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灯台

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2019年07月30日
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               、、、、、、
風に口を開けていると、口の中がじゃりじゃりする。
             インディゴ
ぎらぎらする天の銀板―――藍靛、洪水の喧囂、
             カルスト
カマンベールチーズのような浸蝕地形の絵が浮かび、
土埃はあふれる夢の絵の具をcanvasに浮かび上がらせた楽章。
カメラ・アイ
cameraーeyeだ、おきなぐさの海藻によしきりの囀り。
実像と鏡像はかさねあわせられない―――。
             ゼリー     ボディー・パーツ
硝子におしつけられた乳房、署液に濡れた肉体部品、
          デス・バレ
亜鉛鍍金の爬虫―――死の谷の睡そうなぐるぐるした万象同帰。
            ライン
二の足、土踏まずの年輪の章句が幾奥万空気分子にあると謳う。
きぬずれのようなおとのはためき。
             うすもの
林檎を胸部におしつけている羅なき顔の見えない―――女性。
れんえん         ダイアル
瀲灎たる塁体構造の光る盤面。
古甕色しためくらの肉体の観測所。
        カリグラム メイフィジック
燃え盛る赤と青の象形、形而上学のゆめのなかのひとくさり。
三輪車に乗る上半身がついていないシンフォニックな脚線美。
消滅する風景―――触知の欲求、
きれいに溶けてゆくクラウチング・スタート。
、、、、、、、
もつとよかった、鶴としらさぎの語らひさながら、
アイスクリームみたいだったらもっとよかった―――。
、、、、
げんじつを拗ねさせる感官の無常がざわざわと鴉のようにざわめく、
     ピンボケ
漠然とした蜃気楼から透けてゆく賢しい眼をした迷宮のきざはし。
暗黒山稜の、薄明的黒曜の、玻璃松的揣摩銀彩の、
―――剽悍な刺客、塩に変わりゆく裸の女。
僕は南京鼠―――鮮麗の虹彩感覚・・・・・・風馬牛的発情。
、、、、、、、、、
カンノウノゲンカイ、
、、、、、、、、、、、、、
シュルレアリスムノゲンカイ、
                   テーブルランド
けむりのようにふくらむふともものなかの卓上台地。
アンツ・クロール・イン・ザー・アイズ・オブ・アン・エーンジェル
天 使 の 瞳 の 中 に 蟻 が 這 う ―――。
いきづかい   しののめ
呼吸にせまる黎明は喪服を飾るダイヤの留め金のよう。





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最終更新日  2019年07月30日 01時53分28秒



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