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しょうちゃん堂読書日記

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思想・哲学

2013.09.20
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カテゴリ:思想・哲学
現代の日本でも、なんとなく「読書はいいこと」とされているけれど、『読書は自分で考えることの代わりにしかならない』ので、読書は『自分の思索がこんこんと湧き出てこない場合のみ行うべき』で、多読は『自分の頭で考える』時間を奪うとする考え方には、全く同意。

また、『人生を読書についやし、本から知識をくみとった人は、たくさんの旅行案内書をながめて、その土地に詳しくなった人のようなもの』というのも、その通りで、子供の頃から本好きだった自分の欠点だと思う。







Last updated  2013.09.20 13:08:08
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2007.09.25
カテゴリ:思想・哲学


実は飛行機がなぜ飛ぶのか、その根本原理ははっきり分ってないというところから始まり、そもそも全ては「仮説」であり、今は「正しい」とされている「仮説」がいつ覆されるかもしれず、また今は「常識外れ」とされている「仮説」がいつ「正しい」ということになるかも分らない、というお話になります。そして「仮説」はいつまでも「仮説」であり、絶対的な「真理」に到達することはない、ということですね。

大学時代に読んだ本にあった「地動説と天動説、どちらが正しいということはなくて、どちらも正しい。ただ、天動説で全ての天体の動きを説明しようとすると、すごく複雑になるのに対し、地動説で説明するとシンプルに説明できるから、その意味で地動説が正しい」という話を思い出した。

そういえば、その人は「全ては相対的で絶対的真理なんてないということだけが絶対的に正しい」という言い方をしていたけど、この本のタイトルが『99・9%は…』になってるのもそういう意味ですかね。。。






Last updated  2007.09.25 21:48:10
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2004.12.15
カテゴリ:思想・哲学
大学時代にかなりはまった岸田秀氏の最新作。

「日本がアメリカを赦す日」(著者:岸田秀|出版社:文藝春秋)

岸田氏の著作といえば「ものぐさ精神分析」シリーズが最も有名だろう。
言葉としては「唯幻論」「人間は本能の壊れた動物である」

この最新作でもそうだが、「全ては幻」「人間の本能は壊れている」これらいくつかの基本命題をもとに、人間から国家、社会、民族あらゆる問題を鋭く斬っていく。

いろいろ影響を受けているのだけど、今でも僕自身よく使う例がある。
地動説と天動説どちらが正しいのか。
そもそも宇宙という果ても分からない空間に浮かんでいる地球と太陽、どっちが動いているかなんて分からない。
地球は動かず、太陽が動いているとしても何の不都合も無い。
実際「地球は動いていない」という前提で、他の天体の動きを説明することも可能だそうだ。
但し、この場合は動きを説明する数式は極めて複雑なものになってしまうらしい。

これに対して、「地球は太陽の周りを回っている」と考えると、かなりシンプルな数式で様々な天体の動きを説明できるらしい。

つまり、地動説も天動説もどちらも間違ってはいないが、地動説の方がより簡単に、より広い対象を説明できるから、地動説は「正しい」ということになる。

「絶対の真理」なんて存在せず、よりシンプルな原理で、より広い対象を説明できる原理が「現時点での真理」というわけだ。

未だに、僕の基本的な考え方はこの人の影響を強く受けている気がする。






Last updated  2004.12.16 21:43:45
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2004.12.14
カテゴリ:思想・哲学
「逃走論 スキゾ・キッズの冒険」ちくま文庫(著者: 浅田彰|出版社:筑摩書房)
「チベットのモーツァルト」講談社学術文庫(著者: 中沢新一|出版社:講談社)

高三くらいから浪人、大学1年くらいのときに流行った「ニューアカ」の二人です。
流行り物が気になりつつも、常に天邪鬼な私はブームも去ってから5・6年して読んだのでした。

中沢さんは、新右翼の鈴木邦男さんの一水会の勉強会になぜか講師としていらっしゃったときにお顔を拝見しました。
「なぜか」と言えば、我が母校中央大学が総合政策学部を新設したとき、中沢氏を教授として招聘していたのも不思議でした。

最近はあまり興味がなくて全然知らなかったんですけど、さっき調べたら、二人とも結構最近もいろいろ本を書いてるんですね。
昔を思い出しつつ、また何か読んでみようかな。






Last updated  2004.12.14 17:31:13
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2004.12.13
カテゴリ:思想・哲学
「現代思想パンク仕様」(著者: 石川忠司|出版社:中央公論新社)

この本の内容自体はあまり覚えてません。
ただ、「パンク」と「思想」の繋がりだけに惹かれて買ったのを覚えています。
というのも僕が「政治学」とか「哲学」「思想」に興味を持ち始めたのも中学時代の「パンク」音楽との出会いだったからです。

そのあと、大学院行って、いろいろな仕事をして、今行政書士をやっていて、37歳になってしまいましたが、基本的な思考様式は中学時代から何も成長してないような気がします。
知識だけは多少なりとも増えているとはおもうんですけどね。






Last updated  2004.12.14 17:03:20
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2004.12.12
カテゴリ:思想・哲学
「越境する知(1)身体:よみがえる」(著者: 栗原彬|出版社:東京大学出版会)
「越境する知(2)語り:つむぎだす」(著者: 栗原彬|出版社:東京大学出版会)
「越境する知(3)言説:切り裂く」(著者: 栗原彬|出版社:東京大学出版会)
「越境する知(4)装置:壊し築く」(著者: 栗原彬|出版社:東京大学出版会)
「越境する知(5)文化の市場:交通する」(著者: 栗原彬|出版社:東京大学出版会)
「越境する知(6)知の植民地:越境する」(著者: 栗原彬|出版社:東京大学出版会)

栗原先生は大学院時代の指導教授です。
もっとも、先生の方は全くそうは思っていらっしゃらないかもしれませんが。。。
なにしろ修士課程に3年在籍してましたが、学校行ったのは間の1年間だけで、最初と最後の1年間は、全く行ってませんから。。。
先生とお話したのも、ほんの数回だけで。。。
最後は授業料未納で除籍でした。

大学時代に勉強会でお話を聞いて、この先生の下で学びたいと思って、何回も手紙を書いて進学したんですが。。。
結局、ご迷惑をおかけしただけでした。

この時代、「国益」という言葉にかなり反発をおぼえていたのを思い出します。
「国益」って誰の利益なんだって思ってました。
今もニュース番組で「国益」を使う評論家を見ると、同じようなことを感じています。






Last updated  2004.12.14 15:59:09
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2004.12.11
カテゴリ:思想・哲学
「ロシア体制変革と護持の思想史」中央大学学術図書(著者: 池庄司敬信|出版社:中央大学出版部)

大学5年生のときのゼミの先生です。
留年して行くゼミもなかったのを拾ってくれたのが池庄司先生でした。
卒業時のゼミ論文は「ロシアナロードニキとマルクスの交流史」でした。

思えばあの頃はちょうどバブルが終わりかけた頃だったので、あの時きちんと4年で大学卒業して、就職してれば、今頃行政書士で独立開業なんてしていなかったでしょう。

あの時代が自分にとってのターニングポイントになっていたんだとしみじみ思います。

とはいえ、別に後悔してるわけではありません。
おかげで、池庄司先生という素晴らしい師とも出会えたわけですし。。。
こうして今独立自営の道を歩んでいるのも、あの時の選択があった「おかげ」だ、とも言えるわけですから。

最後に、ちょうどソ連崩壊で、池庄司先生が本来の専門であるロシア思想史でゼミを開講された年に、そのゼミに参加させて頂けたことを今でも大変光栄に思っています。






Last updated  2004.12.14 14:39:26
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2004.11.14
カテゴリ:思想・哲学
死の壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )死の壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )

「死の壁」について書くのは一応今日で最後にします。
最後のテーマは「エリートの覚悟」についてです。

まず引用です。
「エリートというのは、否が応でも常に加害しうる立場にいる」

「日露戦争の二百三高地での戦いで彼(乃木希典陸軍大将)はたくさんの若い兵隊たちを死なせてしまった。・・・だから最後は自分も腹を切った。兵隊を死に追いやった重さを乃木大将は背負わなくてはいけなかったからです。エリート、人の上に立つ立場の人というのは、本来こういう覚悟がなくてはいけない。常に民衆を犠牲にしうる立場にいるのだ、という覚悟です。」

「首相はふだんいいところに住んでいいお金を貰うかもしれないが、最終的には『人殺し』と遺族に言われるかもしれない立場だということです。直接自分が手を下さなくても、人を危険なところに行かせるというのはそれと同じことなのです。・・・誰かがそういう重さを背負わなくてはならない・・・そういう気持ちを背負う立場なのが、かつてのエリートだった」

「エリートというのがいいお金を貰ったり、普段の地位が高いというのも、その責任を背負うという前提があってこそなのです」

小泉首相にその「覚悟」はあるのだろうか。






Last updated  2004.11.14 18:28:21
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2004.11.13
カテゴリ:思想・哲学
死の壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )死の壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )

以前、死刑執行人についての本を読んだことがあります。
仕事とはいえ、自分が「人を殺した」ことに耐え切れなくなって、精神的におかしくなる人もいるそうです。
「死刑賛成」という人はそういうことも考えて言っているのでしょうか。
「死刑賛成」という人は、「じゃ、貴方がこのスイッチを押してください」と言われて、そのスイッチを押す勇気があるのでしょうか。
それを仕事として繰り返すことに、自分は精神的に耐えることができるという自信があるでしょうか。

被害者の家族に恨みを晴らさせれば良い、という人もいるかもしれません。
加害者を自分の手で殺してやりたい、と思っている被害者とその家族もいるかもしれません。
でも、本当にそれで、その人の気持ちが晴れて、その人は幸せになれるのでしょうか?
自分の家族を殺された悲しみに、自分が人を殺してしまったという心の傷を増やすだけではないでしょうか。

本当はどうなのか、僕にはまだ分かりません。
でも、そういうこともよく考えてから「死刑賛成」とか言うべきだと僕は思います。

この本では、「安楽死」を認めた場合のそれを行う医者の心の問題について書かれています。
そしてそれを望んだ家族が本当に「安楽死」で満足できるのか。
その後、自分を責めることはないのか。
という視点からも考えています。

「自殺」についても、同じように誰かに自殺され、残された人の気持ちから考えることの必要性が書かれています。

どれもこれも重くて、簡単に応えが出せる問題じゃないと思います。
だから、軽軽しく結論のようなことを言うのは控えたいと思います。
これから、じっくり考えてみたいと思います。






Last updated  2004.11.14 17:26:23
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2004.11.12
カテゴリ:思想・哲学
死の壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )死の壁 ( 著者: 養老孟司 | 出版社: 新潮社 )

「個性が大切」「個性を大事にしなければならない」「個性的なのは良いこと」
こういうことを言う人も僕は嫌いだったりします。

で、これについては前作の『バカの壁』で養老先生が次のようなことを書いています。

「本当に存分に『個性』を発揮している人が出てきたら、そんな人は精神病院に入れられてしまうこと必至」

「混んだ銭湯でオリジナリティを発揮されたら困るだけ」

「『個性』なんていうのは初めから与えられているものであって、それ以上のものでもなければ、それ以下のものでもない」

「若い人への教育現場において、おまえの個性を伸ばせなんて馬鹿なことは言わない方がいい。それよりも親の気持ちが分かるか、友達の気持ちが分かるか、ホームレスの気持ちが分かるかというほうに話を持っていくほうが、余程まともな教育

特に最後の引用の太字の部分は本当にその通りだと思います。

大体「個性的」なんて誉める部分が全く無いのに、無理やり誉めなきゃいけないときぐらいしか使い道の無い言葉でしょう。






Last updated  2004.11.14 16:53:18
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