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灯台

想像の森 4

       6-6 主題を直視せよ


 部屋の中に鎮静剤があって

 風の予感とも言える。花瓶はイソギンチャクに似て

 木の上で鳥ははばたきの真似をしていた
  、、、、、、、、、
  わらはを狂者と言い、おそろしくなまなましい味がしたんだ

  おそろしくなまなましい味がしたんだ

  蛍光灯の川が、夜明けの葦原を想起させ、

  空を覆った青い瑪瑙が、ピンク、真紅、黄、だいだい色

  羊水にためらいがちな雨、逆巻く海、松林、トネリコの若木

  すべてが同時に起こるなら、
             めあわ
   ――不眠症よ、王に配偶せよう。

 再生の、また差異性の、毎晩死に苛まれる不眠症、不条理な秩序・・

 コイン・ロッカーの夜、間違いは絶妙に、

 こおろぎの鳴き声を感じる、マテリアルの一部

 銀粉まみれのてのひらに地獄からの電話・・でも電話の相手はおらず

 埃となる集合住宅、地球は虚無、暗い部屋の

   そして阿呆の眼の  時間の終わり降り注ぐ・・

   硝子は外気に触れて、冷たく曇ったりした

   ・・「満月は機能だった」

   ・・「違う、満月は昨日だった」

 未来の圧迫の知らない言語で、帰納する

 意味を持たない表現の深み、

   その音は独特の、洞窟の壁面

   その音は独特の、動物の魂

   その音は独特の、鐘の音

   その音は独特の、複雑な議論

   その音は独特の、肺炎を尋ねる

  
  ――こんなにもすさまじいのか・・
 
   ああわかるかい、塵なのさ。

   ああわかるかい、植物の繊維なのさ。

   ああわかるかい、ふけや、すすなのさ。

   ああわかるかい、あなたは蝶を住まわせている・・


  勤労を圧倒する  メトロノオムは  病気で寝込んで死んでいる

  マイクを握ると、レディースエンジェントルメン!

  震えながら  泣いている  ピンポン玉は

  うすれた視野に遠ざかる   やはり激しく鳴いている

    ポポポポポン ポポポ ぽぽ・・

    君は一つの出現であり、一夜の船尾の航跡だろう。
        そびら
    そして背の観客は皆、聖化さるべきだろう・・
   

 十五分遅れて一枚のコインが着地する

 (たとえば城壁の上、)

   ――もうハエを二匹も捕まえていた!

   「意味なんだ!」

     「いつもそれに気を留めることはないんだ!」

 その音を聞いて、裏か表かと、はみでるたくさんのかたむき
 
 ヒメハヤとブルーギルを放つ、それは探査艇だ・・

 無関心な片側は はんぶん眠りこけた地図と知りながら、

 不思議なハンバーガーをちぎってぶっ飛んで行く 

 過去完了と言われないもの

   ・・つきはなす、すると、うぶごえをあげる

   歴史テストが得意だった。深瀬よ、

    ・・・「おまえはどこから出てくるのか」

   でもパイロットの目薬は強く利きすぎている

 再生の、また差異性の、「こっちへ来なさい、」

 なんと不可解な・・あそこに。引っ張り出す。

  あそこ ここに。冷蔵庫がある。

  あそこ あそこ。住所また居所を確認できるもの。

  あそこ あそこ ここだ。

 
 「ホースの接続部分に折り目が入り、」

 と あなたがぶつけようとしたことばに

 脱線した・・置き石が見つかった

   理想的な炎症、理想的な化膿が起こった

   ラブホテルでエイズになった、チェッ・・

   パトカーが大名行列のお通ォーリい! チェッ・・

    チェキダウの後はいつもチェクアウ――

 、、、、、、、、、
 それを引っ張りだす

 十七歳の少年、兄ミハイル宛の手紙で、

 「僕には新しい計画があります。発狂する事。」

   田村隆一は『遠い国』という詩で

 ぼくの苦しみは

 単純なものだ

   遠い国からきた動物を飼うように

   べつに工夫がいるわけじゃない

 瞬間はんだごての焼け焦げるジュワとウルトラマンの顔

 瞳 比喩をにぎりつぶせよ・・

 韻律体温の震度が鍵盤にふれる

 剥ぐとも果てしない仮面、音楽を聴くように頁を捲ると

 臭い臭いやめればいいのにまだ続けるジュワとJAL

  ――そのスチュワーデスは多少フランス語が話せる。

   ラヴェンダー色のにおいがする崩れた顔の改札。

    ・・・だから君を正気に返せるというのは嘘だ。

   あなたの両親はあなたがスチュワーデスになることに

    同意してくれていますか。

    ・・・だからパラシュート氏の夕暮れはコンクリの壁である。
 
 
  旅客機械の残骸から救出された。夏の血・・

   陶然たる 花酔い

   血を流します・・息を忘れます

   ころされます 、ころし ま す

   蚊のように 咬みます・・

   頭の上にプールの下から見た

    強引な青の色の感覚があります・・

    (王子が王位を継承した。)


 *


 女王陛下万歳!

 女王陛下万歳!

 (何回も映画から耳に入ってきた言葉だが、

 それはたった一回だけしかあらわれない。)

 またあたらしく生まれるために、少なくとも、

 存在するために、何度も手触りを確かめながら、

 王は死に、王女は足首を掴まれながら、眼を開ける。

 ベッドでしか、浮かぶことのできない魚のように

 弩のように、いいや、ギロチン台のなまなましく濡れた血の玉のように、

 ――「亡霊よ、何故!」

 テレビから流れてくる、人は、眼の一つ一つを摘まれ、

 名づけられぬと知りながら、切り離された大きな家を見た

 定められた通りの手順で、何処へ行くのか

 それはきっと見えない明日へ、たぶんあなたと楽しむために

 何処へ行くのか、あなたの名前を探すために

 時計が正しく刻む、ドアが静かに開く、しかしあなたは攫われる、

 亡霊はあなたの悲劇・・

 つまり王とは・・嘔吐――

 あなたは座っている、あなたの器の中に

 不幸な顛末が心深くその明晰さを浮かべている・・

 ABCDE

 死んだ王子の魂にも沁みる、

 さようなら、さよなら――


 
        6-7 防音装置


  心身をやわらげて、いずれはひざまずきもするとき色のユウユツ

  かくもさみしき赤とんぼの実もおちるらし。

  かくて日向にしをれゆくをみた目撃者殿は、

  はつとおそれてわななきぬひわ色の試金石にすりよりぬ

  鳳仙花いろの蛇殿がむしゃむしゃたべる

  吉凶禍福をうらなえる運命のいでんしに抱かれてをれば

  へびはあたらしい法則・秩序をあきらかにせん
                キングダムどの
  こいてうつろな霧にぬれし王国殿曰く

  四方繞海名之如情感! ひとつの噴火に恋の比喩がもちあがり

  ソドムとゴモラのうえにいのちをもとめてうつろなおもいをそそぎぬ


 *


    ・・・そそぎぬ うすぎぬ

      ・・・・ぬれぎぬ あおぎぬ

                   (特定の雑音,音楽的不協和音)
 
 *


  そそぎね うすぎね。

     ぬれぎね あおぎね


            (説明的なカタログさながらのデジタルテープ)

 *


  そそぎの うすぎの。

    ぬれぎの あおぎの


            (耳の中の音,壜の中の音)

 *


  生誕と死のまだらなメヴィアスをほろぼしたまいぬ

  生誕と死のまだらなメヴィアスをほろぼしたまいぬ

  生誕と死のまだらなメヴィアスをほろぼしたまいぬ



        6-8 掴むのではなく、遠ざかりつつある、かがり火のように


            硝子製品みたいな花時計を見ながら

           ざわざわ。ざわざわざわざわ。。

      音が耳に突き当たる[パラパラ当たる雨の音]

             ・・「ぶきみに瞬くものだなあ」

         音を大きくすると、

        妙なピカソになって、変にダリになって


          「にぎりやかに いそがすい むさしとり」

           にぎりやか!にぎりやか!

            おさない自分が折り畳めていたものは、

        それはそれという風にみなほとんどのところ、色彩が剥げ

        あなぐらの中のモグラでなければボルドーワインのゴヤ

             ・・心も身体もきれいに投げ出され、

          しじま、しまうま、だまくらかし

          たぎる目、ちぎり目、ジンバブエ

          階段 階段 ふへえ なつげえ 階段

        子供 子供 子供 燃え

             「野原です」――finish

          心の扉を音もなくたたく。音は、光のように

          どこまでも伸びる、根を張りながら悪いものを濾過する

           だまらないで、だまらないで、だまらないで

           ・・・こころの目を おおきく ひらかずに。

 
         
          6-9 ベッドルームの夢



ふしぎと いつになく ロマンチックな気分になった

 切り抜き 月のプロポーションが美しい夜

  バックミラー 不思議に転がって壊れた椅子を映す

 、、、、、、、、、
 目の中の瞳のように まぶしい明かりが灯り


 ランプは水と鏡につながって、招待状案内状

 シートルベルトが外れる 狭く冷たいあの穴から

  スクリーンのタイトルに見えてくる 揺れる前触れに 


      ・・・・・・ゆらゆら揺れる、みんな遠い思い出の中

    ・・・・・・・・・ただ 音だけが響く


 「――望みは?」

  一瞬 静寂がおとずれた

よろよろ足を踏み出した

  (みんな 踊っているとおもっている)

眼がかすんできている

  (みんな 笑っているとおもっている)


    ささやきが

     庭の花になっている

        いき
ひどい風だ 呼吸なんかすぐに糞詰まりになっちまう

太古の相は 上澄みだけをすくう

芳香と光とそよ風、目の前がFlash

田畑を刈り 川を埋め

  (砂浜に置き去りにされたビルディング)

海をよごし 住宅たて

  (はてしなくひろがっていく工場地帯)


        ああ・・・・・・時間の線に沿って・・ひとつの孤独が見つかる・・・

       頭の中には形あるものが・・・・・・赤くドロドロとし・・



 ばらばらにした足音のような・・ああ 柔らかい音で・・・・


        ドロドロするものは・・・くしゃくしゃ で・・・・・・

       どうして立ち止まれよう・・いまでもひらくことのできる 花に・・・


  としつき
この星霜 ひきさかれた地球の腹みえるようだ

青春の かずかずの夢

金は暇がなく 歳に自由はない
          ぐろゆうや
やってきましたドス黒夕焼

  (躓いたら転んでいたのである

    頭から布団をかぶって背中まるめていたのである)
          ぐろゆうや
やってきましたドス黒夕焼

  (膝がしらがガクガクしていたのです
    、、、
    むかしのその奥に床や畳や座布団があったのです)


 ――昼なのか 夜なのか

    ――鐘の音を聞く 雨の音を聞く

       ――笛は音が好い 


    《言葉にしなければ

       「声に出さなければ」・・


 こんな時間をはるかにみおろしていた神の視点よ

親のそのまた親 生のまたその生 

しろと黒と赤のトランプ

  (ああ 指さきにぬるぬると触れてくるものがある)

そしてうつくしい眼が恋をする

  (この腐敗土壌にも ああ このケーオスの噴水にも)


 言わなくてはならないことがある

  語る・・語ってごらん 歴史の一員であることを

   
    言わなくてはならないことがある


草原のうえで地球温暖化 酸性雨 それらを無心にかく

髪の毛をベエートのようにゆらゆらなびかせ

運命はすなわち勇壮な者に応えている

  (われは海路、われは環状線、われは高速道路)

その勇壮な者にだけ巨大な壁をあたえる

  (われは線路、われは環状線、われは―――)


     矢も楯もたまらなくなる 車輪に絡まる暁方の草や土のよう

   黒いに違いない・・飲むことのできる そういう想いは



    土の中の不安を、死と呼ぶ

      飛ぶことのできないものを、死と呼ぶ

、、、、、、、、
ほんとうはみんな 奇妙な昆虫のシュルレ おおシュルレ
        マスト
卵の車輪 小匣の檣 鎖のシュルレ

なんだってコンビネイシヨン・プレイ

たくさんの力と たくさんの暮らし

  (LRするのも 光るのも翳るのも 朝も夜も同じプレイメイト)

しまいにゃレモネイド・シュルレ おお 月

  (ここから何処へゆくかを決めるのがロマン―――)


    戯れの後の苦い目覚め・・肉体は何処へ行く

     つながりは、虫籠ほど狭いはないぞ・・・



    ながれろながれろ うずまけ

    ながれろながれろ うずまけ


 
  ――空白を、想っている

  ――ああ、でも


    足が冷えてただもう痺れている

    ちりぢりになる、ぺらぺらになる、ぷわぷわになる


  ――ああ、でも 


    咽喉が鳴る、がたごと、とありえない音で鳴る

    巻き舌でばたばた、となる。同じような動作になる


      でも それはすべて夢になる


 
           6-10 飾り文字

                                       エスパニヨル
 aitu(彼奴・此奴)ら低圧水銀蒸気中のアーク放電による253.7nm線西班牙、CASTAG
   ダンサ            (はきまってゾウのフリをしているトトロだ。)  
NETTE踊子。陛下ピスタチお脳髄の襞死RUSH・・黄金虫[=ogontiu]が一匹肉感の強い鼻
                ゆるや  おわい                       ●●●●●
の高い避虫用⇔補虫器用「駘蕩かに汚穢ごクサイ式」の砲撃的露呈。【English】単数複数関

係なく主格 who / 所有格 whose / 目的格 whom (who) の格変化・・頓着する一部始終に於て
ムッスュー           マドムワゼル『それはいわゆるタヌキのフリをしているアライグマくらいかわいい。』
Monsieur(男性)()「無垢な燠火//罪人微嘆息」Mademoiselle(未婚女性)()・・・・・・
、、、、、、、、、 コリウム[化学記号を誘因] twilight      
例外なく過剰な繁茂、黄粱夢邯鄲の秋の午後の再来。異様な懶うさ拙さ等、器官的冒涜の溯流
               thoroughbred
、然り、否・・薬品試作品欠陥品。サラブレッド(名詞)純血種・・陛下「・・発育異常。」天秤
 さら                     、、、、 、、、、、、、、、、
の盤に生温く呪が其時に破れ、その匂い、風にゆれる暗いみどり、savannahのひびき! 陛下
  ヴァス イスト ダス
・・「これは何ですか?」――幻燈・万華鏡まるで爪の痕のような月のcraterの紐解かれる舞
                      heroine:桐壺
い落ちる呼吸音。密閉都会風の膠着。「前の世にも御契りや深かりけむ、世になく清らなる
                      しみん              う        えすけいぷ    kobito
玉の男御子さへ生まれたまひぬ。」嗜眠まるで昏睡へとゆく惚っとりとしたescape・・侏儒[対象
     まるで瓦斯灯や蛍光灯!ギャス・ケイコウ
変化]目ざめたる夢幻に陥つて行く。螺旋上の管巻き。Colorfulな延長線的手続。うらうら
                          ほんとう いしょう ●●●
(ura/浦!)と靡いた靄に、洞窟から流れ出る真実の衣裳(space)此近傍ラトソル(ラテライト)
               (かすかに白く浮かべば)
身を凭せかえり、heika――あぁこんなにも取り留めもないシミのように、幼な児の訪れ給ふ
ゼンチナイグ                                          はりき
禅智内供の腸詰の鼻まるで鉤型に、肋骨の認識、アダムとイヴ⇒磔刑へのthrowing/連続モオ
                              おろち komori   yuumoukakann   
シヨン、輪郭の嘆きを中和する山刀を手にもち、虎や大蛇や蝙蝠に遭遇するも勇猛果敢に挑み
クチャムチャ      くさめ                   (合歓木の空に土煙りの色と、渦巻く不本意な会話)
無茶苦茶の人達の嚔まるでさぶいぼをobeliskー尖塔のようにぶったてている! 注射針の折
れ      danpenn
レた硝子の断片陽炎の先鋭。低木・つる植物の豊富な、敷き詰めまるでこまかい薄紗織り。
       チェーンソー - 刈払機 - 斧 - 鉈 - 鋸           ひだ かるたと
陛下//heika 妨げる色彩の碧の面貌。余は汝のスカートの襞を歌留多取りに捲れる。雀蜂を
    (右からも左からも、眩く暑い日の光を照りかえし)
(yori)巨大兇暴化させたアシナガバチ。燃えいるが如き蔓草の異常発育興奮気味な植生に
                 (1907年 キュビスムやシュルレアリスムの幻想的な世界)
からまる熱帯樹のせまい獣道の蛇使いの女//ta-nya呼応する雨のようにわく! うじやうじや
        (ライオンも、熊も、アクバテイツクサアカス)
わいてくる。くぐりぬけても、くぐりぬけても、わいてくるわいてくる、それはなんという(iuーイウ)
          (たてからみてみたまえ『い』や『ひ』という文字はまこと蛇かと、飛びあがるみなぎりよ!)
かずのおびただしさ。暗緑色にいっぴきいる! またいっぴきいる! ひとむれでもいる! 陛下
 (倏忽としたはやさの呼気吸気まるで休憩所に点滴があるドリンク剤がある精力増進剤がもりもりある!)
//まるであれは青くさいバナナまるであぶら椰子まるで大きな間違いはゆめにうなされ
                               もうもう たちのぼ さじん せんさく
たあとのようないちじるしい、わけのわからなさ! 濛々と立騰る砂塵。穿鑿するな嘲弄。(dakara)
(まるでさらにすくわれない藁葺きの家まるで半魚人のような可憐な雰囲気の衝撃)
だからぶっ倒れろまるで赤甍をめぐる石で築いた濠のめぐりにつつまれたLIFEまるで
                (御受難の御有様、基督・・ユダとの禁じられた遊戯)
インパクトのある『い』と『ひ』は乞食のように、窮屈にうごかない姿勢のきびしさで、全
 「垢でなければ蚤だろう。」と陛下は言った。
だらけ毛だらけまるで大の字に死んだように眠っているのが見える。ことごとのゆきち

がいは、まるでめくらな飾り文字! それでなくても飾り文字! 不安鬱勃とした、ことに

もまるで飾り文字! かててくわえて飾り文字! きらり身をひるがえして、しろい雲のわ

れめにとけこんでいく、飾り文字。


 



 風は冷たく既に冬の気配を漂わせている。空間は無限で時は永久・・

 淡い黄の色はほのかにかすんで行く夕暮の中に、濃い紫色が寄り添う。

 源流を遠く離れた僕に、祈る暖かさ・・

 長い待ち時間のあと、穏やかな波が、岩にぱらぱらと細かい粒となって柔らかく降りかか

る。鱗のようにきらりと輝いたかと思うと、かんざしや、ポマードの印象で次の瞬間、氷っ

ていた。べとつく。浮き沈みする大海の中の水のしずくのように、凍える雨の中の僕がいた

。誰かのことを愛しく思ったりしながら、暗くなってゆく僕は、たくさんの誰かからの自分

の印象を受け止め続けてきたのだろう。受難に曙が近付く。そして僕は・・涙よりも、そうさ

、・・・涙よりも、もっと輝く分泌物の中に浮かんでいたいと思った。

 目を閉じると人生のさまざまな場面がよぎる。自分の宝石、――聞き返す、笑顔にはいそ

がしすぎる人に一切れのパンを。さもなければ、あたたかいミルクを。

 プロシァンブルーの空に、浮き上がっている、暗澹たる魔都。ボートが陸につき、いま何

かを成し遂げようと、本に飢えている僕のつぶらな瞳を、ああ僕は僕のことを、キラキラと

輝かせてやりたい。 たとえそれが戦場でも・・

 「さよならの贈り物をしよう」

 ――ずぶ濡れのうすい絹を、この舳先から拾おう――

 幸福な人生への旅、赤ん坊を胸にしっかりと抱きながら、詩への抑えがたい情熱を口にし

た。笑う人もいたけど、理解していた、風が伸びる叢を揺らすようなもの、風鈴が、夏の天

使を連れてくる。スーツケースみたいに堅くなったぼくのからだに、いっぱい詰め込んでい

た僕の詩の束。世界中への愛を綴り、困難と闘い、挫けそうになりながら、強く生きようと

絶えず誓った、もっとも弱く、もっとも強かった詩人の横顔。熱に燃えることで、犠牲を孕

んだ。苦しみは、辛い葛藤となって、頭痛と、罪を教えた。みな、見知らぬ国の人のように

、冷たくあたった。理想のない国の詩は、涙がみんな凍っちゃう・・

 寒くてガタガタ震えている詩人に、休める時はあるかい?

 ――奪い合いに、もたれ合い。人間同士の高い結びつきがない、・・ねえ、風がいまも舞い

込む。月光の洪水。たくさんの神話。その一週間、その一か月はたぶんピラミッドの建設だ

った。でも扉はすべて閉ざされている。この国の人達の理解が弱く、諦めがその口からあふ

れ出る。壁のない自由な生活を高い次元で求めているのに、あなた達は変わらなかった。変

わらないどころか、歩く道さえ奪う。いま、僕を歩かせてくれるものはなんだ、・・あなたは

あなたの家へ帰るように、僕はやっぱりみんなと歩きたいのさ。淋しかった帰り道が、この

空虚なビルディングの金庫のような雰囲気が、僕にそう言わせる。

 キャリアも大切だけど、いま僕はどうかな、・・僕は助けてと言う人に、救いの手を差し伸

べてあげられているかな。傷付いた人を、心の底から守りたいと勇気を持って口にできるか

な。――人生ってもっと深い理解が必要だ。たとえ自分が苦しんでも、誰かへの愛を惜しん

ではならない。それで僕だけが傷付くことになろうとも、愛はあなたを感謝させる、そして

感謝はあなたの人生をよりよいものにし、あなたがたくさんの人を救うことができることを

教えてくれる。迷った時、過去が嘯くくらいで、君の岐路を見誤るなよ・・

 僕は歩いていた、波は砕け、砂を濡らし、時折銃声が聞こえる暮らしの中で、僕が祈らな

い夜はない。怯えたりもする、悩んだりもする・・でも覚えていよう、人生はさまよう船だけ

ど、船の中は絶えず、快適なんだ!と――だって、僕がいる、僕が君を幸せにする。もう何

処にも行かないで欲しいんだ、だって、彼等は色んな人を傷つける。知ってるんだ、あのひ

と達がどんな風に足を引っ張り合い、でも上辺は違うことを言い、あなたのことを利用する

。軋む扉の向こう側は、地獄。欲望を誰かが喚き、足取りは酔っ払い、正常な人間を煙たい

霧の中へと追いやる。吠える犬や、車の轟音・・可愛らしいあの明るい顔を汚す人びと。

 何処へ行けると言うのそんなやり方で、どんな誇りを持たない、人間の理想を忘れた詩人

よ。かつて出会いながら、安らぎを見つけられず、離れた。言葉は色褪せて、いまでは天の

歌声のように思う、僕の詩が絡み、自然にぼやけ、何となくおちつきを失ってゆく。途切れ

途切れの、ああ、澄んだ空の雲のように約束する、彼の声・・

 愛に強く胸が震え、いまも街をさまよいながら、それでも、歩くごとに、人生のあらゆる

道筋を知る。夢を叶えるために、希望を少しでも多くするために、僕は、ただ、君のことを

強く強く強く瞳に焼きつけているのさ。

 ・・・誰かが言う、あなたは天才だ。いいえ、努力のたまものです。

 ・・・誰かが言う、あなたは神話を作ろうとしている。いいえ、それを次の世代へ持っていき

、僕は滅ぶのです。そして滅びながら、あなたの中に再生し、より強く愛を、たとえば卒業

式の檀上、はたまた定年のあなたのために催されたパーティーに、そっと彩りを添える、愛

する国、愛する社会、愛する人々のため。

 ――アダムとイヴが楽園から追い払はれ、荒涼たる世界の旅に出ようとして、失ってしま

った心の素直さを、僕が取り返すの。覚えていて、何度でも僕は取り返してみせたの。あな

たの胸に何百回でも突き刺さる、僕の歌は、あなたへの抑えきれぬ僕の愛・・。

 クラスター爆弾!・・導火線が伸びる、リモコンのスウィッチが入る。

 それでさようなら未来!・・違う、さよばらしちゃいけない。百年生きるの、恐れない、鳥

はどうして飛ぶのか考えてごらん君よ。勇気が本能の中に刻まれるてる。飛んでいる内に、

不安や心配よりもっと美しいものに出会う。伴侶に、友人に、そして突然うつくしい一羽の

鳥が舞い降りるように、僕の詩が、その虹色の世界を見せる。

 この国は平和じゃない!だから何だと言うの、だから奪い合うの、だから傷つけ合い、そ

れでくたばればいいと言うの。違う違うよ、僕等は誰かに呼ばれている、この想い、絶えず

何処かへと向けて放つ。メディアの悪を、組織の悪を、個人の悪を滅ぼすために、・・松火の

ように揺れていた朝の光りかがやく街の中で、僕が歩いてる、ああ歩いてるよ、鳥の歌、心

からの喜び、青い空、・・押し込めないでおくれよ、ああ人を、そして君自身を僕の手の届か

ない所へ行かせるのはやめておくれよ。あなたが好きだ、君が好きだ、そしてそこから生ま

れてゆく愛に胸打たれている人と人の悲しみが拭われる、この愛を知る風が好きだ、その風

を震わせて目を大きくひろげ、涙して、誰かに優しくしようとするあなたが好きだ、君が好

きだ――愛を知っている、愛を知っていることがいま君を幸せにする、そしてその幸せが、

僕のものでいい、僕は君の幸せな顔が好きだ、好きだ、君の語る声が、愛しいほど、世界中

が祝う。だってあなた、まだ、渦巻く花片がくちびるのめまいを生むと知らないから、怯え

ているから。そして愛しい人よ、歩こう・・いくら喘いでも、そうさいくら息を切らしても、

目的地はなくならない。愛の故郷へと・・慎ましい宝が人目にかくれ横わっている。

 閑静な空気のなかに見わたせた。遠く木の幹や梢が深々と緑に輝きながら、なびいている

、何処かへ、・・ただ何処かへと、風はあなたの優しい声となり、――生きてゆける、ねえ、

強く強く生きてゆける、あなたがいなかった人生は不幸だったと知っているから・・今はもう

一度だけ、いや何度だって繰り返し、彼女とキスをしていたい。キスしたい、抱きしめ合い

たい、もっと素直に、ねえもっと喜びを口にしたい――。


  7-1 国語の教科書は教えてくれない


 選択をするということは、常に犠牲だ!

  ――踏みこんでくるのは

       時間の問題です――

   *ロボコップ1のマーフィー巡査がショットガンで滅多撃ち

 奪われた疲れたこころ 囚人は安らかな空虚
          アイリス
 でも最高なのさ 虹彩 氷漬け砂糖漬けぴかぴかの椅子
          エゴテイステイカル・サブライム
 みんな部屋がある・・崇高なる自我

   地獄へ堕ちろって言えよ!(万事手配中ですよ)

   砥石の内側の叫び、死の両側を吹き抜ける嵐の一部


  (キーキー)夏 蝉はいなくなった

           ――貸馬車、辻馬車、配達馬車、自家用の一頭立幌馬車――


      ・・・ナンジャラホイ 古い月の上に 川の波模様があったとか

   ・・・ナンジャラホイ タイノ会話レッスンクワイ河泳ぐ稲作農夫


 卑劣な恐怖「ホテルカリフォルニアライン」

   ・・伝染するなにはともあれロック

 「満室」の札テキサス 発狂する無空間ホットドッグ

  ...モーテル ドアを叩きつけても魚は泳がない

 サイキック・・夢を見たとかで、無関心な一日を裏切者や密告者であふれさせ・・・

  タイキック!・・・ナットやボルトをいじりながら・・・・ドッドッ・・ウォウォオオ・・・

  ...モーテル たるんだ首の肉は爆撃機のコックピットのように震えた

   路面を離れて布切れになる、なだれる、全身しけった煎餅になる


    煎餅を走り回る惡寒白アリ!壜がぶつかる、皿が割れる!――

   ああ痒い!カユイ、なまぐさくてかゆい!カユ、お粥、オカユキライ、カユイ!


      (バルブをしめなきゃいけないよ

  きゅっきゅっきゅっ

   それで十まで数えられる ラジオからファックユウ!(ファーックス!)

   起きろ 心理的共同体 トラウマ!個人的な記録

      (目につかないように絞殺しなきゃね

  きゅっきゅっきゅっきゅっ

  ああ 筋肉が弛緩し呼吸器レベルが低下、意識レベル低下――

  「妹の恋人」のジョニーデップのパントマイム

  「ローマの休日」で真実の口に手を噛まれる冗談

     ――話はまったく違うようですが

          今まで何処にいたの?――

   ほらぐるぐるマワる 虎と馬

   ほらぐるぐるマワれ むらぎも


     A ねえ、閉所恐怖症の恐竜っていたのかなガタガタガタブルブルブル

     B ねえ、13という数字に対する恐怖症


          ・・・ねえ、子供がそれを見て笑ってる・・・

       ・・・土曜日の夕刊に少しはましな物語を探そう・・・


 ときどきおれからきれいに脱皮してゆく『アドレス』を『ドレス』と言う

 マイク恐怖症 《マイクの前に立つと気おくれする》.・・

   ベイビー 神経衰弱のしすぎ!でなけりゃタランチュラと遊び過ぎ!

 でもねえ・・そこから夜中が終わるような気がする

   戦争 美しい幻想/囚人 日々の真実

   ・・「神は俺にレンタルビデオを与えたもう!」

     *死霊のはらわたのブルースキャンベル

 ≪ゼロ≫を取り込むことに対しての引き攣った足取り

   *たとえばイエスが神を冒涜した罪で、拷問

   *ほんものの夜、ほんものの夜のことを考えてるのさ

 クーガーかコヨーテの憑依現象

 出したい...チャックからぽろり...ああン出したい!

  ・・・おしっこでパラボラアンテナを感電させる・・・

  新しい世界の秩序、時は2×××年

   あの娘はもうキテる、というかデキる、ばっちりゴミバケツファッショ!

   靴を食べて、肘に靴をはめて、スカートに靴を縫い付けて
   おお
   O 見るだにおぞまじい 道化的男性性感帯電源装置

  ...モーテル 赤いチャイナドレス着て精神科医に通院

 サイキック・・超能力セレクション!何も使わずに浮かべた、勃った!・・・

 おお鴉の濡れ羽色エジプト女!・・だいしきなポーズはさわっちゃダメよのバック!

  ...モーテル 金はフナ虫のようにストリッパアする でも無表情な腹上死

   空気ポンプ式の蛙が飛び跳ねる、そして教科書に蜘蛛の巣が張る

   ――関係ないけど むかし

        乳 首をライターで焼く小説を読んだよ――

          *「グリーンマイル」の電気イスみたいな気持ち


      (ハァハァ・・ユダヤ女と官能のコード

  「スープ皿に俺のひ・・ゼリー状の、DHAの、支配霊の力を借りる」

   ・・・ムシみたいだ あああっ!

     *ホラー映画なんかでよくある腐った食べ物
 
      (イヤー・フィクト・エス

  「俺の股間にトナカイのつ・・糸くずや縄がよりあわされ、

   悪魔を召び喚そうとしてる」

 
      たんたんたんたんたん、ってナウシカの歌あるだろ、

      あれ、好きなんだ、でも夜、聞きたくないくらいこわい



     「何か生まれそう、」

 
    ・・あれ、いま、君は僕に向かって来てる

      *ジョーズ1で足の悪い船長が足からちょっとずつ食われていく

    ・・・待てよ、じゃあ、いま、僕の腕の中にいるのは・・

   ギヤアアアアア!
 
   パニック――はい、こちら天気予報、ハンニバルで、

   レクターが生きたまま男の脳味噌を切り取って調理し、

   本人にも食わせた模様。
――


 こちら中継、通行人はみんなあやつり人形です、

 はい、エキストラ――それぞれきまりきった動きをしています。

 でも大好きです骨盤刺激!大好きです、愛してる何度でも騎乗!

 たまに搭乗!・・夜中にゴキブリ見つけたような肌エロコワ!

   (朝のニュース番組は、全員結核! 白のイメージ!)

 尽きません! 家が沈み始め、道路が裂け、

   (筒井康隆の成果がなけりゃ、今頃全員吸血鬼!)

 叫んで素晴らしい青い林檎をあげる、

 日本のキモノ、パン屋の恐怖/羊毛刈りの男、八時の停電

  たとえすばらしい音が、祈り炎上しようとも

  ガラス下空想、アイルランド少年と無資産飼い犬のポルノ、

  絶賛上映中!

 街灯が途方もない角度に、加えられ、

 サスペンスのスリルに満ちたあの音が、加えられ、

  「レコードにリボンが飾られローマの法王になった」

    ・・・もったいつけてんじゃないよ、意味わかんねえよ
 
   ・・・そらそら かっこつけてんじゃないよ

  ...モーテル 弁証法的過程で恋におち

 カワユス・・ああ それだけで、女性候補を擁立、当選、女性初の大統領・・・

  ...モーテル さまざまな階層のエネルギー形態、抽象物

   家具付きアパートでシタいけど、映画館のように疲れ切って暗くない


      (ファンタジー映画の広告スマターを汚した

  「スマターはくっくるぽおな粘着く翼、ローリングサンダーな、太もも内遊」

   ・・・バスタブ、クールな機械! 女というパイよりキューピーなもの!
 
      (バケツ、カラになるまで

  「売春宿を探す。立ちんぼを探す。・・援助交際を探す。」

   (ねばつく!コンデンスミルクの発射!)[その光景を見て・・!]


  ・・・乱暴な夏 またいつもの儀式と知りながら

      ・・・長く目覚めていたい 目覚める ああ 僕は 目覚める


     「でも、ひとりで終わらないで下さい・・」


 ――少年の眼に、焼き付いたもの、(あらゆるくだらぬものは、

 最後までイク!イクウ!・・前に眠ってしまう。大概は妄想です。でも出してしまう。

 一発出しておこう。乳牛女を孕ませてしまうために放送禁止用語)

   ――ちぇっ、ひでぇ話だよ・・

        こいつ誰かを喰ってる――

 それは、ある物をあきらめて別のものを取るために、くっちゃくっちゃ、
    、、、、
   (でかまら――我々はおしっこをもってぶっきらぼうに言う)

   (愛していない女に軍需贈呈品だぜと嘯くような代物)
                 デタント
 エネルギーロケッツ!・・何らかの折り合いを求めてる

 「自分のもの、」「ある瞬間に、すでに手を加えられたもの、」

 を、ある絶対的な要素として扱うことなんだ!・・

  ...モーテル 静止テストと三角な蛇のトンカンチン作業

 サイキック・・セックス!ドラッグ・・マキシマムどんなものよりも黒く!

  ...モーテル 背中あまりにも痛い着ぶくれおれはまた何かに憑依

   どういう――プレイの長い爆発音――ねえ耳慣れない夜のここはどこ?


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