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昨日は、ブログを通じて知り合ったママリンの愛する「あっちゃん」こと、山根敦さんの命日でした。 あっちゃん というより、彼の仲間うちでは「サニー」の方が馴染んでいたかもしれませんね。 太陽のごとく 明るく 温かく 才能溢れた素敵な青年。 ギタリストとして将来を嘱望されていた彼の命は、みなさんもご存知のパロマの事件によって奪われました。 1996年でした。 あっちゃんには、命日が三つあります。 そのことについて ママリンのブログから、抜粋させていただきます。 敦には三つの命日があります。 私は10年間、作られた命日ではありますが2/28を敦の命日として供養してきました。 2006年捜査一課の調べで、2/8ではないだろうかということがわかりました。 しかし、これも断定された日にちではありません。 昨日の夕方6時頃、「もう今の時間は死んでたんただろう」と思い、はらわたが煮えくりかえる想いになりました。 年月を巻き戻して、その現場に行きたい・・・・そんなことを繰り返し思いました。 そして最後の三つ目は、敦の死の知らせを受けた3/18です。 誕生日は1974/4/19/AM9:28とわかっているのに、敦が人生を終えた日にちがわからないのです。 悔しい、悔しいです。 ママリンは、14年 ずっとずっと苦しんできました。 まるで自分を痛めつけることで、あっちゃんへの愛を確かめるかのように。 自分を捨てることで、彼に永遠の愛を捧げようとするかのように。 わが子は自分以上に大切な存在なのですから、あっちゃんがいない今、自分など存在するに値しないと。 きっと、ママリンは意識のずっと下の方・・・無意識のうちに思っているのではないかな・・・。 わたしには、わかるんです。 その気持ちが。 「年月を経ることで、悲しみは軽減する」 逆縁の苦しみを経験していない人たちは思います。 世間のほとんどの人たちは経験してはいませんから、そう思うと思います。 無理ないです。 想像を絶する痛みだから・・・・想像はできません。 わたしだって、自分がこんなになるまでは想像できませんでしたから。 亡くしてしばらくは、ヒリヒリと焼け付くような痛み 現実と夢との境がわからないような、今を受けいれられない感覚です。 それが、年月を経ると痛みは身体の深部にもぐり、 内側から自分を攻撃する。 「外傷の痛み」から、「内在する痛み(癌などを想像してみてください)」へ変化する。 この痛みはね・・・・すごいです・・・・凄絶です・・・・。 内側では、自分の存在自体が無意味だと思ったり、許せないとさえ思ったりしている。 なのに、外側(世間と接する面)では年月を経たことによって 「乗り越えたね」 とか 「元気になったね」 とか思われたり、言われたりする。 また、そうした「顔」をつくらなければいけない気がするし、世間も「立ち直った」自分を求めているのを感じる。 苦しみは、ますます心深く潜り、自分の中に抱え込むしかない気がする。 「こうあるべきだ」「そういうものだ」 という世間の一般常識とされる規範から外れるのを、世間も自分も許せない。 耐え難い ねじれ。 ママリンは、この「ねじれる痛み」に10年以上も耐えてきたのですね・・・。 過ぎ去った年月は、痛みから遠ざかる年月などではなく そのまま 「痛みを耐え続けている年月」に他ならないのです。 世間は、それをわかろうとはしません。 わたしたちは、その面で 孤独です。 (もちろん、わかりあえる仲間はいますけれど) 話を戻して。 ユーチューブで見るアルバムの中の彼は、あどけない子どもからたくましく輝くような青年に成長していって・・・・ そんな彼をまぶしく見つめていたであろうご両親のご心中を思います。 「山根敦の写真帳」 バックで流れる「思い出づくり」は、あっちゃんの作った曲だそうです。 あっちゃんは、この世で、どんな思い出を作ったんだろうか。 そして、照太は・・・・? あっちゃん。照太。 おかあさんたちは、知りたかったよ。 生きた年月分のあなたたちの心にあった思いを。 そして、 あれから先、できていたであろう思い出も。 この先、作っていけたはずのいくつかの記念日も。 知りたかったよ。 ママリンへ。 苦しいけれど。 わたしたちの中には、あの子たちが生きている。 あの子たちをこの身体と心に抱いている。 あの子たちを抱いた自分を粗末にしてはダメ。 だから、自分をもっともっと愛していこうね。 難しいことだけれど・・・・きっと、できる。 わたしたちなら、大丈夫! わたしは、素直でかわいいママリンのことを愛しています。大好き! meronさん、hanaちゃん、そうくんママ、りとたんママ、たかゆきくんママ、たあさん、りゅうくんママ、かずくんママ、こうきくんママ・・・・ たくさんの・・・さみしいママたち。 一緒に、行きましょうね。 踏ん張って。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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