないとなると、3年間一度も出られない。どんなに頑張ろうと、結果が全ての勝負の世界は残酷です。年に一回。高校のグランドではなく、きちんとした球場を借りての練習試合が、彼らの高校生活ただ一度の晴れ舞台。中京大中京のユニフォームは各自の持ち物ではなく、持ち回りなので各背番号が1枚づつしかありません。普段は代表選手が着るそのユニフォームを監督から手渡されるとき、どの子も涙を流すそうです。で、この日はいつも代表として試合に出る選手たちが応援団顔負けの応援合戦を繰り広げます。スタンドから、自分達を陰で支えてくれたメンバーへの入魂の応援を贈るのです。スタンドには、親たちも集まって・・・やっぱり皆、涙を流すのだそうです・・・。なんか、いいなあ。青春だなあ。「努力は報われる」って、有名な選手たちは言うけれどそれは、きれいごとだって、皆知っている。正しくは「努力すれば報われることもある」 だと思う。報われなくても、放り出さずに好きなことをやり続ける。そういうのって、いいなあと思う。成果がなくたっていい。努力は、形をかえて必ず「よかった」と思える自分をつくってくれるから。そんな自分で3年間を過ごせたことに胸を張ればいい。それを、監督も親たちもレギュラー選手も みんな知ってて温かい声援を送っているのだと思った。涙をためて語ってくれた友人の話を聞きながら、わたしも胸がぎゅっと締め付けられる気持ちでした。中京大中京高校。甲子園も応援しています。思う存分、暴れてください・・・・・わたしの出身校は、いつもシード校としていいとこまでいくのですが・・・・今年も撃沈でした。残念。