灯台

2019/02/11(月)13:16

構造

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​                        ​ 僕等は奴隷なのか・・。​ ​            僕等は大腸なのか―――。​          しゃべっている内に段々疲れてきて、 ​         俺達は、ドメスティックバイオレンスなのか。​ ​​         俺達は、社会的制裁​なのか。​ ​           謎・・・・・・・・・・・・       ​謎・・・・・・・・・・・・​ ​        ​謎・・・・・・・・・・・・​​                     ​純粋かつ明瞭な罵詈雑言が奔流のようにほとばしり出たのさ。​ ​               そしてそれを僕はどうしようもなかったのさ。​                   「自​分​」だって思っていたものと擦れ違う。     (暗  い淫 奔 な 悦 楽 の お ぼ ろ な 記 憶 と 、 そ の 鋭 い 屈 辱 的 な 罪 悪 感 ) ​​​​​​​​         忘れたら「自分」じゃないと思っていたことでさえ、                    僕はもう忘​れ​て・・・・・・。​​​       ​​       あ、って言ったら・・・・・・。​ ​       いつもグロテスクだよ。​         ―――だよ、 ​​​       砕かれてゆく世界―――で・・。 ​​​        (で、) ​       (で、)​ ​​​​       ―――君は何を見た英雄?​​​​     ​​     気付かないで通り過ぎた―――。​ ​     誰も僕のことを覚えていない・・。​ ​     誰も僕のことを知らない。​ ​     でもそうやって生きてゆくことを、​ ​     ―――笑ったりせずに、​ ​     歩いてゆくことを、​      ​     「勇気」っていうのかなと少し考えていた。​ ​     僕は何処へもゆけなかったよ、​ ​     何処かにあるものがここにあったなんて、​ ​     ―――悲しいことだけど・・、​ ​​​     人は何かを認めて進んでゆくものなんだね・・・・・・。​​ ​         ―――笑​わ​な​い​よ。​           ​​​                                       <情熱>は【自己弁護】している―――。       空回りする、僕の、声・・・・・・。          それは、それだけのものにすぎず、       それは、それだけだから、それだけだったんだよ。                            ​「見えないよ」​     ​「すべての答えは剥がれ落ちてゆく・・・・・」​             ​「時間も、観念も・・・・・・」​     ​    「ここでは何の意味もない・・・・・・」​                    ​​​​​         始めることはできるかってきいたら、​​​​​ ​​​​         終わらせることはできるよってきこえた。​​​​         ―――​​​人らしくあろうとすることと、​​​ ​​​​        表現することの間には大きな隔たりがある。​​​​                >>>ぼくはいつもだれかによばれてるきがする               >>>ねむっていてもめざめていても   伝統的な家族関係の解体の中でアイデンティティを失くした主人公たち。   倒錯的な性関係。   ―――死体加虐に死体崇拝。   (何度も何度もフラッシュを焚く)              でも​さ。​       でも​さ。​ ​      ―――ここは何処なの?​     ​ 「新しい迷宮の入り口」​                   ​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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