おのぼりさん(2)
さてさて2日目の3時くらい。meronさんと別れてこの日に泊まる宿へ。宿は東京駅から総武線で2駅の馬喰町にあります。本来なら電車で行く。電車なら¥130だからねでも・・・靴ズレにめげてるわたしは、軟弱ながらタクシーに乗ることにしました小型トランクをゴロゴロしつつ傘さして歩く元気もなかったのタクシーに乗って行き先を告げて出発。運転手さんが「東京へはどんなご用なのですか?」と聞いてきました。「昨日はディズニーランドへ友人と行ったのです。今日は別の友人に会うために。」と。そしたら・・・ですよ。「ディズニーランドへは何しに行ったの?」ってへ?・・・・と思いますよね?何しに・・・って。普通聞かれない質問。でも、わたしはこの質問に答えられちゃう。「ディズニーランドへは、キャプテンEOを見に行ったの。それのみ見て、後は何も。」と言ったら「そうだと思いました。」だって。いや~ん。そんなにマイケルオーラがでてた?・・・とびっくりしたが、後からよくよく考えるとマイケルがプリントされたトートバッグを持ってたせいかと思い当たった。運転手さんがおもむろにナビをDVDに切り替えた。したらばさ、マイケルの40周年コンサートが写るではないか!?何と、彼も筋金入りのマイケルファンだったのであった。ABCの頃からのファンだと言ってたので、わたしより前からですね。先輩!マイケルトリビュートの店情報やらなんやら宿に着くまでの短い時間、大盛り上がり。あの時間は、きっとマイケルからの贈り物よね~。うんうん宿は大通り1本裏の路地にあります。「目印は、手裏剣の模様の壁です」と伝えたら、「手裏剣・・・ですか?」と怪訝そうな運転手さん。変わってるでしょ?そこは、外国人のバックパッカーが多いドミトリー形式の宿なのです。名前も「カオサンゲストハウス忍者店」5月いっぱいまではキャンペーン中で、シングル1泊¥2400でした。駅から近いし(歩いて数十秒)、東京駅からも2駅。トイレとシャワーは共同だけれど、問題なし。眠れりゃいいの。雨露しのげて。ドミトリールームも面白そうだったけれど、はじめての利用だし他の人に気を遣うのも疲れるかなと思い、¥300高かったけれどシングルをチョイスしました。面白かった。お泊りしてる人は外国人率が高く、ロビーやキッチンでは英語が飛び交ってる。部屋の案内や東京案内も全て英語。わたし程度でも問題なくわかる程度の英語だけどね、流石に。・・・・ほっ・・・・。笑ったのは、トイレに「ラブホの使い方」が英語表記で貼ってあったこと。「ふむふむ・・・」と便座に座りつつ熟読しちゃった外国には無いのか?日本の文化(って言っていいのかわからんけど)か?写真撮ってこればよかったと後悔しました。<部屋はこんな感じ。2段ベッドで定員2名。勉強机がひとつ。鏡も大きめのがありました。服掛けるのとゴミ箱。これで全て。シーツは自分でセッティングして、使い終わったらコモンスペースにある黄色の袋に入れます。電灯の紐先に手裏剣がついてるのがご愛嬌>なぜ、この宿にしたかっていうと今回は安さに挑戦したかったのと東京駅に近かったから。翌日(3日目)の朝に行って見たい場所が丸の内にあったの。だから、朝早くでかけられるアクセスのいい場所に安く泊まれたのはラッキーでした。他にもサクラホテルとか考えてたんだけど。そこはまた次回に挑戦この日は、会いたかった花鹿さんと待ち合わせでした。マメに連絡をとるわけではないのに、いつも心にいて会いたくなる人なのです。わたしより先に照太が知り合いになって・・・照太と一緒に会う約束をして・・・事故があって・・・死があって・・・・。そして、ボロボロだった頃からずっとわたしを見ていてくれた人。欲しい言葉を詩や本や歌に託して贈ってくれた人。いてくれて、会えるだけで嬉しい。彼女は仕事だったので、終わったら携帯に連絡をもらうことになってました。4時前に連絡が来て、大丸で待ち合わせ。今度は電車で東京駅に向かいました。またしても長くなったので続く・・・・。