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昨日、用事があって名古屋にでかけた。
いい天気だった。 空は薄い青色で 雲もなく 陽射しは夏に比べて随分と 柔らかくなっていた。 空気も ひんやりとして軽い。 気持ちのいい季節。 今年はとっても短いらしいが 大好きな 秋だ。 運転しながら 「気持ちいいね。やっと、秋だね。」 と思わずつぶやいた。 自分でも気がつかずに声にしていて、それに気がついたら 涙があふれてきた。 つぶやきは、照太に向けてのものだったから。 照太と会えなくなって 5年。 今でも 無意識に話しかけてしまう。 「風が 葉っぱを揺らしてるね。」 「夕焼けが きれいだよ。」 「今日、子猫が庭にいたんだよ。」 ・・・・・・返事は、ない。 照太から返事をもらえなくなって 5年。 イベント症候群もあるけれど。 同じ歳くらいの子を見ると 胸がきゅっとするけれど。 でも、本当は。 一番 切ないのは こんな何でもない時。 わたしのつぶやきが 独り言で終わってしまう時。 照太のいた場所に 照太がいないのを確認してしまう時。 消え行く虹を 一緒に見つめたり にっこり ほほえみあったり ゲームをクリアして お互いに ガッツポーズをしたり 欲しいのは 今、一番 欲しいのは、そんな なんでもない日常なんだ。 日本に生きてる わたしと同じ年頃の大多数の人たちが持ってる どうでもいいようなささいなことに満ち溢れた日常なんだよ。 なんでもない日常にどうしようもなく焦がれる。 照太! 秋だよ。 空が高いよ。 返事、してよ。 一緒に 見上げてよ。 もう5年も我慢してるんだから、いいかげんに戻ってこ~~~~い!!!! しょうた しょうた しょうた しょうた しょうた しょうた しょうた しょうた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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