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灯台

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2019年10月15日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

街燈から街燈​と、​
足元​ら​―――す。
   (もしもし? もしもし?
耳​の奥に自分の荒い息遣いが響いて―――る。​
​   きてるって苦しいけれどこの先に何か待ってる、​
それをつめけることだって。​
​             考えなが―――​ら​。​
    ​​息​て​破裂しそう​な​風船。​​
      (新しい音を覚えるごとに運指の難しさ。
          息遣いの微妙な変化を掴みきれずに、
                     息が止まった、笛。
​​​走かれても​、まらず​に​いて、
​直線距離。
            ​(​が地面る―――​

         誤差限界信頼率。
             空気​な​―――
   浮浪者​る​共同椅子。
         低​し​っているもの
  
あのレストラン​の​自動販売機トイレ。​
    マンホール​の​下水みたいなも​の​
つもの暗流があ​る​―――

​        そこに水に映る投影があって。​
​  ―――水のように有り余ってる酸素貪れ。​​​​
​​​       焦点距離...イメージ上の水平...揺れる視界...靴音...​​​
      一時停止......
(わすれられない―――・・・・・・。
      ​
beyon​d​ thsk​y​......

​​​​​​​​​​​​​​​​         猛然―――
      一瞬ますような高鳴
              beyon​d​ thsk​y​......
   星降固有名詞。
      鋭号令、
         (直線状道路の疾走能力。
    両手が翼に進化したらいいのに―――と。
               ​、、、​
​               考。​
​ ―――これが​最初で最後だって思​いながら、
​想状の歪みゆく視界にいくつもの線路、​

​   々なメッセージボックスを作って、​
​         ​​​​​​​​動......
    何―――信
    僕―――見失わず・・・・・。
​​​これは戻らない世界の、先へと、は、
まだ、届かない歌。​​​
​​​
    (樹のある部、花の咲く部屋、
      (足元には、水が見える部屋、
​​​​​​​​​
​​​​  が岸から遠ざかったあの日から、

   はありとあらゆるところに打ち寄せる。
    (そうだ、​n​e​felibat​a​​​
​​​​チョーク白線いたように
飛行機雲みたい―――
    僕いかけ​て​―――​る​
      もっと―――奥


​​​​​​






最終更新日  2019年10月15日 01時17分03秒
2019年10月14日
カテゴリ:カテゴリ未分類


難しく考えることはないさ。
変革は押し寄せてくる世紀の洪水にすぎない。
どんな大きな道にも興味がなければ、
信仰の審議を追求する宗教裁判官さながらで。

遠い遠い昔に突然溶けてしまうチーズ。
肉体が滅んで、精神は―――魂は、と考えていた。
何を評価し、判断し、測定し、考察し、分析し、調査しよう。
それがシネマの溶暗のように薄らいだ。

僕は物的所有の浅墓な考えを捨て、
最大多数の人々への最大限の徳について考える。
過去にその真理が人々の心を照らしたよう―――に、
これからは僕もそうやって人々の心を照らしていこう、と。

何も無い、意味もない、色や模様や形状。
そんなものが果てしなく続いているように思え―――。
何だろうな、都会の交差点を歩きながら、
僕はいつも、そういつも、わけのわからない悲しみに襲われた。

物質の世界では無知や迷信や利己心に溢れ、
まるで永久に邪悪に発酵し続けている負債のように思える。
僕はそんな人間を心の底から憐れだと思う。
僕はそんな人間が救われないということをもう知っている。

あとさきのない暗い海底である。
働き、苛立ち、恋愛し、思い悩み、傷つけられ、
涸れかかった井戸になる、そんな落ちゆく道筋が、
人を黴や泥にしてゆくのを知っている。
ねばねばと粘着する人の心の醜さ―――を。

僕等は自分の為に生きる権利がある。
だけれど同時に、他人のために生きてこそ人間の勇気がある。
僕が君を証明してやることはできない、
君の人生は君の全方位性によって決まる、
僕の叡智は、あるいは僕の磐石は、僕の永遠に対する考えは、
もう時計の針を止めていて、
僕はただ、いずれ訪れるその日のことを、じっと見つめている。

何かがもう違うんだ、もう僕の心は無限の多様性の中にあって、
様々なシミュレーションをし、
多くの解答を導き出す道具にすぎない。
もう昔のままではいられない―――よ。
僕が張り詰めた糸のなかで君の時間の断片を、
さまざまな宝石の首飾りにしたように。

僕も霧がしだいしだいに晴れわたってゆく階梯に足をかけ、
もはや五感ではないものによって、
自らを活かす術を考えている。
荒れ狂う波濤のあいだに身体がのたうつように、考えている―――よ。
死後僕等はどうなるんだろう、僕等は死んだりしない、
僕等は肉体を持った霊であるにすぎないわけだから。

死後、肉体のない霊の世界が展開され―――る。
そのことについて僕は、水に放たれた魚のような、
居心地の良さを感じる。でもじゃあこの二つの世界は、
いまこうして僕が生きていることの意味は、
そこへと赴いた時にどんな言葉や考えや想いになってゆくのだろう。

多分、何一つとして今の僕より多くのものを増やせない。
僕はただ、四方八方に飛び散る真理の欠片を学ぶ。
まだ、朦朧としている可能性と、
その虚しい必然の要求に迫られた壁を見―――る。

僕は深く、芯の底までしみとおっている、
まったく抵抗できない糸に引き寄せられているみたい―――に、
福利と協調と友好と親善のなかで、より愛と自由の実現した、
差別のない、すべての人が楽しく暮らせる世界について考える。
この言葉の意味がどんなに重要で、価値があって、
やさしく胸をふるわせるものかに気付けたら僕は君を歓迎するよ。

どんな真理もいたって単純明快なもの。
ただそれが在るだけにすぎない。
けれども、僕はそれを香水の情緒のように匂わせるだけで、
砂時計の、季節の移り変わるまま、
いつ―――か、僕の夢は頓挫してしまうだろう、
僕がどんなにこの世界の人間たちの浅ましさや、醜さ、
弱さ、どうしようもなさに、溜息を洩らしたか、
それ―――は、もうそれでいいのかも知れない。

家族制度も、国家も、世界も、あるいはこの宇宙でさえも、
日毎にその姿を変えてゆけば、
百年後、千年後、一万年後にはまったく別のものになるだろう、
僕がいま、風を肌で感じながら星を眺めているみたいに、
いまは見えない、その月の光を眺めているみたいに、
いつか、こんなことも夢や幻想の類になってゆく。
誰も思い出せなくなってゆくわけじゃない、
ただ、そういうことがその世界では想像できないだ―――け。

君がもし神を信じているなら、
そしてその神が僕と同じものな―――ら、
君はもう、神の趣意書や嘆願書の類に気付いたのかも知れない。
堅い莟を開いたのだろう、心の扉を開け放ったのだろ―――う、
そして造り損ねた因習による防波堤を、
あたらしくつくりかえがら、
君は僕と同じように守ってるかも知れない。
この迷路のような世界のあと、
今まで見たことはすべて夢になると知っているから。

でも君が隠されたその神性の真実を覗いたのなら、
人間がほんの数パーセントしか知性を使っていない理由が、
わかるだろう、僕等はその未整理の部分を開発するために、
この嵌まりこんだら抜けられない蟻地獄の中にいる。
その主要要素は、因果律であり、自然の摂理だ。
そしてそれでも、僕等は思念ではなく物質の中にある。
この愛や夢が常に一つ一つ消えてゆく街の中―――で。

でも、もし君が人を心の底から愛しているのなら、
何一つ恐れることはない、
僕は応援してる、僕は君を慰めたり励ましたりできるほど、
それほど、強く大きな存在にはなれないかもしれないけど、
僕は人のアキレス腱を守る―――よ。
僕は踏みとどまる、そして絶対にもう僕は変わらない。
僕がずっと暖かい気配に守られているのを感じている―――から。
僕の仕事は、僕の生き方は、僕の考えは、
自分で自分を狭くしていた世界の殻を砕き続ける、
何千回、人生をやり直せる機会があったとしても、
僕はこのたった一回だけですべてを終わらせたいから―――。






最終更新日  2019年10月14日 22時45分34秒
カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​


​もう。
モノクロ唯一着色されているバイク
                 まどろみ
全身電気じたような仮睡

         



      border......




​            ......​んとう​......​
         そ......れから眼を背けて......


数百里大洋のまんであばれてい​る​台風のために
               起こった​のうねり。​
              ここらの海岸​で​​て​

音声認識が完了しました。検索しています……

完了しました......

​そ
手探りでけると、
のように、瞬間
言葉れた

やや彼方の鉄筋コンクリートの建物。
         硝子玉が真珠に変わるように。

[status open]...[openを実行しています]...




​            ......​んとう​......​
         が......あまりに痛いから......




         



      border......

、、、、、
屏幕立刻傍―――

​い
どこかで羽音こえて。
    さよならをげたはずなのに。
            口角げた。




            (​​さあ、君の世界めよう......​​

​その選択にYESと選択した場合……​

完了しました......

​も​

―――夏天気予報はあたらない。






​​​






最終更新日  2019年10月14日 21時31分07秒
カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​和歌山県ノトアル話―――デス。

ワタシハイマデモ真夜中ノ―――。
後悔シテイマ―――ス。

夢ノ中デノ警告モ―――。
アッタノデスガ―――。
気付キマセン―――。
結核―――梅毒―――ペスト―――ボツリヌス菌。

何処カノ道路ヲ走ッテイル―――夢。
助手席ニ座ッテイマ―――ス。
ソレハ―――車ノ上ノ何カ―――デス。 
ワカリマセ―――ン。
ワカリマ―――。

背後ノ気配ガ―――シマシタ。
心臓ガ―――バクバクシテキマシタ―――。
暗ガリニ潜ムモノ―――。
カラメタ―――イ。
囁ク人影―――。
開クハズノナイ―――扉。

ソレカラ数日後―――デス。
彼氏ガ旅行ニ行コウト―――。
デモ―――。
イマニナツテ思ウト―――。
誘ツタノハ―――。

朝ニ出発シテ―――。
楽シイ―――思イ出―――。
デモ―――時間ハ―――。

―――カナイ―――。
古ビタ車ガ―――。
山道ニ出タ霧ノ中カラ現レテ―――。
赤イ―――クレヨン―――。
ヒガンバナ―――。
真ツ赤ナ鳥居―――。

知ッテ―――コレ知ッテル。
夢ノ中デ―――。
デモ―――中々彼氏ハ帰ツテクレナク―――。
身カラ出タ錆―――落トシ穴―――。
イイ加減ナ男―――異常ダッタ彼―――。
狭イ横道ニアツタ―――ソトバ―――ヲ。
卒塔婆―――。

ソシテ―――。
信号無視シタ車―――。
ク―――。
ソウシテル―――走行中ニ叩カレタ―――ドア。
洒落ニナラナイ―――ツテ―――。
モウヤメロ―――ツテ―――。

追ツテ来ル光―――。
止マレ―――トマレ―――マ―――。
ラジオ―――カラノ声―――。
一人ダケ見テル映像ガ違ウ―――。
タノ―――。
感ジル視線―――肌―――恐怖トイウ感​情―――。​
カーテンニ映ル動ク影―――。
面白イカト思ツテ―――。
見ツメテイタ何カ―――。
マツクラヤミノナカニ―――消エル照明―――。
トツゼンカカツテクル―――知ラナイ番号。
ヒトツ―――多イ。
ヒトツ―――多イ。
肩ガ重イ―――。

ソレ以来―――聞コエ続ケル幻聴―――。
押入レノ―――オバサン―――。
窓ニ佇ンデイル―――ヒトタチ。

彼トハ―――モウ三カ月会ツテナイ―――。
コロシテ―――ヤリタイホド―――
包丁ヲ―――持ツタビ―――。

持ツタビ―――。


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​オカケニナッタ―――。
デンワバンゴウ―――ハ―――。

ゲ―――ゲエ―――ゲンザ―――。
ゲンザ―――。
ツカ―――レテ―――リマ―――。



​​​​​​​






最終更新日  2019年10月14日 12時00分50秒
カテゴリ:カテゴリ未分類
​描いたような月の引力に、
突起を感じるような逃げたい夜。
複数領域中枢の、
蒼い景色、
かすかに秘められた存在の発生。
等身大。
リアルってこと。
どうしたらいいかわからない。
麻酔かけられ鎮静剤飲まされ。
いま、頭を掠め去るホッパア、ホッパア。

病気か?
何悩んでんの?
カアテンから、
サア―――ッツ・・と風が吹いて。
ショオトカットの見慣れた顔。
玉手箱の蓋を取った浦島。
竹を切ったらかぐや。
川からティラノザウルス。
窓から馬鹿。
二階の窓へ梯子かけて来た君。
通学の電車で席。
改札口でS極とN極が反発する光景。
眺めてた君を思い出す。
持続的で開放的な流れ。
不合理な羅針盤。
ちょっと待って。
ちょっと恥ずかしい。
何で来てんの。
てか。
アンダァグラウンド、神様。
システムエラア、神様。

―――不可浸透の暗黒口跡。
スフィンクスみたいな樹。
光のコップ。

そしたら君が空気銃。
撃つ。
ステアウェイ・トゥ・ヘヴン。
ヘイヘイ、踊るよ。
撃落!
それ。
カッコいい。
ゼツタイカンケイない。
通報するよ。
しないと賭けるね。
男前ですこと。
死ぬまで踊るよ。
もういいって。
さすがのわたしも心がいたんだのだ。
傍若無人な振る舞いで。
それ言う、普通。
だから出かけよう、一緒に。
急展開すぎる。
せつないヴァイブレエション。
錯乱した笑い。
青空でもなくて。
星でもなくて。
否応なく意識させられる絶対的なもの。
すでに不可解な三秒間の寒冷。
でも、もっとも美しいものに。
接吻する、ロォズ・セラヴィ。
芝居の幕は閉じられない。

この碁盤上の迷路に。
何だよ、泣くなよ。
シィトベルト締めなよ。
怖くないよ。
ねじれていく嘘と空っぽにくらべたら。
鼻をさわったり。
口をさわったり。
心臓バクバク。
円柱ブロック群の圧力損失と熱伝達。
あの確信と自信どこから。
後ろから迫りくる緊急燈。
否―――赤の宴。
ありとあらゆるものがうねって。
笑って。
二十六になって。
永遠の十八歳。
その呼吸。
その単純さ。
好きだ。
ゴオルのないレエェスだ。
何やってるの。
サスペエンス!
匂い。
血液。
夢を見るため。

便器の水底に消えて行った、
吸殻。
憧れてたびろうどのような夜の圧倒的な強さに。
どこかで見たことのあるアジテエション。
フィナァレのある舞台。
ワアルドアドベンチャアのあとに。
燃やされてゆく紙幣。
亡霊。
昆虫の軌跡。
外向きの仮面の内側でしげしげと眺めてる。
多様性の曖昧さ。
ジャンクフウゥドの多量摂取。
スカアトのフォルティシモ。
裏をかえすと何物も揺曳しない不具合な魂の余白。
そこではいつも始まりと終わりが。
超次元的におこなわれてる。
頭の中で内臓のなかを歩く、滑稽で無感覚な、誤算。
月を統べる架空のモラトリアム。
混ざれなかった彫刻。
さしづめ弾薬庫の中のアアモンド。
赤い眼をした条件反射と身構えた反応速度。
それだけが確か。

原動力。
駆けのぼるリズムで、
突きぬけて死んだ。
まがいものの架空。
閉じ込められた壜のなかの。
白いキャンバスへ向かう。
くたびれるだけの残像。
あの扉はエフェクト・ガイド。
鳴らしてよシンセ・ストリングス。
どうしよう。
アンバランスと言いたいのに。
アンビヴァランスになる。
ダッシュボートからジャンプして見る。
ニヤニヤしてムカつく。
あの夜の街の。
アルコオルランプ。
ガアドレエルの向こう側。
空気より軽くなる。
未来も過去もないただクロスポイントだけがある。
思い出の向こう側。

五三八メートル。
君は適当なことばかり言う。
くりかえしの平凡なぼんやりが。
間違いなく。
言わせた。
六三八メートル。

無表情な猫にこみあげる。
バスケットの中のリボン付き。
見るなよ。
不快。
深い。
無口の休暇。
痩せた鍵穴。
蟻たちの巣。
僕等の不滅の若さ。
背を焼く君の手。
光合成。
極度にのろい速力で。
ただ。
それ掴んでればよかった。

冷たくなったジャングルジムのてっぺんで
一番星に手をのばそう。
なんて。
それは昔の金縛り。
乱れたビデオの画面のホラア。
ぺしゃんこになって死んだ昨日のニュウス。
でも信じられた。
雨上がりの放課後の虹。
超低空の飛行機。
爪はじかれて。
ぼうっとにじむようにあわくて。

それが自由。
それが火傷。
それが拒絶。
それが犯行。
それが真実。

下方思考の透明なパイプ。
覚えたつもりで忘れた。
ユウトピズムもメカニズムの一種で。
魚類における必須脂肪酸要求。
内緒で。
すばやく収縮してくる感覚に。
気付いてしまった。
嫌になるほど大きくなる君の影。
鮮明な直接的な背後の類似する疑問。
心臓つかまれていて。
眼を開けて信じてみる。
フロントガラス一面の亀裂はしらせた。
金属バット。
妥協を巧妙にすりかえた。
メロンソオダ・モオメント。
秘密の合図。
頭の中の放物線。

―――この造形感覚。

何が君をそうさせるの?
いつも君は不機嫌。
何が君をそうさせるの?
いつも君の眼は悲しそう。
何が君をそうさせるの?
いつも君は窓に衝突する。

カラクリ。
足出まとい。
自虐的なジョオク。
白衣を着た太陽みたい。
公孫樹と。
夕陽と。
赤い髪の毛。
くらげのかさのようなげんそうてきな街。
振り向いて。
主人公が独白の一節。
あらゆるものを守るために傷ついていた。
毒づいていた。
精神衛生上よくないけど、
狂ってゆく。
ランボオのマニフェストみたい。
最短距離は錬金、空虚で、がらんどうで。
もつれた糸のような困難。
深い森の奥で寝転がっている、君。
電波のようにひろがってゆくヴィジョン。
起きなよ。
もう時間だよ。
光をもとめながら。
押し流されて戻ってゆく。
連れてってほしい。
陰気な思考の行列の。
でも弱くて。
そんな自分がすごく嫌で。
何読んでるのが、
何睨んでるのに聞こえた。
聴こえ―――た。

魚類は両生類になれたか?
両生類は鳥になれたか?
鳥は星になれたか?
星は何を考えてる?

源流を遡ってゆくカタログ。
散らかった部屋。
腕組み。
眉を八の字。
吹き寄せられた祭礼。
きっと瞬間は際限のない、雷鳴の意識の発明。
雨が小麦粉に変わればいい。
ロオルスロイスを電信柱にぶつけたい。
自然発火。
新しい市役所。
八〇キロで走る、いい気な車。
まだまだ続くアンダア。
きみにはじめての言葉を。
横筋からのとりとめのない思考。
前髪のように表情を隠す夜のミステリアス。
エレキギタアァに何があった?
中指を立てろ。

―――シンセサイザァが鳴る。
秒針を与えた。
最新の愛情。
それはまるで。

まる―――で。
公衆便所に殴り書きされている言葉みたいに、
空っぽになって叫ぶ。
幼稚な圧力のカモフラアジュ。
盲目な遠近の官能。
韻律の呪縛と多難のミラァジュ。
極から極への疾走。
接近しながら遠ざかってゆくもの。
かがやきをあつめて。
美しく浮き上がり、スッと横に通った鎖骨。
影はかろやかに水に浮かぶみなわ。

じっとみつめるから。
日焼けしてないね。
あの。
やけたくないんで。
爆竹にBB弾にロケット花火。
終わるまで。
気付くまで。

無人の廊下に。
無人の足音がきこえてくるから。
螺旋形。
匣の中。
すきとおりゆく空洞化。
耳と脳だけの世界。

眼に触れるものすべて、
鎖を解かれた。
ギラギラ、充血した、自意識過剰な少年。
アイデンティティの領域、住人、国境。
手足が軽くなったようにひとりでに、
はしゃぎまわる、流れ星。
攻撃や暴力に創世記のあの人みたいな不在証明。
一方通行の檻。
グッドナイト、ヘイ! スウィイトドリイム!

―――調停を夢と現実の、
属していて属せないその場所に。
傾いたその蝕まれゆく椅子に。

否定は馬鹿でも出来るから。
靴下を脱ぐなよ。
心のドアをロックするなよ。
太陽はこれから。
かがやこうとしている。
見知らぬ景色がきれいだ。
中途半端な反時計回り。
線路沿いでも。
映画館でも。
ふぁみれすのテスト勉強でも。
花が咲いてる。
憂鬱のコントラスト。

なによそれ。
なによそれ。

刺さる白。
何故そんなにも単純。
夜は最高に素晴らしい。
アインシュタインの宇宙論に。
泣きそう。
ギャラクシイすげえ。
青い鳥の羽根はむしられた世界。
それでも。
引き寄せて歪むことをやめない。
反発して宙空を彷徨うことをやめない。
それが腕を掴む最初の言い訳。
やさしい一息に続く。
蛇みたいな頬に掌。
悪魔のような囁き。
家来る?
憐れな、いまいましい。
ヘブン・アンド・ヘル。
なんだ、この因数分解。
時間は過去へめぐる。
もう一度。
はっぴぃえんど症候群の患者へ。


​​






最終更新日  2019年10月14日 02時14分54秒
2019年10月13日
カテゴリ:カテゴリ未分類
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
かもちゃんがいずうさにニコニコしながら、
クイズを出しています。

いてみましょう。

トラはタイガーと言いますダロ。
ネコはキャットです。
ではカッパは何と言うでしょうかダロ?

いずうさは、英語が堪能だし、ウィットが得意なので、
これは超ヨユーでした。
それは河童ではなく、合羽―――つまり、雨のカッパ、
レインコートのことです。

レインコート
ブッブーダロ」

いずうさ、おいこら、と詰め寄りました。
じゃあ、河童の英語なんてあるのか、と。
レフェリーストップで、市長さんが止めます。

「じゃあ答えは?」
キャッパ(英語っぽく言うのがコツ)」

いずうさ、フフ、と笑いました。
かもちゃん、ニコニコしています。
市長さん、見守ります。

「―――やるじゃねえか」
「まだ、やるかダロ?」
「次は正解する」
〇のあとに×がきます。
〇×〇×とくれば、
次はなんでしょうかダロ

「それはきっと×だな

いずうさは、とても賢いうさぎです。
おそらく、引っ掛けに違いありません。

ブッブー!
だとこのやろ」

いずうさが、かもちゃんに詰め寄ります。
じゃあ、〇だっていうのか。
それとも、△とか□が出てくるとかじゃないだろうな。
そんな答えだったら許さないぞ、と。

「じゃあ、えは?」
〇×は人の象徴的な形です。
〇が頭部で、×は手足ですダロ

確かにそういう風に見えなくもない。
また確かに、ご丁寧にかもちゃんはそう言っていた。
でもそれは、既に引っ掛けではなく、常識破り、掟破りだった。
いずうさなどは、もう難しい数式を想像していたぐらいでした。

「だから答えはキャッチボールですダロ。
もちろん、それに準ずる形の答えなら全部正解ダロ」

いずうさ、耳をぽむぽむした。
ずるいとは思いつつ、その発想はなかった。
うさぎなどという生き物は、
とても素直な生き物です。

間違えるのにだって、
間違える側のポリシーがあります。
けてやらなくてはいけない。
負けてやるというプライドがあります。

敗北はうさぎを一つ賢くします。
勝者は何も教えてはくれません。
だからロッキーは負けました。
チャンピオンになってからも、
ソビエトに行ったり、
教え子にシバかれたりしたのです。

―――ぐろっきいなろっきい、
くろっきいでかいてみな。

「―――やられたな
しすぎてすみませんダロ」

でも、市長さんはといえば、
それはうさぎと亀の問題だとか、
はたまたパラドックスの問題だと思いました。
そして市長さんは何か、そのやりとりが、
神々の遊びのようにも見えてくるのでした。

「まだ、やりますか?
「次は絶対に解く」

かもちゃんといずうさが、
​クイズ​をしています。

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​






最終更新日  2019年10月13日 20時29分57秒
カテゴリ:カテゴリ未分類

宝塚歌劇団とか、あんスタとか、地下声優とか、
あるいはホストとか―――。
そこでは、『CD実質タダの方程式』とか言いつつ、
『シャンパンコール』とか言いつつ、
恋愛感情に限りなく近い脳内麻薬でお金を溶かすという、
修羅道の沼ジャンルである。
夕陽で靴にオレンジのエフェクトがついたみたいに、
もう既に焼け石に水? 燃えてるって感じだけど。

でも美形の男の子の頬が紅潮して、上目遣いになって、
それから口を半分くらい開けて、変なポーズしてる、
妄想が始まる。
(その子はもしかしたら十代で、
お姉さんと呼んでくれるかもしれない)
股間に手をあててくれるサービスもあるかも知れない、
くるぜえ・・・・!
その―――たまらないエッチさっていうもの・・・・・・。

もしかしたら、女性はこう言って欲しいのかも知れない。
「ちゅーして」と。
(そんな恥ずかしいこと言えるかよ、
と僕は野暮な男日本代表として言っておく。)
「愛してる」と。

優しく、トロトロにされて―――溶けたスライムになりたい、
もう凍らされてもいい、なんだったらそのまま蒸発してもいい、
だってスライムしていたくない、
(何処にでもいる女になりたくない、)
こういうのを―――スライム理論とするのもいいだろう。

そして『ご報告』だとか『大切なお知らせ』なんていう風に、
人生をどどめ色になるようなことをすると、
彼女たちの自殺率は急上昇する、ま、冗談だけど。
そういう女たちを憐れだとは思いつつ、
三十路過ぎると女も男も狂うという法則を出さずにいられない。
これは既婚者か独身者か、という瀬戸際である。
無論すべての人がこれに該当するというわけではないが、
三十過ぎると人の態度は露骨に変わるもの。

でも「いつもありがとう」と言うだけで、勝手に錯覚する、
自動販売機の誕生。
カシュカシュカシュ―――ガコン。落ちる。
(堕ちずにはいられない、女たち)
―――お金が入るから、ニコニコする、ありがとう、
もっと搾り取ってやるぜ。利用される女。ポイ捨てされる女。
でも、強いのかわけがわからないのか見当のつかない女たちは、
さらに馬鹿になる。耐える。我慢する。
もういいから、―――ご褒美に鞭でぶってやれよ、
と言いたくなるぐらい。
そしておぬしの称号は、―――猛獣使い。

ファンっていったって推し変もある。
最初から最後まで看取ってくれるファンはそうそういない。
でもそういう本当の好きが、
どんなに現実離れしているのかとも思う。

でも高所恐怖症の話で、実は高所恐怖症じゃなくて、
それは父親恐怖症の変形なんだみたいな話がある。
もちろん、輪廻転生を信じる人なら、前世がとか、
いや落ちたら怖いだろみたいな人もいると思うけど―――さ。

でもさ、いやマジでさ、
『仕事に生きる』とか言ったって結果がついてくるとは限らない。
そりゃ色んな人々がいるわけだけどさ、
横断歩道にいる人びとの分だけ人生はあるもの。
好きなことでも嫌いになるし、
好きな人でも顔を見たくなるほど嫌いになるのが人生。
ネットショッピングはギャンブルだけど
好きなものや一期一会がなくては心の底から前向きになれない。

まあ、水虫を英語では、運動選手の足というようなものだよね。
シャワールームで感染するところから、だけど、
どこでそのスイッチが入っちゃうのかわからな―――い。
主食は烏賊や魚だとかいうゾウアザラシの大ハーレムへようこそ。

まあ、ストリッパーの法則、小出しに小出しにだね。
最初から脱いでたら醍醐味がないってやつだね。
まあ、やらせてはくれないから、最後は色んなこと妄想だよね。

たとえば、さっきの路線でいけば―――美少年に、
スケスケの服を着せるわけね。雨に濡れたカッターシャツ、
そして「寒い・・・・・・」とか言いながら肩を小さくする、
(いや、お前女だろ、男だけど、やってること女だろ、
とかいうツッコミはさておいて、)
―――くるぜえ。
(僕は来ないけどね。)

美容整形に数百万とかって聞くと、
そんなことばかり言ってられない気はする。

けど、生活ができなくなるまで追い込まれない限りは、
美少年の男の子がちょっと喘ぎ声をしただけで、
鼻血が出てしまう女たち・・・・・・。
それはいいのか―――微妙だな、でも、いいんじゃないか。
萌え萌え言ってる豚だって、愛のあらわれだぜ。
女性に攻められなくて空想に逃避してる感ありありだけど、
劣等感を虜にして絡めとる蜘蛛の巣。
ジツサイ、そんなに眼の大きなまぶしい女の子はいないけどね。

でも最低でも四千年前には、
テーブルやスツールや収納箱があったって―――ね。
何が言いたいかって、
簡単さ、
心をしまっておく場所がね。

でも、本来オープンなものがクローズになっていく。
そしてセックス、SNS、スピリチュアル、ヨガに狂う。
これ、セットプランだよね。
いや、これ笑い話みたいだけれど三十って一つの人生の道標だ。
(中には、笑えない人もいるかも知れないが、)
でも服や車に凝ってみたりする人が、
ほかのことには何にも気が回らない瞬間ってある。
こんなのはほんの一部、ほんの序の口。
僕だってそういう人達を笑えない、
詩を書くために様々な本を購入した、
最低でも百万以上は鳩になってる、
でも伝書鳩じゃないから仕方ない―――ね。
専門家になるってお金なくて成立しないのが痛いけどね。
まあそんなわけで、
物質主義の世の中では物質主義との向き合い方は重要だ。
何処までがセーフで何処までがアウトかは、
自分で気付いてみるよりほかにない。

ベンジャミン・フランクリンが箒を作ったからって、
魔女に憧れていたというのはトンチキさ。そうだろ?

でも鳥がマイナス三〇度とか、マイナス五〇度まで、
耐えられるみたいに、
僕等は人生の限界を探してみる修行をしているのかな、
と思える瞬間がある―――。

人生をペインティングする。
そういう女たちを馬鹿だというのは冷静な大人なら言える。
でも、例外なくだけれど、
こういう馬鹿なことをする人々は面白い。
そして申し訳ないけれど、冷静な大人ほどつまらない大人はいない。
人間の価値基準は面白さであらわせるわけじゃないけれど、
幽霊を信じない、UFOを信じていない人と一緒の偏狭さだ。
マリー・アントワネットに恨みはないけど、
ハンカチを正方形にするというのはどうかと思うね。
バンジージャンプを一度やってみたらどうかと思う。
ジェットコースターにも乗れないんじゃないかとすら思う。

ただ、こういう女たちが、
『ストーカー』になったり、『サイコパス』になったら、
手がつけられないだろう―――ね。
ツンデレとか、ヤンデレとかいうけど、
最終形態はもうそこだよね。
生きるか死ぬか、いやいや、デッドオアアライブ、
生死を問わずってね。
これも人間の業ってやつですかねえ。
ギリギリの線で踏みとどまっている、
そういう人々の危うさと奇妙なバランスにはすごく打たれるよ。

本屋でも、少女漫画のコーナー、
BL本のあるコーナーがあるけど、
エクスカリバ―がとか、
ただ男同士がセクシャルに絡み合うだけで、
(でも突っ込んでいるわけじゃないはずだけど、)
悶え死にしそうな女たちがいる世界って素晴らしいなと思う。
何処へ向かってゆくのかはさっぱりわからないけれど、
ネブラスカ州の州間高速道路I-80は、天国へ続く道路。

どういう意味かって?
そんなの、てめえで考えろよ。

でも美形の男の子の頬が紅潮する、
(君はそっと、ティッシュを用意したかも知れない)
上目遣いになって、
それから口を半分くらい開けて、変なポーズしてる、
妄想が始まる。
もう、潤みきった小動物の瞳でおねだりするかも知れない。
クフフ・・・・!
その―――たまらないエッチさっていうもの・・・・・・。
、、、、、
でちゃうよ―――とかね。

もしかしたら、女性はこう言って欲しいのかも知れない。
「ぼくの―――あっ・・・とーてむぽーる―――が・・・」と。
ボタンひきちぎるバイオレンス描写こみこみで。
(言っておくけれど、フランクフルトは厳禁です、お客様)
それか―――ら。
「たべられちゃう―――よっ・・・・・・」とか、とか、
性欲あふれた喘ぎ声と共に。
おい、なんだそりゃ。






最終更新日  2019年10月13日 18時45分46秒
カテゴリ:カテゴリ未分類


​一九五八年七月、警察庁の総合特別手配により、
三年前に下関市で養父母を毒殺した、
大西克己(以降克己と記す)が検挙された。
だがその時克己は「三浦」という名前だった。
戸籍を奪う目的でさらに二人の男性を殺害していた。

―――事件は『大西克己連続身代わり殺人事件』と言う。
この戦後まもない昭和三十三年の事件を記した貴重な資料に、
『張り込み日記』がある。
報道写真や、後に作品集『神楽』(一九八八年)で知られる、
著名な写真家、渡部雄吉氏が二〇日間密着して撮影した。

事件を整理すれば、
逃げ続ける犯人の心理も見えてくるかも知れない。
どうして人は責任を回避しようとするのだろう、と―――。

  *

いずれの歴史書にも載ることのない事件に、
降り積む落ち葉の体積が発酵する温み。

業を繰り返すよりほかない僕は仏像や、摩利亞像を、
広大な宇宙の一端を記しているにすぎない星空を―――。

  *

克己は山口県下関市に生まれ、大西家の養子となった。
養母クマの私生児であったという。
高等小学校卒業後は自動車運転手などをしたが、
それからは悪の道を歩み、刑務所を転々とし、
一九五三年に前科を隠して女性と結婚した。

  *

写真はさながら、
黒澤監督の『野良犬』や、松本清張原作の『張り込み』―――。
写真は、しかし『張り込み』というより『聞き込み』であるし、
また―――刑事ドラマを地でいく、
警視庁捜査一課のベテラン向田刑事と茨城県警の若い緑川刑事が、
戦争の傷跡が拭い去れない街を背景にして、
事件解決へと向かって進んでゆくチープさでまとまっている。

  *

新聞記事は出来事を日記のように記してゆく。
誰かが書いた日記の中といっても、
人間の感性を持って味付けされた構図が、
およそ知りうるかぎりの情報や認識という鋳型、
そこには権力概念や、権力の構図を前提に持ちながら、
報道記者型の手法で詳細に説明されてゆく日記。

これがノンフィクションならばインタビューの手法を使い、
徹底的に事件を調査し、人間行動を基調にした、
より精度の高い文章が披露されるだろう。

でもありとあらゆるものは、日記にすぎないという提言は、
僕等が他人のことを見聞きせずに情報を作れないという、
もっとも初歩的かつ原点的な意見から始められるだろう。

  *

―――克己の供述によるとだが、妻の妊娠以来、
養父母が急に冷たくあたるようになり、
「別れろ」とまで言うようになった。
この時の克己は会社の金を使い込んでいたこともあり、
養父母殺しを思いついた。

彼はどんな気持ちでそんなことを考えたのだろう。
そこには凶悪な殺人犯の横顔というのはなく、
会社の金、養父母との不仲、
また妻の不在が合わさって始まってゆく、
負の螺旋現象を想像する。
一九五五年六月一日、妻が出産のため国立病院に入院中に、
養父母の福松、クマに酒や料理をふるまい、
記念撮影までしてから、
酔いつぶれた二人に青酸カリ入りジュースを飲ませ、
会社の金である一三〇万を持って逃げた。

  *

運命の歯車が狂うということを、
封筒の中に入れられた、
透けてみえるほどの紙幣という薄い紙切れの中に見出したくなる。
蜘蛛が餌食を巻き締めておいて咽喉を食い破る構図。
逃げる克己・・・・・・・・・。

  *

一九五五年六月二日、「死臭がもれる」という近所の人の通報で、
山口県下関市の市営住宅の大西福松さん(六〇歳)方から、
福松さんと妻クマさん(五六歳)が死んでいるのが発見された。

  *

「私は父母と相談の上、親子三人心中をいたしました。
私は事情があって一日遅れて後を追います。
みんな元気で暮らしてください」

室内には、このような奇妙な遺書が残されていた。 

  *

犯罪前の準備(情報収集等)
犯罪中の行動(殺人方法等)
犯罪後の処理(死体の処理、逃走方法等)―――。

その心理学、その社会学、文化人類学、精神医学的に分析すれば、
犯人の性別、人種、年齢などをある程度推定できる。
それは『プロファイリング』である、

―――このある程度の推論と物的証拠や情報とあわせて捜査すれば、
捜査員が闇雲に広範囲に捜査するよりは効果的だ。

  *

しかしプロファイリングというほどではなくとも、
ある程度を推察できてしまうのが人間というものだ。
浅い目覚めの眼蓋の内側で、無造作に信頼していたものが、
ある日、背中を向けでもしない限り・・・・・・。

   、、、、、、、、、、、、、、、、、、
―――君にはこの男がどんな弱く見えるだろう?

  *

克己はこのあと、別府で飲み歩いた末に、
「藤田」という偽名を使って間借りし、マーケットに食料品店を出した。
売り上げはよかったが、ある日些細なことで殴り合いの喧嘩をして、
警察に連行されたことから、素性がバレると思い、今度は東京へ逃げた。

克己は指名手配された。そのことで、別人になる必要を感じ、
戸籍を売ってくれる人を探していた。
一九五六年二月、向島の特飲街で、
「四万円なら売る」という男を見つけた。それが三浦だった。

  *

磁石のように癒着いてゆく―――それぞれの願望と、
積み上げられた煉瓦のような人の死・・・・・・。

まるでゲシュタルトの視覚の法則。
そこに、『かなしさ』とか『さびしさ』というよりも、
もっと暗い、抜け道のない、病み犬のような、みじめさ・・・・・・。

フィリップ・ジョンソンの『ガラスの家』・・・・・・。

  *

克己は三浦を二月三日に連れ出し、
伊東、大津にそれぞれ一泊し、岡山県倉敷市に向かった。
克己はガソリンスタンドでガソリンを買い、
その夜に山中で胃薬と騙して青酸カリを飲ませ殺害、
身元の確認ができないように遺体を焼いた。
この時から、克己は三浦という名で別の人生を歩くことになった。

  *

『張り込み日記』の写真を眺めていると、
僕は何故だか、のすたるぢやといった、
萩原朔太郎の『氷島』などを考え、
那珂太郎の後期の詩群に属する詩のことを考えていた。

それは多分、歩く街並みや店や路地の風景がどこか嘘っぽく、
その嘘っぽさのなかに懐かしさを感じてしまうから―――だろう。
それは外国の風景の中にはない―――でも中国の瀋陽にはそれがあった、
それは―――多くの詩人たちが見出した僕等の郷愁というものである。

都会に魅力があるように、地方都市に魅力がある。
新しいものよりも古いものに大きな価値を見出したくなる、心理。

  *

たとえば都会のホテルで、
窓の下を流れていく後尾燈や前照燈が何故か心のフィルムに、
心細さや、心許なさとなってゆくように―――。

グワディックスの洞窟住居・・・・・・。

  *

犯罪捜査における顔画像の個人識別。
強制捜査と任意捜査。
尿分析によるジアセチルモルヒネ摂取の証明。
児童の保護とインターネット上のおとり捜査。
自動指紋照合システム。
高エネルギー放射光蛍光 X 線分析法による、
土砂試料中の微量重元素の定量法の開発。

  *

克己はその数日後、台東区南稲荷町の紙器工場で働きはじめた。
そして、ある女性と知り合い、この女性に費用を出してもらって、
自動車の運転免許を取った。
その年の七月には目黒区のアパートを借り、
(三浦氏の)籍を北海道から移して、婚姻届を出した。
新しい妻はもちろん克己が本当は大西という名字で、
下関で養父母を殺したとは知らなかった。やがて子供も生まれた。

  *

それさえなければ、普通の家庭だったの―――と、
僕は言われたことがある。
まるで天から舞い降りてくる、鳥。

その時の表情や、息遣い、それからどんな気持ちであったかを、
おそろしいほど詳細に説明でき―――る。

こんなことが、
人間の心の底に流れている愛情の貧しさのよう―――に。

寺山修司の長編叙事詩や、小熊秀雄の長編詩を思い出す。
落ち着かない不安が、濃霧に塞がれた森のようにある、
僕は自分の傷跡や、後ろ暗いその過去を、
理智的に物を疑うことで、整理整頓してゆくことで、
行方不明になった、霧の中にある船の本当の行き先を探している。

  *

人は誰に対しても自分を重ねあわせなくてはいけない、
空港の待合室でさまざまな世相が想像されてく―――る。

たとえ、それが見知らぬニュヨーク・マンハッタン地区でも。
たとえ、それが見知らぬパリのガス燈であろうとも。

他人の褌を借りずに文章を書けずにはいられないような時、
せめてこの世界を吊り上げている糸のようなものを、
僕は一つでも多く書きたいと思う。

  *

ところで、一つ一つ事件の主要項目を追っていると、
その気になれば、そのターニング・ポイントでやり直して、
人生を暮らすこともできたんじゃないかと思う。

幸せというのは人生の所持品検査で見つかるビタミンみたいなもの、
掌からこぼれてゆく―――のね、
だから努力して、一生懸命にそれを守ろうとする人もいて、
しいん、とするね。ずしん、とくるよね。
人が人の人生を支えよう、守ろうと考えたあの時から、
僕も無茶苦茶なことをやめようとした。

人生は重い―――よ。
だけど、その幸せにはそれほどの価値があるはずだと信じて、
疲労している肩や背中や太腿にも、降り積もる悲しみ―――にも。
しかしそれに気付けない類の人なんかもいて、変だね、
消えてゆく月の光に呪われた人生を嘆いているみたい―――だ。
まるで過去が追いかけてくるような人生を生きて・・・・・・・。

すばしこく枝移りする鳥のような神への不信感、
人生に対する猜疑心、一瞬血の逆流するような恐怖、
そしてそれは―――透明な冷たい水のように、
渇いた咽喉を潤してはしな―――い。

  *

一九五七年の暮れ、
克己は酔っ払って他人の家に侵入してしまい逮捕される。
東調布署で写真や指紋をとられたため、
身元がばれるのを恐れ、新たな身代わりを見つける必要があった。

一九五八年一月、克己は「ハハ、シス」というニセ電報を打った。
これを口実に上司や妻の兄から計七万円を借り、
北海道に向かったふりをした。

克己は浅草山谷で年恰好の似た佐藤という男を見つけ、
一万五千円で移動証明の売買契約を結んだ。
その夜は浪花屋旅館に一泊し、
佐藤が「水戸へ行きたい」というので、
水戸へ行ったのち彼を殺害した。

  *

五八年一月一三日午後三時半頃、
茨城市水戸市南方の千波湖のほとりで、
人間の左右の指二本、鼻、陰茎一個が入ったオイル缶が発見され、
警察は殺人事件として捜査。
翌日にはオイル缶のあった反対側の湖畔の笹藪で、
仰向けの裸の他殺死体が発見された。
先のバラバラ部分はこの遺体のものと完全一致した。

全身には硫酸がかけられ、顔面と指先が特に焼けただれていた。
さらに指紋は細い指紋で切り込まれていた。
殺害後、どこかから運ばれてきたものと見られ、
遺留品はオイル缶と三〇メートル離れた、
公衆便所内から発見された浪花屋旅館の染抜きの手拭だけだった。

司法解剖の結果、死因は絞殺。
死亡推定時刻は一二日午後五時から午後九時ごろの間であった。
年齢については二五歳以上、三五歳未満と推定された。

  *

光と闇を越え、しがらみの鎖を解き放って、
死者が権利を主張する時―――。

それは小さな器の透明な溶液の中に沈んでいる、
鉄の破片のようなものだろうか。

謎が謎を呼んだ捜査線上のとある人物探しの決着がつく時、
それはすなわち、僕が語るのを止める時である。

明日、世界から消えてなくなるわけでもないのに、
明日、世界が終わってしまうわけでもないのに、
泣いたり笑ったりして馬鹿みたいだと思わないか。

   、、、
―――思うさ。

  *

世情を反映する法廷が少しずつ実現されてきたのでと前置きするが、
二審担当の弁護人は克己に一度も面会に来ないばかりが、
控訴趣意書の書き方を教えてもらおうとしても、
「その必要はない」と拒否し、
「被告の行為は死刑を已むを得ない。控訴する理由は何もない」
という趣意書を裁判所に提出した。
自業自得というのは百も承知だが、
弁護人の弁護放棄は、しかし不当である。
そいつを殴り飛ばしたい気持ちは僕にだってわかる。
二人の妻たちは、そして子供たちはどうすればいいのだ。

―――はずみのついた独楽のようではいられない。
でもこの当時はそういうことがいくつかあったらしい。
でもそれを―――正義感と言うのは、何か少し違っていて。

その弾力からはじき出された言葉が、
同時に、もう一人の加害者を生み出しているような気がして。

  *

あなたが、何か僕に言おうとしているのを感じる。
あなたが、何か僕に伝えようとしているのを感じる。

  *

死ぬのが怖いというのが、正直、僕にはよくわからない。
殺されるのが怖いということならば、僕にはよくわかる。

そこからの推論によって、
まったく思い設けることのなかった一行が生まれ、
なるほど、人は殺されると思うから死ぬのが嫌なのかと思う。
それは、すりばちで豆をこすりあげるような痛さ、だね。
でも生きてそれで履歴書の何行を増やすというのだ、
寄付帖や檀徒名簿のようなつながり、薄っぺらい関係の人生。
そして、他人のことをあれこれと述べて、
そのじつ、自分一人、
理性を持ってしっかりとした規範を、
守れないような人間たちで―――。

黄河にでも流されていろよ。
いいから、アマゾン河にでも流されていろ―――よ。

内側にある水位が氾濫でもするように水位を増し始めている、
僕はいま、膀胱や排泄器官の沸騰する感じで、その冷や水のそれを、
言葉にして、飛礫のように、そう投げつけるように、
本当のことを、人間の空洞に向かって言いたくてたまらな―――い。

   、、、、、、、、、、
―――そして君は誰を裁いた?







最終更新日  2019年10月13日 11時30分00秒
2019年10月12日
カテゴリ:カテゴリ未分類


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

ガラスった夢。
深海魚公園ってる
色の落書き。
​スんでる。
とらえようとしてもとらえられない、
った一瞬に。

   、、、、
―――割れた爪。

そこでは​君が僕が好き​と書いてる。
パーカーのポケット手に突っ込んで。
凍えそうな​先​
あ あ で も な い 、 こ う で も な い 。)
わからない何かを突き詰める気持ちもなく。
見ないふりして逃げる。
野球選手、人生の曲がり角​も​つもそうして。
はいくらかのたさをった。

―――場。



街路樹れて
って

―――いつも​だろ?​
何も反省しやしな―――​い。​

ね。
てるほど大量調達した美味しい動物肉。

非人道的」だの「不平等」だの、それであれ、
狂ってる」だの。

秩序道徳もないぼやき声。
耳に刺さ―――
ろう緩慢気配リズミカル通奏低音。
それから、定型文短縮語。
それが―――僕の住む街。

、、、、、 、、
アラウンド・ゼロ。

漫画やゲームや音楽や画。
入り込で。
入れ子状というより連鎖で、
抜け出せなくなて。

それでもみんなえてんでた、
しんでた、
でもそれをみんな馬鹿みてえってった。
フィルター付完成​。
う、個性趣味エゴ仮面。

   、、、、、、、、、、、
―――金糸雀たちが啄む心の闇。

ね。ね。
ここは螺旋階段。
最初はそうはわなかった。
踏切なんだ。
でもえにく。

真っ直ぐ。​
​もっと勇気を出して。​
って。​

​​​息切​・・・・・・。​​

きている人間うだけで
感情がつきまとう
つくのがいから
をした
裏切られたあのれない
をなくした孤独れない

、、、、、、、
でもそんなこと。
   、、、、   、
―――言えない・・・・・・よ。

ドアを開ければ別世界になる明日が怖くて。
本当の自分は胸締め付けられたまま。

んだりつぶす、
隙間のない―――。

穢れ・・・・・・。

他愛な命の綱に粘力が生まれて。
吸着力は。
無垢のふりし気の迷い。
日の横顔。
無人車の渋滞。
無制限思えた電気放出。
真夜中高速道路の畏怖。
怖がっているだけ。
本当の自分うま認められない後悔。

  い ――― よ。

じゃ、また、と。
君が歩き去ってく。
(こ.の.き.も.ち.は.な.ん.だ.)
埃被った反射作用
気がつきゃ前髪ばっかり長くなる。

何百回、何千回、何万回。
美し奏でるためファルセット。






僕は​がれ​​―――

 ふ  む
「振り向いてよ―――」

深淵なる内部へと、美しくらぎなが―――
答案用紙間違いだらけ
んだ王国とそれでも興隆けた王国結論。

蜘蛛だらけの彷徨感覚。

こちなくて。
もしたくない。
も。
もしたくないってのは駄目で。

   、、、、、、、、
―――そろそろいいだろ。

そうじゃないんだって言いたい僕
何度このロー・アングルを見たのやら
その背中だけじゃ嫌だっ
こんな自分もう沢山なんだっ
見上げた視界人工呼吸器。
透明になるのは
君が白くてはかなげに見えてくるのは

あまりにも強い受容
水の気配に誘われておだやかに凪ぐ表と
息苦しさは心の重さだろと
わかっていたって。

でも積み重
それしかな―――
そんなハト、
持ち歩いる。
全身霊。
あふれそうな発火の合図待て。
染まり始める。

―――​いま。

そのつないで。
うんだ。
本当の気持ち。
惜しみなく正直に。

未来から過去への請求明細書。

まばゆい夢の美しい残像は、
繭。
引き剥がして、もつれて、震えるように波うって、
ようやく見えてくる真実。
誰にも話せない嫌な過去
本当につらくて苦しかった思い出。

、、、、、、
面倒くさいよ。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
でも面倒くさいのを避けて大人になった僕は。

―――​​僕につきまとわれた均整のとれた​上。​​​

ね。
順序立ててすよ
それからゆっくりすよ
高層集合住宅じゃない
未来テクノロジーじゃない

理由もなく終わってく―――
く。
く。
何かをえているもなくて。
圧縮して​瞰​するストーリー。
他人行儀な自分の―――明。

辿りつけなかったあの
風船行方。
   わけ
その理由。

いびつな自己肥大を恐れて。
(言 い た い こ と も  言 え な い  僕 だ け  ど 。)
情熱的で。
(や っ ぱ り 愚  か で 。)
冷静沈着で。
(ち ょ っ と 笑 っ ち ゃ う  馬 鹿 な と こ  ろ 。)

でもそれが
自分のことを正直に話せない。
​ブみたいに。
全身無数につられぬかれながら。

じて一歩前―――

きっと上手えない。
だからはちょっとしたことで。
すぐに自分逆戻りする。
むのはながらること。

手で掻いたって星はつかまえられない。
ついてくるのは夕陽。
逃げてゆくのは月。
見たくないものはいつも拒絶

こんなにも単純で美しい世界が、
れてゆくように感じる。

、、、、、、
なんでなんだ―――。

うまく表現できなくたって
カッコよくなくたって
人に好かれなくたって
謙虚で誰に評価されなくたってい。
自分え。
その自分さえシャンとしてゃ。
そう、ビッとしてゃ。

悪いことしなくたってい。
どんな困難が立ちはだかったってい。
この胸一つで乗り越えていけゃ。
そういうてめえでいられ

そういながら。
そうじながらこの道。

かな       うつく
悲しいぐらい美し―――

たくさんのと。
たくさんのと。
理不尽不条理絶望と。

―――望。

午前一時のこの道。
午前二時のこの道。
午前三時のこの道。

―――好きじゃないけど、嫌いでもない

、、、、、、、、、、、
スライドして跳ねただけ。

自分て。
、自分て―――。

なんでこんなにもなの、奇妙なの。
誰かの記憶のように自分のイメージが。
人工栽培
踏み躙られてゆくプランクトンな夜が来て。
革命夜。
思い話。

―――すればするど。

がこぼれないようにするので精一杯は。
やってたんだ。
えなくてさえれそうな
さなクエスチョンマーク。
螺旋階段じゃない、僕きている世界夢。

​窒​る。​​
​​張りけそうなに、​​
​​飼慣らた。​​
​​都合よ言い聞かせてた。​​

    、、、、
―――玩具たち。

​処方箋なんかない―――。​

(打 ち 寄 せ る 波 が 、  僕 を 削 っ  た だ け 。
​何 度 も 君 の 名  を 呼 ん だ 。)

―――この。​


​いつも僕の心の中に住んでいる天使で悪魔。​​​​​​
君が―――唇を抑えてる姿で。
やっぱり揶揄うような眼で僕を見てる。
言葉足らずだ―――と。
何を言ってるかわからないよ。
殻から出て。
もう一度、つかまえなくちゃいけない​鍵。​​​​​​


​心の中がぐちゃぐちゃになる。​

きれいな言葉には​棘がある。​
​言葉のさりげなさ、やわらかさ。


―――物語は、​で​​も。​

あと。​
もう歩。​​​​​​​​​​​​​​

「ずっといたいことがある。
―――ずっといたいことがある。」

そんなきもちを​つら​ねて、
まだじぶんつかまえて、
もっとすてきじぶんに、

―――もっといろんなことをあいせるじぶんに。



​​​​​​​​​​​​
​​






最終更新日  2019年10月12日 20時38分22秒
カテゴリ:カテゴリ未分類


かもちゃんが久しぶりに公園で劇をするという。
夜六時。
ガヤガヤ、集まりも集まったりで、公園の密集度は満員電車並
キ ン グ オ ブ 東 京 メ ト ロ 東 西 線 よ り は マ シ だ け ど 、
―――お祭りだね。
もう夏祭りだね。
そして市長さんも、魚屋のおじさんもやって来ている。
この場合、馳せ参じたが、正しいか間違いか。
武士の情けは、間違いか正しいか。

をひそめて開演
何故、近所女子中学生たちがジュースをしていた
理由いてみるとそれらを全額寄付するという。
―――もちろんジュース代を差し引いて

やがて、待ちに待った、待たされた感のある特設ステージに、
かもちゃんが颯爽と現れた。
ライトは突如、赤色に変わる。
世界はオワタ!

きなりのクリティカル攻撃。
んな、笑った。
赦ない、切り口。

「―――ここだけの話ですが、かもちゃんは鳥ではなく、
実は馬ですダロ

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
いきなり嘘をぶっこみはじめる空想虚言者。


歴史に名を残す馬なんだよ! 馬鹿か!
サドルなんだよ、いや、おまるなんだよ!」
―――じゃあ、それ、なんなんだよ。
俺達、人形なんだよ! 馬なんだよ! 馬鹿!
何言ってるんだ、この鳥は。
ヒヒーン!

―――ヒヒーン来た!

「コサックダンスと蟹歩きが遭遇するナタデココナイト!
「小学生たちのフルート悲しいナタデココナイト!
「金曜日の薔薇にシリコンを埋め込んで完成するナタデココナイト!

、、、 、、、 、、、
イミフ、イミフ、イミフ―――。
あまりに、イミフだった。
足して引いて割って掛けて
半分にして三分の一にしてイミフ。

でも、観客熱狂した。
最終的に、かもちゃんの文学センス
それは芸人のネタの一部だった。
あるいは語彙によってすべて成立
そこにはシャーマンの憑代としての力が遺憾なく発揮され。

ことば      じゅもん   ひび
言語がここまで呪文のように―――。

―――しかし、っているけ
市長さんはハッ背筋をふるわる。
みんなは気付いていないかも
が、舞台にいるのは、まちがいなく、本物死神
かもちゃんにまれた友情出演だろ
かもちゃんの交友関係
それは、寺山修司舞台三島由紀夫がいるような

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
舞台の白熱化する展開を脇でかためる役者たち―――。

仮面をつけた少年や少女たちが、
ダンスを始めた。
息もピッタリ。
踊りもキレがある。
マイケルジャクソンのスリラーを参考にしたとも、
ブレイクダンスを参考にした―――とも。

世界は滅亡した、
人類は宇宙人によって虐殺されつくしたダロ。
手をもがれ、足をもが、首をもがれたダロ!
踊るバラバラ人形たち、不、呪、極悪非道!

しかし今回のかもちゃんは、よくる。
―――かもちゃんの生来のリズム感が迫ってくる。

お前等セックスの豚なんだよ!」

過激だった。
かもちゃんの可愛い声と混じることによって化学変化を起こす切なさ。
てか、んだこれ。

「はじきだされたセックスの豚なんだよ!」
「もうお前はセックスの豚なんだよ」
「もう俺達、社会の底辺でセックスのあほうどりなんだよ」
カッコウいってろ!
シャラソウジュって言え!」
「もう、突っ伏されたセックスの豚なんだよ!」
「渇きかけた咽喉にあふれてくるセックスの豚なんだよ!」

―――み ん な 、 笑 い 転 げ た 。
天 才 的 す ぎ る 、 シ モ ネ タ 。
と い う か 、 シ モ ネ タ だ か ら 下 品 だ け ど 。
タ ン タ ン タ ン 、 と 包 丁 の 音 が 響 い た 。
う ま い 演 出 音 だ っ た 。



「うう―――い、しい―――」

中二病患者のように、包帯をまきまきした男が悶えている。
これはもしかして、シリアスなのではないかと思い始める観客

(でも絶対に観客の期待を裏切らないのが、かもめマジック!

、 、、、 、、、、、、、、、、、
と、そこへ、舞台にいずうさが現れる。
、、、、、、、、、、、、、、、、
青色のライトが舞台を照らしていた。
、、、、、、、、、 、、、、、 、、 、、、、
トマトを持っていた。口に近付け、一口、かじった。
、、、 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
そして、おもむろに自分の腹部におしつけて潰した。
、、、 、、 、、、、、、、、、、、、、、、、、
その時、むっ、とかいう低い押し殺した声が聞こえた。
、、、、、、、、、、、、、、、、、
トマトケチャップ入りの袋も破裂した。
、、、、、、、、、、、、、、
真っ白な毛並みが赤に染まった。

―――やか赤。

ね!」かもちゃんの声が聞こえた。
ウオグオ」と、いずうさ、のたうちまわるの図。

みんなった。
あまりにも、ベタすぎる展開だった。

(でもそれは、かもめ劇のお約束だった。
とある映画監督が、鳩と噴水を愛しているようなもの)

等生物め!」

そのあと、鴉たちも舞台に現れた。
かもちゃんが、鴉たちにトマトを投げつける。
そうすると、何故か翼をひろげて、ガバッと後ろに倒れた。
演技指導済みのカラスたちの熱演

ア、ググア―――クワアア!

カラスなのに、アヒルのようなアドリブを見せる演出
世界広しといえども、この演出が出来るのは、かもちゃんだけだろう。
特設ステージには、潰れたトマトが残っている。

「文明よ、サヨウナラダロ!」
「もう、かもちゃんは、
梨を食べられない林檎食べるセックス!
―――セックスいな、この鳥。

かもちゃんはそう言って、
突然ナウシカの鬱ソングを口ずさみ始めた。
しかし不協和音がテーマらしく、
ずっと黒板を引っ掻くようなノイズが聞こえる。

きれいな不協和音

その間、一度だけこんなこえた。
人生なんかクソつまんねえんだよ!」
少年こえた。
セックスの豚なんだよ!」
かもちゃんのこえて、みんなった。

(この鳥の賢さは、セックスという卑猥さを完璧に消してしまう)

、、、、、、、、 、、、、、、、、
そして舞台袖から、動物の着ぐるみが―――。
、、 、、、、、、、、、、
一匹、また一匹と増えてゆく。
、、、、、、、、 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
神話のような展開。かもちゃんのナウシカ鬱ソングもきいていた。
、、、、、、、
最終的に十二匹。
、、、、、、、、、、、 、、、、、、、、、、、、、
つぎつぎと手をつないで、何故かぐるぐると回っている。
、、、、、、、 、、、、、、、 、、、、、、、
ホラーのようで、ギャグのようで、不思議な気持ち。
、、、、、、、、、、 、、、、、、
全面におしだしてくる、かもめイズム。
、、、、、、、、、、、、 、、、、、、
象徴的な意味を感じさせる、かごめかごめ。
、、、、、、、、、、、、、
まさにかもめワールド全開の、
、、、、、、、、、、、、
エキセントリックな大味さ。

そして、おもむろ、かもちゃんは大根をかじったりした。
どうして大根を?
多分そこには意味はないのだろう。
胡瓜だって、牛蒡だってよかった。
ただ、何かをかじるということに意味があったのだ。
そのあいだ、着ぐるみたちは煉瓦を積み上げている。
の河原?

人類ゴミだから宇宙人暇つぶしに、
ハンティングされるダロ」
撃て撃てレーザービーム!
「そうだ、セックスの豚ダロ!
「もっと寄越せ、地球破壊爆弾!
「聖なるエナ・・ズィイ―――そしてセックスの豚!
「もっとスパゲッティーのようにナチュラルに!」
「そうだ、セックスの豚ダロ!」
バキュンバキュン!

しかも、効果音ではなく、全部セリフ
しかしあまりの迫力に笑い声はもう消えている。
しかしベタな、擬音もあったもの。
第一、それはレーザービームではなかった。
せめて―――とか。
また銃声だって、効果音で使えただろうに。
どうしても―――マイナーな、ローカル世界へ、
迷わねばならない鳥の演出。
この鳥は不毛な迷路へおのずから迷い込む。
それは人類が陥ってしまう地獄の執著を嘲笑う。
それはカルト重要条件だった。


そして、いずうさにスポットライトがあたる。
・・・・・・

アハハ―――・・・・・・。

、、、、、、、、、、、
いずうさは毛虫のように―――。
、、 、、、、、、、、、、、、、
いや、ここではカブトガニのように。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
カブトガニのように這い蹲ってすすんだあと、
、、、、、
立ち上がり、
、、、、、、、
空に向かって腕―――。
、、 、、、、、、
いや、前脚をあげた。
、、、、、、 、、、、、、、、、、
そしてやはり、トマトを齧ったりした。

「本当にトマトはうまい」

イミフ
そうすると、いずうさが、するすると宙空へ、―――。
空中浮遊、不自然に巻き上げられていった。
UFO如あらわれる出。
ープ・トリック
これには、観客も少し驚いた。ちゃちで、ベタな展開が続いただけに、
何故そんなところだけ妙に凝っているのかと。

舞台そででは、眼隠したコック姿調理人
台車んできてい
そのには、シシャモがい

でも、魚屋のおじさんは気付いていた。
その、頭上にある偽物みたいに見えるUFOは、
多分本物だった。
だって、かもちゃんに一度UFOを呼んでくれたことがある。
それとまったく一緒だった。
それにあんな大きな物体を浮かべるなんてどうやるのだ。
ハリウッド並の演出なんか期待できない、かもめ劇の資金力で。
かもちゃんに頼まれた友情出演だろうか。
そんなところこそ、本当は嘘でいいのに、
偽物っぽく見えるところをあえて本物を使う。
だからいずうさの頭上にあるロープこそ、真っ赤な偽物である。
何てアンバランスさを強調した危うい劇だろう。

オオ、天ニマシマス、カミサマ!

―――と、何故ボイスチェンジャー仕様

いずうさだけど、何か?
アナタハ神デスカ?
いずうさだけど、何か?

そのあと、ジューゴン、ビューゴン、バラバラという、
爆発音が聞こえた。
過激な音だった。


セックスの豚なんだよ!」
―――かもちゃんの叫び声に、みんなまたった。

どれだけそれを言いたいのか―――
どれだけ言えば気が済むのか・・・・・・

、、、、 、、、、、、、、
舞台には、甲冑が歩いている。
   、、、、、、 、、、、、、、、、、、、
―――がらんどうや、空っぽという意味だろうか。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、
無数の比喩に満ちた劇を象徴するように・・・・・・。

ビュルルウ、ブルルウ―――。
ガコンガ―――。


世紀末的な、荒廃した都市をしらせる、効果音―――。
―――ブラックアウトシーンとしている公園に、
インディージョーンズのテーマが流れる。
中学校の吹奏楽部が演奏している。
かもちゃん! 
かもちゃん―――終的んでいた

結局空を飛ぶんだ、と思わなかったといえば嘘になる
かもめ劇の究極奥義はすなわち、飛行パフォーマンス

が、割れんばかりの拍手が巻き起こった。
そこではもう、ストーリーは意味を持っていなかった。
ストーリーは、もうそこでは、形骸化した記号にすぎない。

外国人にいたっては、ファンタスティックという表現さえ聞こえた。
どういうウルトラなラストか、
そもそもどういう意味があるのか。
それについてはさっぱりわからないが、
かもちゃんならそれは野暮と言ってのけそうである、
空を飛んでいるだ―――
拍手こってしまう不思議ステージ完成

フジヤマー!」と、かもちゃんが叫んでいる。
十月肌寒くなってきたステージ―――







最終更新日  2019年10月12日 16時48分00秒

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