僕はただ君に何も語らなくていいと言う
楕円形の視野に輪郭をのこした残像のようにすり抜け、 (完全楕円積分の効率的計算方法も興味はあるが、) 「ファミリーレストラン」の話が面白かった、 君はジュースをいくつも混ぜ続けて最終的に「青汁」になったと言った。 ―――「それが健康志向」と結びついているかなという推察が・・・。 (気付いていない内に、他者の影があらわれる、それが、) 「結ぶ」―――それは「違和感を浮かび上がらせる」 ・・・・・・その―――重荷のない浮遊空間を―――simulationと呼ぶ・・・・・・ ・・・・・・その―――過激すぎる知的状況を―――initiationと呼ぶ・・・・・・ 身体中の毛孔がひらくような未完成の刹那に、 (『大毘婆沙論』では、24時間=30牟呼栗多 =900臘縛=54,000怛刹那=6,480,000刹那とし、 1刹那の長さを1/75秒に比定している。) (わかんなくていいんだぜ) (それで頭悪いとかっていうことにはならないんだぜ) (そもそも頭の良さって何なんだ?) (IQテストからノーベル賞は生まれない) (どう考えても頭悪そうなartを祝福する人々もいる) (岡本太郎とか。ただの大衆媚びうりのピカソとか。) (好き嫌いやめろ。喰わず嫌いなんだ。) (でも、本音はらしさから) 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 本質的な沈黙の中で世界の媒介する構成層を堕落だと思う。 (還元ー理解)は―――【空虚】 (お金を稼ぐなら学校の勉強は必要だ。数学も。英語も) (それはわかるだろう―――) (でも何事にも例外はある―――) (一つの発見がすべてを変えてしまう) (それがどうして言葉でないと君に言えるのか・・・?)(言葉は窮極的な充足の想念で論理と経験とイメージをPUZZLEする) (わかんなくていいんだぜ) (わかんなくていいんだぜ) (ただ少しだけ自由に色んなことを考えようぜ) (世界の平和や愛や殺人事件や友達や会社のこと) (わかんなくていいんだぜ―――) (わかるなんて最初から思っちゃいねえ、だから・・・) (それでいいって思えるんだ、論理の核心を嘘に押し込むなよ) ―――僕等は何かに気付ける生き物だ・・・ 「知性は傲慢の疵」だ、 「新たな恣意のSYSTEMを誘発するPANDORA」だ。 ・・・・・・でも僕は思う―――風に名前がなかった・・・・・・頃の・・・・・・ことを・・・ ・・・・・・気付いた瞬間―――彩りに形状に時が与えられ・・・・・・光・・・・・・ (話者と聴者がいる以上、主観と客観は避けられない) (それでも状況を変え続けたいと思うか?) (そしてそれが、egoではなく、広い視野のためと言えるか?) 細長いしかしまだ薄暗いはずの廊下から、 (でも君は廊下にはドアが二つあり、 それが左右対称でないことを悲しむ、美しくない、 でもその美しくないのが、他人の作る建築というもの) ―――朝が来た、 (窓から柩のような形態をした長方形の光量。) 【ノンセンスの領域】【形而上学の文化史的意味】 【自我ー実体ー表彰言語】【脱領域】 (―――加速されてゆく「閉」は「塀」である) ・・・・・・空間的メタファーは錯綜する新しいフレームワークの証だ。