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カテゴリ:政治・社会
結局のところ、社会起業家というのは「自分の会社を持ち、できるだけ早く成長させて売却し、ゴルフコースに引退する」ような「アメリカン・ドリーム」と一線を画し、「短期的な利益」よりも「長期的な恩恵」を重視する起業家のことらしいけど、だとすれば、特に「社会起業家」という新しい言葉を使わなくても、日本の会社は本来そういうものだったんじゃないかなぁ。 いや、「日本の会社」に限らず、本来の「ビジネス」ってそういうもので、「株主に対する責任を最優先課題とし、利益を上げ配当」することだけを使命とするような「稼いだ金額でしか人を評価しないウォール・ストリート流の価値観」が異常なんだと思う。 その意味では、この本で取り上げられている「社会責任投資」「株主行動」って、同じような価値観のままで、環境とかいい社会を作るとか「正しさ」を前面に出していて、なんかすごい違和感というか、胡散臭さ・息苦しさを感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.29 18:20:25
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