バニラモカ
水を飲みながら3,2,1で透明。 小さなDoorから、 『聞こえてきた本音』がきこえる未来へ、 潤んだ眼の波打ち際、眠りに落ちる瞬間の抵抗Dive 空気なんて知らない、 見たこともない。 さ、自転車も、 消えた蒸せった絡みつく―――揺れる、 僕ーの、僕ーの、溜息、 ピュアで、乾いた、痺れ薬のような、 ジュエリーケースの中、 ・・・得体の知れない魂の領域に忍び込んじゃって、 なまぐさく澱んだ血の連環、 、、、、 、、、、 すっかり、るいるいと、 ―――射抜かれて、 ―――射抜かれて、 僕の溜め息、 洗.濯.物.ユレル、 ・・・とけてしまう、僕のアイスクリーム、 フライパンの上の自動販売機、 冷蔵庫の中の口紅、 コンクリートがのびてゆくまえの、 硝子瓶に混ざってしまうあの感じを妄想中。 、、、、、、、 嘘吐きな飛行機、 キラッと光った―――よ、 光った―――よ、 ・・・・・・僕が繃帯になってとけてゆく傷跡。 ドー,ドー, レー,レー, あべこべでからっぽででたらめな青。 ―――何してる? ・・・・何考えてる、 ああ僕って誰だっけ・・。 カルピスとシリアルコード。 ・・・『バット』を<振>れば円盤が《落》ちる、 エスカレーター・オリエンタルにターン、空の彼方へアデユ、 水を飲みながら3,2,1で透明。 ―――え、永遠の閃光。