2004/11/14(日)16:33
死の壁(2) 本当の自分?なにそれ!
死の壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )
「本当の自分はこんなんじゃない」「こんなの自分じゃない」「もっと本当の自分を生かせる仕事がしたい」
こういうことを言う人が僕は大嫌いなんですね。
こういう言葉を聞いてるととてもイライラする。
で、養老先生、言い切ってくれました。
「今、そこにいるお前はお前だろう、それ以外のお前なんてどこにいるんだ」
「『本当の自分』を見つけるのは実に簡単です。今そこにいるのです」
もう、本当にその通りだと思います。
でね、よく周りに気ばかり使っていて本当の自分を隠して、「良い子」「良い人」を演じてる、って言う人もいるじゃないですか。
それも僕は別に「本当の自分」を隠してるとは思わないです。
この場合、周りの人に嫌われたくない、気に入られたいっていうのが「本当の自分」じゃないのかな?
それに疲れた自分も「本当の自分」
つまり、僕が何を言いたいかというと、「本当の自分」がどうとかそんなくだらないこと考えてる暇あったら、毎日を淡々と一生懸命生きましょう、ってことです。