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カテゴリ:著作権
本日御紹介するのは、
中山信弘「マルチメディアと著作権」岩波新書 です。 ここの所私の中で続いている「著作権」シリーズの一貫です。 書名から分かる通り、結構前の本です。 「書名から分かる通り」の意味分かりました? 私はつい最近知ったんですが、「マルチメディア」ってもうほとんど死語らしいですね。 コンピュータ関係の人はもうこの言葉は使わないらしい。。。 というわけで、読んでみてさすがにちょっと古い本だなってのは感じました。 とにかく「マルチメディア」とは何かという説明にかなりのページが割かれているのだけど、この辺の説明が「古い」 なので、ちょっともったいない感じでした。 ただ、これからの著作権をどう考えていくか、という基本的な道筋は適確なので、その点では勉強になります。 「マルチメディア」という言葉を使うかどうかは別にして、社会の変化の方向、それに伴う問題の分析、解決への道筋、そういう思考の枠組みは今でも十分通用するのではないでしょうか。 ところで、只今文化庁が「著作権等管理事業法」についての意見を募集しています。 意見がある人は送ってみてください。 http://www.bunka.go.jp/1tyosaku/kanrijigyou_ikenboshu.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.25 14:28:30
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