2004/11/10(水)11:51
死の壁(1)バカの壁の向こうにはロマンがある。
死の壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )
『バカの壁』を読んだついでに今は『死の壁』を読んでます。
今日はこの『死の壁』の序章からいくつか引用します。
「身体を動かすことで必ずその人は変わってきます。不況だ何だと言っていますが、それは考えが煮詰まっているからだという面が少なからずあります。身体を動かすことで、確実に脳にも影響があります。そして考え方が変わってくるはずです。」
「人生の問題に正解はない」
「その答えを求める行為それ自体に意味がある」
「何がわかるかわかっていたら、調べても仕方がない」
「わからないから面白い」
「バカの壁の向こうにはロマンがある」
「何かの拍子、たとえば経験や学問などによって壁が壊れることもあります。そのときに、向こう側にこれまで見たことがないような新しい世界が広がっている」
「それはロマン」
「実際には何でも『調べればわかる』『見ればわかる』というようなことはありません。もちろん話せば何でもわかりあえるということもありません。」
「人生の最終回答は『死ぬこと』」
「人間の致死率は100パーセント」
「人間が死ぬということは自然の摂理」