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灯台

素敵な叔父様 おしるこ篇 2

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 あたしはたまにごくごくつまらないことを、シンケーン、タイフーン、うっふん。こほん。咳ばらい咳ばらい。考えてしまう。たとえば詩人さんがいる。詩人さんにうつむき顔、あおい化粧をぺったぺた、どうしたの悩みごとでもあるのかい、そーよ便秘が、ってちゃうがな、ちゃうがな、って一人ボケツッコミするわけにもいかず、押し殺したような声、蚊の鳴くようなトンボちゃーん、ってやっぱりちゃうがな、ダブルやダブル、ってそれもちゃうがな、

 これ受け取ってください。

 どきん、心臓のダブルアイスクリーム。

 受け取って詩人さんすぐに封を切るだろうか、お約束の告白だとおもうだろうか、ちゃうがな、びりびり開けるのはきっと、おそらくあたしからの手紙だから丁寧に、妹をいつくしむような顔をして開けるに違いない。便箋をとりだす。きっと高鳴る胸と、背徳の背筋、もしかしたら明日からあたしとどんな顔をすればいいかと思いながら

 ふとんがふっとんだー

 なに、このシュールさ。なに、このティーンモク。いや、沈黙。

 なにさなにさ、あたしだってボケる時くらいあるんだもん。ジェームズフラミンゴ! ボケのはじめは心の折れはじめといいまして、あきらめ病、べつにわたしいいんだもん症候群といいまして、気がつくと、あらひとりね、まあいいわフーンだ、になっているものでございます。このフーンだが慢性的になりますよ、あらやだわ奥様、うふふ、になっていーるのでザマス。あらやだ、言葉遣いがかわっちゃったザマス。ナマズみたいに舌がひとりでにパチパチ電気だか火花を散らすのでザマス

 ふとんがふっとんだー

 この笑いのセンスが合うか合わないかで、勘違いできるか、読みとれるかで、

 あたしがポイントを与える! ・・・と言ったら、あなた、どうするのだ。

 あたしならすぐにこう書く。ふとん、まだかぶっていませんよー。クスクス笑いと、おすましな可愛さでハートをギュッ。を狙う。いや待てよ、殿のちょんまげはつけていませんでしたー、でいくべきか。きっといまごろ、詩人さんはうーんうーん唸りながら、ほんとうに便秘? ちゃうがな、推敲に推敲をこらし、きゅうきょくのメッセージを試行錯誤しているにちがいない。

 そしてそれは真夜中過ぎにやってきた

 ふとんがふっとんだー返しッ

 「ッ」のところがよかったとあたしはメールで


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両足で立っているのがむずかしい時には

未成年、そのことばに意味がない

空っぽになるために、助走をつける、

 \(*≧∇≦)/ペンギンになれた

線路をてらす道が、

奇妙にあかるい。


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口の中にいれた、泥や水を外へ吐き出し、

あたしは蘇生する、月がよろこぶ

あいつはいつも、笑う、

 \(* ̄∇ ̄*)/ペンギンさらに輝く

満月の夜みたいに、

交通事故を起こしそう

m9(^Д^)キャハハハハ


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へんな感じ、酔っている感じ、

(σ。σ) いちごのような眼してるっていわれたい
 _, 、_
(-_,- ) フーン、 君、どうやら相当重症のようだ

 \(* ̄* ̄*)/ペンギンもう駄目

あらドーイウこと 

あらドーイウ ? 



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 ティーンエイジャーの国境、を意識した八月 次の瞬間、一気に自己をもとめて膨張し
  夢想という死に置き換えた 隙き間からこぼれる“歪み” 頭のおかしい子でいたかった ・・・いたかったなあ いたかった! 
       とうの昔からあたしな、んていなくなってしまえれば アリス むくろになってしまえれば いつかま、た甦ることもない
         うしなわれることもない 太陽や月がひしめく細胞も
            盲目をよそおうことでめまぐるしい季節
              たまゆらおまえがいたかとおもうと

    未来の果てまで語らなければいけない ゼロの、夏 ゼロの、夏、ゼ、ロの夏
   ロマネコンティー めくれた制服を元に戻そうと 先生! ティーチャー ふゆーちゃー 幸福や不幸が販売されてゆく 台風の日だというのに 眼をふさぐのをためらいながら
         灰色の林檎 林檎いろの蟻 蟻いろのダリ
  大好き! ・・・ふるい六月の写真
    とうめいなカメレオンの夢をみる
   恋人のためにこの夜を用。意して 残像
        しみだらけの体温 メ トロノームの写真
          のわ、ずかな鼓動、のわず、かな鼓動

       髪の毛は伸、びっ放し !
            いつか血の川のことを考えていた 宵闇の重さに耐えきれなくなってしまうスピーカーから 溺死した霊のさまよえる情念のことば ああ あたしの左腕が溶けはじめる ほとんど頽れながら 右腕の重みをしらぬまに癒着≪くっつ≫いた
 バイバイ嘘つきな少女世界あ、たしはその少女≪ヒロイン≫
    石と化してしま、う塩の像と化し、てしまう
消えてしまいそうな刷毛≪はけ≫だったのね 起源の種 畸形 うまれた星/にみちていた穏やかな運命 それはかつて地の果てに隠された穴
          脳天つきぬけるほどメンソール
             「あな、たの自由を教えてくれる?

                  壊れた街灯に照らされ、耳をふさぐと雨は遠くの国 終わらない雨の夜、また夜に、夜/見、おろしている街灯の下のあたしをじっと 水溜まりのあ、たらしい窓 また君のいない夏がは、じまる
   くもの巣と、(・・・反射)くもの巣とクッセツ、二階の硝子越しにキャミソールの裾をめくり。めくられる月の温度 そのなかへ手を突っ込、んで突、っ込んで
紺色のスカートはやわらかくめくれて
     あなた本当はずるいし はっきりしない うやむやな人 十字路みたいな、ひと犬の わ ら っ  た ? 断続的な明滅 真っ白な産声 認識できない行為
         そして芸術家≪ちんぱんじい≫への凝視

   コップの季、節ひざを抱える
     かけめぐる衝動だけがすりぬけていく 知らないままに 健康な種子のなかにねむっていた 凍てついた海のなかを 小さな宇宙という脳の開闢≪ふらっしゅ・ばっく≫
        飛 び 越 え て 、
            助けられる者は世界中のどこにもいな、い愛さ、れる資格もないきれ、いな嘘をつくこともできない あたしの告白がはじまるとき
 二番目に好きだったひとと焦、
          燥のするどい激しい風 浴びて。浴びいちばんに好きだったひと 昨日までは 豊かな世界につきあたっていたかった 頁を捲る指さきをしんじていた やがて端≪はじ≫の方からひとすじの罅欠≪ひび≫が走ってゆかなかったと アスファルトの貪欲な殺意
   あらゆるものが導かれてゆくその行方を
      少女のように、ただ、祈った

   ティーンエイジャーの国、境 空気孔 うみのはて
     あたしは抱かれたことがない、にほんの腕で、そう木の枝が二叉≪ふたまた≫に分かれている不思議 二度と醒、めない夢の分岐 いつもあなたは思い違いをしていた あらゆるものは軽快に通り抜けてゆく 惚っとりとして 半ば無意識のまま
 Uh・・・ My Boyfriend! 皮膚に、阻まれている、
    麒麟のように長い首をのばして
      虹をかけろ? 二時になれ/あのほ
        どかれた場所の、ほどかれた場所へ、

 とびはねてい、た星々への讃歌いつも孤りぼっちのこ、とば
       笑い声も闇にかすんで 真っ赤な口紅が 風景の内部にはいりこんでいる、はいりこ、んでいる、“死んでいる”ことを教えてくれたポスター あなたの偶像 あなたの語りはじめることで空には溶かされたバターが塗られる
   あたしまだ、“あたたかい”ものに触れたことがない 私は貝殻 身体をこわばらせる、どきどきする財産を捧げることで かたく眼を閉じて
     伽藍を築く ・・・思い付きの感情をできるだけ遠くへ、

         そして人がよ、く言いわけをす、る八月あまりにも困、難な
       detailの。を夢見ながら。額縁のなかに、フレームのなかにいまも嘆いたり。讃えたりして。あなたがあまりにも性急に、可及的速やかにというビジネスマンみたいにあたしをはやらせるから、うたわれた歌をうたえな、い死を扱えない
  こんな人、生は滑、稽ね悲鳴に溢れたいがたの虚≪うつろ≫
    失われ、もう二度と戻ってこない八月に蝶、が死ぬ。
      拝啓 死んでいこうとする者の枕元へ、その千分の一で も
           「視界にフィルターをあげ、ます

 八月はあな、穴、たが注ぎ込む霊なる季節へのあこがれ
     誰も知らない場所で、それは傷つけられ、或る時ひらめいた その時 恋に落ちる 街路樹の影がかたむき 下校時刻のチャイムが 女とその子どもたちへ
   I got a something new プリズムのようなトワイライト 水溶性の周遊 曲がりくねりなが、ら曲がりくね、りながらあたしのうすい皮膚をよろこばせるもの
           すれ違いを繰り返、し繰り返しで、もゼ、ロの夏
     リグレットと罪を背負いこ、んで濡れたから、だをふるわせてそこ。底で抱いてそこで抱いてからにし、て優しく触、れて抱いて激、しくあたしを求めて
  時は流れはいつ、でもい、つの時でもあなたを待ち続けた季節
          掌の握る力が消えていってしまう すくっては、こぼす、そ
            の 溢れることが できないままの記憶 で

    記、憶の雨は上がっていた
 懐かしい、匂い。巨、大な風景。時は過ぎあたしはま、た独りになるこ、の手は風をう、けて海を感、じ 果て”を感 じ空に進み 水に揺れ 炎が噴出して手のつけようがなく
              あやふやな恋の形 Uh・・・ My Boyfriend! 
         いまでも世界は閉ざされたり 広がったりする 無意識に火をつける闇の深くで lonely 恋のエネルギーはあたしを消耗させる
    沈黙が長すぎるってだ、けで優しさを感じてしまうから 影を、おもいだしている、影はへこみ。影は音もなく、こぼれた、くびれ 引き摺られた煙のようにかるい しみ 耳朶に残る小さな約束 夜明けをつげる が ないからだ
     まるで病人のようにあなたの詩の中で 何もつかんだことのないこの両手に、炎上する速度で、緊張がはし、り空虚をつかみとり
   あいもか、わらず、あなたの名を呼ぶ
     あなたの名を呼ぶ LOVE 


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電車をあとひと駅ゆくと
   あどけない少女が屈みこみ 
      海からの風に髪をたなびかしている
         少年の好奇心 図書室のカーテンがふくらむ

      春にふさわしい風
   掴みどころのない胸をふくらませて
あの子のいたところへとゆける

   あ、ああ、あ、ああ、あ、もうすぐ消えてしまう
      う・・・ん これは重症かもしれない
         ちぎれた雲の隙間からもれる光がとらえている
            みえない皮膜を潜った気配から磁界

      危険を感知しようとしないひかりの踊る床
   紫外線によって 腕カバーによって
あたしはまだ粉雪をひきとめていた

   光景はスケートをしていた
      腕を つかんで ひきとめていた
         あちらがわに回りこまなければいけないような、

            きれい、きたない、うつくしい、ぶさいく・・・、
         さまよっている、透きとおっている、
      うす衣を纏って 跳ねて みえる、
   もっと広く見える、もっと、もっと・・・、
あなたの大きさで、世界が暗闇から、

   掻き消されてゆく、・・・いたみどめのクスリで、
      いつのまにか世界はさかさま で、
         磁気嵐のかすかな、かすかな、音で、
            それはみんな失われてしまった
               LOVE LETTER あとひと駅ゆくと


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キャアーッ! それは風のざわめき
あなたがあたしを孤独にする
今度はおとこのこになりたい

     いつもひとりで家にいた
       失 語 症 沈黙が耳

   おふろにはいりたいな
   しましま模様のリスだぜ
   月光すとらいぶでアライグマだぜ

 いつも考えた耳鼻科の待合室
   はずかしそうに ただ
     あとかたもない薫りと雫

オンナノコは不思議って思うのかな
“何か”を期待している心
なにかを 期待している

     軽率に発狂する
       ドアには鍵がかかっていない
         そ の ドアには・・・

   かすかな風に みじかい髪を靡かせ
   切れ長の 澄んだ眼の 
   たとえようもない輝き・・・

 しろいカッターシャツの海
   いつかまた甦ってくる皺
     地肌に あの興奮のことば
       あの、あの、と・・・

微熱がとまらなくて 皮膚があわ立つ
あの人を見ているだけで
ああ あの痛いほどに

     あたしは空をながれる雲
       あたしは 毛を刈られる羊

   うつくしい麻痺がしのびよる
   無口な転校生
   黒をひそめた 
   青い一本の線

 神経はピアノ線に似ていて
   煮え切らない あの子が 
     ううん あの人が昼のあなた

そんなのウソでしょう? 
でもあなたのなかには
違う人がい っ ぱ い

     でも選べよ と あなたは言う
       ほかの男の腕に抱かれて
         一生じぶんの影を追うか
           線を越えるか、と・・・

   どのみちもう戻れない
   すこし無責任だった か も
   でも “何か”を期待している

 いつも夢見ていたの
   ドラマのヒロイン  
     
いつも Like or love?
気づいたら
やせていく夜のふち

     強引がいいのだと思っていた
       相手の都合にかまえない
         そんな恋の情熱

   誰にもいえずに少し泣いた
   あの しずか で やさしい気持ちは
   かたつむり のようにけしかける
   Like or love? 

 どうして友だちじゃいけないの
   からだが目当てなんでしょ? 
     さみしいだけなんでしょ

むきになる Like or love?
でもあなたがいないとさみしい
うすっぺらな “やさしさ”が

     とけてしまうほど あつく
       あたしの はる なつ あき ふゆ
         めぐる ごとに 剥がれそう・・・



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