生きている証明書

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• 昨日の午後３時の天気は東京だけ「にわか雨」

  ​​２０２５０６１６MON　一昨日土曜日午後３時、東京の天気は「にわか雨」。大阪も。　昨日日曜日午後３時、東京の天気は「にわか雨」。大阪は「晴」。その他の都市は「曇」か「雨」か「晴」。　東京と大阪に「にわか雨」が多い。他の都市にはほとんどない。　午後３時に気象庁（台）の職員が直接目視して決めるというその天気のことだが、地方の都市に「にわか雨」や「快晴」が無いということが不思議でならない。　「にわか雨」に何か別の意味でもあるのかと思ってネットで検索してみたが、普通の「俄雨」で何の問題もなさそう。　もう少し様子を見てみよう。　ところで、明日の日の出も４時２５分であり、６月６日から１２日も続くことになる。分以下の秒の単位のところでは激しいせめぎあいがあるのかも知れない。　これも、どうなるのか、もう少し様子を見てみよう。　トランプが良く使う言葉で嫌ではあるが、「見てみよう」。。。。。。。​​

  2025.06.16

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• 神社本庁の今月の言葉に接して

  ​​​２２０２５０６１５SUN　昼から雨も止んだ。　久しぶりに鎮守社にお参りに行った。6月の祓いで茅の輪が拵えてあった。夏越祓えである。くぐって右手が先か左手が先かに迷ったが、そこは適当にしておいた。　暫らくぶりなので賽銭は五百円玉を入れた。いつもは１０円だが、音が確かに違うので賽銭を上げた満ち足りた気になるから不思議である。　令和７年６月の「生命（いのち）の言葉」は次の通りで、相変わらず面白くないものだった。　　往き還り　足踏むごとに　　産土の　神の恵みを　　思へ世の人　　　　本田親徳（ほんだちかあつ・１８２２年鹿児島藩生まれ、明治の神道家）　このように上から目線で命令口調なのは、現在の社会には受け入れられないだろうと思う。神社本庁はそこに気が付かないのだろうか。　　アジサイが今を盛りに咲き競っていた。狭い境内の一角に４～５種類が植えてあり、参詣者の目を楽しませてくれる。　　。。。。。。​​​

  2025.06.15

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• あのトランプもわれも誕生日。晩春の季語「雀の子」

  ​​２２０２５０６１４SAT　　誕生日。区長から寿状とお祝い金を拝受した。早速の文句ばかりだが、こんな大きい挨拶状をいただいても処置に困る。新聞紙一面の半分の大きさだ。地方の首長さんだってもっとましな大きさを考えるだろうと思う。大きければ良いというものではないはずだ。区長のくせに考えがあまい。丸めて筒に入れてあるものがあることはある。見ると丸めれば大きさは大丈夫だ。　まずいことに、トランプも今日が誕生日だそうだ。誕生日を祝う気持ちは一瞬にして吹き飛んだ。　昨日だったか、次の俳句を書いたと思う。　　　　生くることこんなに楽し雀の子　　　　太田土男　２３年の「NHK俳句」４月号付録俳句手帳で４ページに池田澄子氏が選句したものが載せていた。　季語は雀の子。山本健吉編「季寄せ　上」に、「雀の卵は十日ほどで雛になり、十五日ぐらいで巣立ちする。」とある。そして、一茶の有名な句と青邨の句が例句として採られていた。　　　　雀の子そこのけそこのけ御馬が通る　　小林一茶（１７６３－１８２７）　　　　　　　　子雀はわがいそしみを見て鳴けり　　　前田青邨（１８８５－１９７７）　​​

  2025.06.14

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• 日の出・日の入りと身辺のことがら

  ​​２０２５０６１３FRI　昨日の日の出は東京地方4時25分。今日の日の出も４時２５分。あすもまた４時２５分。　６日から連続９日間（明日１４日まで）４時２５分。　日の入りは明日まで３日続けて東京地方１８時５８分。　６月２１日夏至までどのような動きになるのか楽しみだ。新聞の「お天気」欄の「気温と湿度」のところを見るのが楽しみだ。　　梅雨が明けても日の出・日の入りがみられるわけでもない。今は朝焼けや夕焼けも見られないだろうが、家々の隙間などから空が朝焼けしていたり夕焼けに染まっていたりするのを見てそれと察するのである。　朝焼けや夕焼けが見える高層階に住むのもいいが、エレベーターが止まったりしたらどうするんだろう。やはり地べたに近い方が安心だ。　　　　生きることこんなに楽し雀の子　　　太田土男　雀もあまり見なくなったが、雀たちは天空どのあたりまで飛び上がるのだろうか。　カラスもほとんど見ない。ゴミにカラス除けのネットをかぶしてあるからいるのだろうと思うけれど、見ない。　鳩が何羽も地面に餌を探しているが、これは近づいても人を怖がらないから困る。。。。。。。​​

  2025.06.13

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• 今日は雑節の入梅。昨日は梅雨の入りと気象庁

  ​​​２０２５０６１１WED　入梅　昨日、関東地方も梅雨入りが発表された。　昨日はそれらしく朝からしとしとと降る雨だった。　新聞の「気温と湿度」の欄の天気は、またしても東京と大阪は「にわか雨」。札幌と沖縄が「晴」。その他は雨か曇かであった。　なんで東京と大阪が朝から降っている雨で「にわか雨」なのか、なんで他の都市に「にわか雨」がないのか。​　今日は雑節の「入梅」。雑説は節分・八十八夜・入梅・半夏生・二百十日・土用・彼岸・社日などを言うと広辞苑にある。二十四節気以外で日本の風土に合わせた節気である。　そうして入梅は夏の季語で、実際の梅雨の入りとは関係なく、立春から１３５日目、太陽が黄経８０度になる日、6月11日、１２日であると山本健吉編「季寄せ　上」にある。　外は止みまなく降り続いている入梅のその雨。絶え間なく降っていても「雨」ではなく「にわか雨」なのである。　世の中は面白いなあ。。。。。。。​​​​

  2025.06.11

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• 時の記念日。夏の雨「驟雨」「霖雨」

  ​​​​２０２５０６１０TUE　時の記念日。６月１０日、時間の観念の貴重さを宣伝する日。天智天皇十年（６７１）の夏、初めて漏刻（水時計）を宮中に置き、鼓や鐘を打って時を知らせた日を記念する。以上は山本健吉編「季寄せ　上」から引用。「時の日」ともいい夏の季語になっている。　でも、一般的ではなく、人々の意識にも無いようだ。　ネットで探してみると、次のように呼ばれる記念日だった。　　リボンシトロンの日　　時の記念日　　夢の日　　路面電車の日　　ミルクキャラメルの日　　梅雨に入ったのかどうかは知らない。天気予報も注意して聞いてはいない。　でも外は霧のような細かい雨が降っている。この雨は「向かい梅雨」か「走り梅雨」か、そのように呼ばれるものかもしれない。　驟雨（しゅうう）はにわか雨のような短時間降る雨。　霖雨（りんう）は幾日もしとしとと降り続く雨。「NHK俳句」６月号からだが、それらの雨が降ってくる雲はどんな雲かも書いてあって面白い。ただ、覚えられないしテキストは廃棄しなければいけないから、大きな山場に差し掛かっているようだ。。。。。。​​​​

  2025.06.10

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• エアコンのフィルターはこまめに掃除しよう

  ​​２０２５０６０９MON　昨夜は寝鼻を挫かれた。　夜に入ってエアコンをつけた家内が、寝るのでそれを消したら小さな光が点滅して消えない。異常だと気づいて起こしたのだそうである。　取扱説明書で点滅の時の対処法を調べた。フィルターを外してセットし直せという。フィルターが正しくセットされていないというのだ。フィルターの清掃は夏前にしたばかりだから、外してセットし直した。　ちゃんと消えてくれた。　良かった良かった。　寝間にあるもう1台は、取扱説明書がどこへ行ったか分からない。分からなくてもいいのだが、フィルターの外し方が分からない。メーカーが異なると外し方も異なる。ちょっとした爪が出ていてそこに引っ掛かって外せない。去年から掃除機でフィルターを掃除するだけにしているが、外して水洗いするようにはいかない。　使用中に火を噴くようなことは無いだろうとは思うが、心配ではある。。。。。。​​

  2025.06.09

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• ６月の女、七月のわらべ。波郷の句

  ​​２０２５０６０８SUN　６月２日毎日新聞の「季語刻々」というコラムに次の句があった。そうして、このコラム担当の筆者は思っているより綺麗な情景を描いていた。　私は、これは荒莚（あらむしろ）とあるところから女囚人が縄を打たれて正座させられている場面だろうと思っていたのである。　　　　六月の女すわれる荒筵（あらむしろ）　　石田波郷（１９１３－１９６９）　山本健吉編「季寄せ　上」の季語「六月」のところにも例句として採られている。　波郷の句は季語「七月」のところにもある。次の通りで、これは童子ではあるがやや汚らしい。　　　　七月の童（わらべ）糞（まり）せり道の上　　石田波郷　六月の女、七月のわらべ。二つ並べて勝手に想像の上で絵に描いて眺めてみると、女囚の悲惨さも少し和らいでくるように思える。　​​

  2025.06.08

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• 難しい漢字表現。花の漢字表記

  ​​２２０２５０６０７SAT　暑い日が続いた。昨日は２８．８度、一昨日は２８．９度。今日は風があってエアコンなしで日中を過ごした。　外にいる人は、暑いのも大変だけれど雨などもまた大変だろう。　新聞によると、明日は曇り。それから3日ほど雨模様の日が続く。梅雨入りかもしれない。　つれづれなるままにブログの俳句と写真のグループを読み漁ってみる。難しい言葉が飛び出してくるので面食らっている。　茅花　　これは「つばな」と読むらしい。例のラジオ深夜便「誕生日の花と短歌３６５日」では載っていないのか、探せない。　鬼灯　　これは「ほおずき」。酸漿も「ほおずき」。山本健吉編「季寄せ　上」によると、季語「四万六千日」の項に「七月十日、東京浅草観世音の縁日。この日参詣したものは、四万六千日参詣したほどの功徳があるという。当日は酸漿市（ほおずきいち）と言って、青鬼灯（あおほおずき）を売る店が並ぶ。」と区別する。この使い分けには特別の意味はなさそうだ。　こんな句もある。　　　夫婦らし酸漿市の戻りらし　　　　　高浜虚子　　　さつきから見ている水母まだ溶けぬ　　原雅子　くらげは水母もあるし海月もある。だけどこれなどは知らぬ私が馬鹿なだけかもしれない。。。。。。。　​​

  2025.06.07

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• ６月６日、習い事を始める日。東京の天気、他の都市の天気

  ​​２０２５０６０６FRI　習い事を始めるのにいい日だとされる。京都などでは茶道、華道、日本舞踊など6歳から始めるとよいと聞いたが、ピアノやヴァイオリンなどではこれではもう遅いという。どうすればいいんだろう。　シニアのピアノは６６歳の６月６日からがいいともいうが、根拠はないようだ。　６月６日はまたサクランボの日だという。６がサクランボに似ているとの説から来ているらしい。しかし、ブドウやイチゴなどもそうだが、あの狂気じみた値段はあれでいいのだろうか。誰かが立ち上がってこれを阻止する必要は無いのだろうか。トランプみたいに……。　ま、ほっておくしかないか。　昨日の新聞によると、東京の天気は「快晴」。大阪も同じ「快晴」。札幌から那覇までの他の都市は「晴」、「曇」、「雨」のいずれかだ。「快晴」や「にわか雨」は東京に出やすくまれに大阪などにも出るが、その他の都市にはどうして「快晴」や「にわか雨」が出ないのだろう。。。。。。。​​

  2025.06.06

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• 唱歌「田植」は二つある

  ​​​​２０２５０６０５THU　芒種　二十四節気の一つ、芒種。芒（のぎ）ある穀物は播種する時だという意味とのこと。田植が始まるというが田植は地方地方でその時期が異なるだろうと思う。　時あたかも備蓄米が購入できるようになったその時期と重なる。今度はコメの増産だといううわさも聞く。なんでもっと早くにしなかったのか。　要するに、コメは票と密接に絡んでいるから厄介らしいのだ。農村の票を当てにしている党派が政治をやっている限りコメ問題の解決は難しいのではないか。　　文部省唱歌に田植の歌はあるだろうかとみてみると、2年生用に「田植」というそのものがあった。何度か見てはいるがほとんど知らない曲だ。国民学校の教科書で（そろた、出そろた。さなへが　そろた。～）の名曲はどなたも知っているだろうけれども、この時期にこの「田植」が放送でも流れてこなくなったのは減反が影響しているのだろう。キット。　悪政通れば、唱歌引っ込むというのはどうだろう。　。。。。。。​​​​

  2025.06.05

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• 長嶋茂雄氏逝く。東京の「俄雨」

  ​​２０２５０６０４WED　　きのう3日、現役選手時代の頃の背番号３だった長嶋選手が逝去された。われらの大スター、国民的英雄だった。通勤はそのころ、後楽園球場の脇を通り水道橋のガードを抜ける都電に乗っていたが球場など行ったこともなかった。全部テレビでの観戦だったが、あのサードは確かに軽快で華麗な動きであった。それは良く覚えている。　後楽園の遊園地には行ったし、名園の後楽園にも行ったのに野球場は行ったことがない。職場は問題なく巨人ファンばかりだったが、中に阪神ファンなどがいてびっくりした記憶がある。勤め始めたばかりの頃で野球見学どころではなかった。　それからは、長嶋選手が戦後復興を牽引してくれた一人であるとして尊敬止まぬところの巨大な偉人であり続けるのだ。　ご冥福をお祈りする。　昨日は朝から一日中雨だった。しとしとと降る雨。梅雨の走りかも知れない。　毎日新聞でみると、「にわか雨」だ。大阪も同じ「にわか雨」。仙台から名古屋にかけての都市は普通の「雨」、札幌ー盛岡と広島ー那覇は「曇」。あの東京の雨が「にわか雨」とは！！　そこで毎度お世話になる広辞苑。　にわかあめ【俄雨】にわかに降って来る雨。急雨。驟雨。　　​​

  2025.06.04

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• 今日の天気・政府備蓄米の放出など

  ​​２０２５０６０３TUE　上弦　朝から雨。予報にあった警報級の雨は今のところない様子だ。昼過ぎても、しとしとと降る雨で絶え間はない。こんな雨は何というのだろう。去年なら台風１号が温帯低気圧に変わって何日もたたないし、おととしは明け方まで台風２号の大雨が続いたとメモに残る。それらに比べると、穏やかな天気で推移しているけれど、気温の高低差は結構ある。　政府放出の備蓄米は末端の小売業者まで届いて売り出しが始まっている。古古米や古古古米も完売に近いらしい。売れないだろうとの予想は外れて長蛇の列ができたニュースも流された。食べ盛りの子供がいる家庭は十分な量が要るだろうことは理解できる。　それにしても、こんな古い米が備蓄米とは驚いた。平常から毎年新米に入れ替えているのだろうと思っていた。農林省は何をしているのだろう。敗戦後の苦労を知らない小役人がやったこととはいえ、減反などはとんでもない過ちであったのではないか。神をも畏れぬ行為である。田植など農作業はおそらく何も知らないのだろう。農業協同組合などしっかりした組織があると思っていたが、コメの流通過程には卸売業者でも１次から５次くらいまであるとか、呆れるニュースも聞こえる。。。。。。。　　​​

  2025.06.03

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• NHKテキスト「NHK俳句」から気に入った俳句をメモにして残している

  ​２０２５０６０２MON　　　　ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪　久保田万太郎（１８８９－１９６３）　　むつかしくつぼむ桔梗の力哉　　　　　　正岡子規（１８６７－１９０２）　　　滝の上に水現れて落ちにけり　　　　　　後藤夜半（１８９５－１９７６）　　晩夏光バットの函に詩を誌す　　　　　　中村草田男（１９０１－１９８３）　去年の「NHK俳句　６月号」から拾ってメモしてあったものである。　テキスト「NHK俳句」はいつごろから買いだしたのか、年に２回付いてくる付録「俳句手帳」の一番古いものは２０２０年１０月号の付録であるから、そのあたりであろう。俳句には興味があるのだが、自慢にもならないけれども、Eテレの番組は再放送も含めて一度も見たことがない。テキストの表紙に放送曜日、再放送曜日と時間が書いてあるにも拘らずだ。　いいな、と思う俳句はたくさんある。投稿もたくさん載る。これらを見たり読んだりメモしたりで足りるのだが、特に最初のカラーページの写真が良い。写真に１～３句ほど俳句を載せて、その解説も別のページにちゃんとある。だけど写真についてはどこを映したものか、だれの作品かなど全くない。　なにかNHKの無責任さが表れているようで困るのである。俳句が中心なことは分かるが、小さくてもよいから写真についてもちょっとだけ気を遣ってほしいものだ。。。。。。。​

  2025.06.02

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• 芭蕉「そ九月や峰に雲置くあらし山」

  ​​２０２５０６０１SUN　　　　六月（ろくぐわつ）や峰に雲置（おく）あらし山　　　芭蕉（句兄弟）　山本健吉「芭蕉全発句　上下」によると、芭蕉自身の苦吟だそうである。洛西嵯峨にある去来の落柿舎に滞在中の作という。その「芭蕉全発句　下」によると、「「みなづき」と訓み和らげては、其角から「豪句」と評されたこの句の勢いが死んでしまう。」という。「ロクグヮツと音読した強い響きに応ずるように、この中七は非常に重厚な表現である。」ともいうが、私など素人はそんなものかなと思うのが精一杯である。　もっとも旧暦であろうから、今の暦なら７月の嵐山の雲である。「嵐山といえば春の花、秋の紅葉の季節を連想させるが、ここでは炎夏六月の雲の峰を見出して、真夏の嵐山の風景を讃えた。そこに亭主去来への挨拶の心が籠っている。」ともある。。。。。。。。。​​

  2025.06.01

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• 芭蕉「六月や峰に雲置くあらし山」

  ​​２０２５０６０１SUN　　　　六月（ろくぐわつ）や峰に雲置（おく）あらし山　　　芭蕉（句兄弟）　山本健吉「芭蕉全発句　上下」によると、芭蕉自身の苦吟だそうである。洛西嵯峨にある去来の落柿舎に滞在中の作という。その「芭蕉全発句　下」によると、「「みなづき」と訓み和らげては、其角から「豪句」と評されたこの句の勢いが死んでしまう。」という。「ロクグヮツと音読した強い響きに応ずるように、この中七は非常に重厚な表現である。」ともいうが、私など素人はそんなものかなと思うのが精一杯である。　もっとも旧暦であろうから、今の暦なら７月の嵐山の雲である。「嵐山といえば春の花、秋の紅葉の季節を連想させるが、ここでは炎夏六月の雲の峰を見出して、真夏の嵐山の風景を讃えた。そこに亭主去来への挨拶の心が籠っている。」ともある。。。。。。。。。​​

  2025.06.01

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• 自作２句。俳号、庵号などのこと

  ​​２０２５０５３１SAT　旧端午。旧暦5月5日、柏餅の日。　　　　和菓子売り場に柏餅なく五月尽　　　だめかな　　　　台風一号も温低となり五月尽　　　　だめかな　柏餅の句は２０２０年の、台風１号が温帯低気圧になった句は昨年の、いづれも５月３１日の己自身の作である。上五が恐ろしく字余りになっている。そうしてこの「だめかな」。ミズカラ考案したミズカラの俳号である。　この人はまた、庵号も持っている。ミズカラこれを称して「不常庵」とは申すなり。人間は常に不安の中に住んでいるという意味の「不安常住」から採っていい気なものだ。四字熟語にあるのかどうかは調べていないが、仏教用語かも知れない。「不安常住」という言葉は、昔々、内科医から聞いた言葉で、精神安定剤セルシン（その頃はホリゾンといったかな？コントールだったかな？）を頓服としていただくときに聞かせてくれた。医薬分業ができていない頃、病院の薬局で薬をもらったものだ。　。。。。。。​​

  2025.05.31

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• 素堂の有名な初鰹の句について

  ２０２５０５３０FRI　少し時期を逸した感があるが、山口素堂（１６４２寛永１２－１７１６享保元）に初夏のころの有名な句がある。素堂は芭蕉と同時代の俳人で、芭蕉と同門で親交があったという。　　　　目には青葉山郭公初鰹　　　山口素堂　句には「鎌倉にて」という前書きがあるとのことで、鎌倉の初夏の風物を視覚・聴覚・味覚で表現したという説明がなされている。　素人はただただなるほどと感心するばかりである。　さらにまた、西行の和歌「ほととぎすきくをりにこそ夏山の青葉は花におとらざりけり」や徒然草第百十九段を踏まえているというのである。　西行の和歌は鰹（かつお）を欠き、徒然草第百十九段は鎌倉の海の鰹を書いているので、これらを踏まえているという。　大変なことだ。　字余りでない「目に青葉山杜鵑初鰹」で親しんでいた俳句がこんなに複雑だとは、驚くばかりだ。　​

  2025.05.30

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• 戦争と米大統領。米価対策など

  ​​２０２５０５２９THU　世界はいまだ大きな戦争が続いている。　８０年前に我々の日本及び日本人も経験した悲惨な戦争が続いている。　トランプはすぐにでもやめさせて見せるなどと云って大統領になったのに、いっこうに戦争が収まる気配はない。　トランプは前言に小細工したりはするが責任を取るようなことがない。小出しにして様子見する。ある意味扱いにくい大統領だ。　関税対策だろうか日本の大臣がよくアメリカに行く。ご苦労なことだが効果のほどはあるのだろうか。軽く扱われるだけではないだろうか。　小泉劇場はみっともない終わり方だけはしないように願いたい。銘柄米を育ててきた消費者が安いというだけで古米、古古米、古古古米などに飛びつくだろうか。前の大臣は備蓄米と表示しないで売ってしまえということだったが、政策の綻びが出てきたのではないか。。。。。。。。　​​

  2025.05.29

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• 今朝の出来事など

  ​​​​２０２５０５２８WED　”めでてえな”の朝になった。ブログ・ラッキーくじが当たり、1ポイント獲得。今月２度目。「ブログデータ」のところの最後に総保有ポイントとあり、ただいま１９７６ポイント。今まで気にしたこともなかった。これを見てからは励ましになる。　今朝は少し気分が冴えない。血圧も高いし、顔面に火照りを感じもする。ふらつきもあるかもしれない。　深夜便の終わりに誕生日の花と花言葉を言うのが常だが、知らない花の時はあまりよく聞き取れない。でも、本で今日の花を見ると「アマリリス」だ。アマリリスなら名前ぐらいは知っているが花は記憶にない。その本の小さな写真では百合のような形状の真っ赤な花が写っていた。​​　​​その前後、童謡「カゴメの水兵さん」が流れた。こういう曲が聞かれるときはなんとなく幸せな気分になる。幸せはNHKが流す音楽に支配されているようだ。何かカゴメに関係がある日なのかと思ったがそこは分からない。この曲、ドイツなど海外にも広く伝わって歌われたという。　　　　　かもめの水兵さん　　　　　　　　　　　　　　　　　　作詞　武内俊子（１９０５－１９４５）　　　　　　　　　　　作曲　河村光陽（１８８８－１９５９）１、かもめの　水兵さん　　並んだ　水兵さん　　白い帽子　白いシャツ　白い服　　波にチャップ　チャップ　　浮かんでる２、かもめの　水兵さん　　駆け足　水兵さん　　白い帽子　白いシャツ　白い服　　波をチャップ　チャップ　　超えてゆく３、かもめの　水兵さん　　ずぶぬれ　水兵さん　　白い帽子　白いシャツ　白い服　　波でチャップ　チャップ　　おせんたく４、かもめの水兵さん　　仲よし　水兵さん　　白い帽子　白いシャツ　白い服　　波にチャップ　チャップ　　ゆれている。。。。　　​​　​​

  2025.05.28

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• 大の里、大谷翔平、二人の頑張り。その他身辺のとりとめのない事柄

  ​​２２０２５０５２７TUE　新月　大の里はすごいなと思って見ている。ぜひ横綱に昇格して横綱として長く活躍してもらいたい。ここ数年は早く引退する横綱が多かったような気がするが、かつての横綱はもっと長く土俵で頑張ってくれたように思うのだ。　もっとも、相撲はかなり昔、蔵前時代に一度見ただけで、あとはテレビのみの応援である。　大リーグの大谷は素晴らしい。勢いが鈍らないところなど天賦の才を見せてもくれる。大リーグで活躍する他の日本人も頑張っている。　これもまた、知識など何もないのだから無責任な観衆の一人に過ぎないのだが……。　今日も整形のリハビリを受けに行ってきた。　なんだか、杖をついている人や付き添いのある人や手押し車の人や、その他いろいろの人が多かった。　この点、さすが整形外科なんだなと思えるような、いつもと違う雰囲気であった。　腰痛で足腰を鍛え損ねた。階段は辛いのでエレベーターに乗る。降りるのは階段で大丈夫であるがやはり昇りは息切れがする。　もっと鍛えなければいけないと思う。　​​

  2025.05.27

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• 「広辞苑７０年」、今日の花と花言葉など

  ​​２０２５０５２６MON　今朝がた、広辞苑が発刊されて何年になるとかラジオで言っていた。いま、広辞苑を見ると昭和30年５月２５日第１版第１刷発行とある。昭和３０年を年表で当たると１９５５年である。２０２５から１９５５を引くと７０と出た。発刊されて７０年。もっと古くからの辞書類はあるだろうから、深夜便だったかは定かではないけれどNHKで放送することもなさそうに思う。けれど、相当の年月を閲してきていることは間違いない。　ここは確認だと思い、日本史年表（歴史学研究会編）を見るが、これに載っているわけはなかった。年表は１９６６年第１刷発行だから昭和４１年だ。頭の悪い人間は西暦だの昭和だのの換算は年表を見たり年齢早見表を見たりと忙しい。　　ついでながら、誕生日の花と花言葉もうろ覚えに聞いたが、冊子「ラジオ深夜便誕生日の花と花言葉３６５日」で確認すると、花は「かすみそう」、花言葉は「清い心・思えば思われる」であった。。。。。。。。​​

  2025.05.26

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• 切り花が長持ちしている。扇風機も長持ちしているが、新製品の首の動きをマネするべきではない

  ​２０２５０５２５SUN　母の日だったが、スーパーに特設売り場があってカーネーションが売られていた。残り物で、あれこれ選べない。そんな中から赤の１本、それを取り囲んでピンクの２～３本のを買い求めて帰った。ガラスの細長い器に差してあってまだ元気だ。あまり長くはもたないと思っていたのが、色は褪せてきたもののまだまだ元気だ。母の日は１５日である。カーネーションは２週間も元気にいてくれる。水は取り換えているだろうから、あと１週間は……無理でも、花も意外に長持ちしてくれる。　長持ちするといえば、我が家の扇風機も長持ちしている。HITACHIの１９９４年製。フロアスタンドにもなる伸縮自在の背丈である。モーターから火が出たなどの話がテレビであったりしたので時々触ってみて熱の有無を確かめたりした。真夏でも冷たいままだが確かに心配でもあるので、去年は新たにサーキュレーターにもなる山善のあの頭の丸っこいやつを買った。　空気をかき回すのにはいい代物だし年中使える。この扇風機の頭の動きを目で追っているだけで時間を忘れるほどに面白く且つ楽しいから要注意だ。また、この動きを自分の頭で追いかけようものなら首が痛くなるのは仕方がないとして、頭がおかしくなるから他人にはお薦めしないことにすべきである。また、メーカーは幼児・高齢者が首の動きをマネしないよう注意する警告マークをボディの見易いところに張り付けた方がいいだろうと信じる。​

  2025.05.25

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• 太田神社の「正五九祭」。アヤメ、ショウブ、カキツバタの見分け方

  ​​２０２５０５２４SAT　正五九祭（しょうごくさい）と云って洛北太田神社で正月、五月、九月の三回行われるお祭りがある。　何のお祭りか知らなかったが、京都にいる頃はよくお詣りした。正月は寒く、九月は暑く、ちょうどよい時期が５月である。日にちは忘れたが、五月は太田神社の名物のカキツバタがまだ咲かない頃だったので月の上旬だろう。　雑誌５月号で「季語のうちそと『いずれアヤメかカキツバタ』」という欄を読んでいて思い出した。　坪倉賢氏がアヤメ、カキツバタ、ハナショウブについて素人でも分かるように解説を書いておられる。氏によると見分けるポイントは４つ。　そのⅠ　アヤメは花びらの付け根に網目状の模様　　　　　ハナショウブは付け根に黄色の筋　　　　　カキツバタは白色の筋　その２　アヤメは乾燥した場所　　　　　ハナショウブは水辺や湿地　　　　　カキツバタは根元が少し水に浸かるような水辺や湿地　その３　アヤメは５月上旬ごろ開花　　　　　カキツバタは５月下旬ごろ　　　　　ハナショウブは６月中旬ごろ　その４　アヤメは葉の幅が狭く　　　　　ハナショウブ　　　　　カキツバタの順に葉の幅が広くなる。ハナショウブのみ葉脈がはっきり浮き出て見える。　しょうごく（正五九）を広辞苑で見ると以下の通りのことが書いてある。　「旧暦の正月と五月と九月との称。忌むべき月として結婚などを禁じ、災厄をはらうために神仏に参詣した。」　太田神社の正五九祭がこの趣旨のものだったのかどうかは、当時は全く知らなかった。　。。。。。。​​

  2025.05.24

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• 眼科受診。雨の強さと雨量

  ​​２２０２５０５２３FRI　眼科に行ったのだが、肝心の眼鏡を普通に遠くまで見るためのものと間違えて近眼用のもので家を出た。検眼があるのだが、そこは眼科のスタッフは慣れたもので、レンズを入れて難なく一時の検査用の眼鏡を拵えてくれた。あの、丸の上か下か右か左かを切り取った極めて原始的な装置で検眼する。丸が大きいものからだんだん小さいものに立てに何列か並んでいる。何とか云ったがメモを繰っても出てこない。これでは肝心のメモが何にもならない。　精密眼底検査だの眼底カメラ撮影（デジタル撮影）だのがあった。その結果もしばらく様子見ることにしようと医師（女医先生）がいった。両目の動向を開くために目薬を入れるというのを、いつも通り片方だけにしてもらった。医師の意見を聞いてくるというので大分手間取ったが、不承不承認められた。かかる場合はなるべく素直に従った方が以後気分良くいくものだと教えられたような気がした。　今日は医師が5人。診察室は五つあってその４番目の部屋だった。２番目の診察室ではないかと思っていたので、両目の点眼を断ったためかも知れないと、少し面白くなかった。素直に従った方がいいという結論に至った原因である。　帽子をどこかに忘れてきた。落としたのかも知れない。不快は重なるものだ。　　明日天気にな～れ、と行きたいが、週末は警報級の大雨の予報が出ている。　NHKラジオ気象解説者・福田寛之氏が「季語のウチソト、夏の雨」という文章をテキストNHK俳句６月号に書いている。「雨の強さと１時間あたりの雨量」というのも載っている。それによると次の通りで、「警報級の大雨」などと云うものは無い。　　　雨の強さと１時間あたりの雨量　　　弱い雨　　　　　　　３ミリ未満　　　やや強い雨　　　　　１０ミリ以上２０ミリ未満　　　強い雨　　　　　　　２０ミリ以上３０ミリ未満　　　激しい雨　　　　　　３０ミリ以上５０ミリ未満　　　非常に激しい雨　　　５０ミリ以上８０ミリ未満　　　猛烈な雨　　　　　　８０ミリ以上　　３ミリ以上１０ミリ未満はどうするのかな？　。。。。。。。​​

  2025.05.23

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• 「ゼロサム」のトランプ。並べてはいけないが「余禄」の蚊柱の句

  ​​２０２５０５２２THU　毎日新聞の「余禄」に三つの和歌・俳句が載っていた。「蚊柱」に関するものだった。　　　草深き賎（しず）が伏屋の蚊柱にいとふ煙をたてそふる哉　　　藤原定家　　　蚊柱は大鋸屑（おがくず）さそふゆうへ哉　　　西山宗因　　　蚊柱や是（これ）もなければ小淋しき　　　　　小林一茶　また、１面から４面に続く「混迷する世界を語る」の「『ゼロサム』のトランプ氏」もとてもよかった。政治学者ヤシャ・モンク氏の論考である。トランプを２度も大統領に選出したアメリカについても語る。　だからあと3年半強を待てば元通りのアメリカが来るのかといえば決してそうではない、といったようなことも述べている。私などは頭がすこぶる悪いので２～3度読み返してみなければ、正しく理解できたなどとは言えない深い内容を持っている。　昨日は床屋に行ってきた。　今日は腰痛のリハビリ。　明日は眼科の予定である。　山本健吉編「季寄せ　上」に「蚊柱」はない。だが、夏の季語の「蚊」の傍題に載っていた。「蚊」の解説はこういうものだ。　赤斑蚊（あかまだらか。薄蚊・赤家蚊）がふつうの種類で、縞蚊・藪蚊も人を襲う。翅斑蚊はマラリアを伝染する。。。。。。　　​​

  2025.05.22

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• 爽やかな五月も残すところ１０日余り

  ​​２０２５０５２１WED　小満　二十四節気の一つ、小満（しょうまん）。「万物しだいに長じて満つる意」だそうだが、よく分からない。　昨日今日と暑い日が続く。昨日は快晴（例によって東京と大阪が「快晴」）で東京の最高気温は３１．１度。今日も３０度に近い気温になるとの予報だ。ダニ退治にいい日かもしれない。布団に巣くうダニの数は欧米の１０倍ほどだとか。今朝のラジオが云っていたが寝ぼけて聞いていたから正確かどうかは分からない。　爽やかなイメージの五月は、結構寒暖の差があったり台風が来たりで賑やかな月でもある。去年の５月２４日は２９．０度を記録しており、２６日に熱低が台風１号に変わったりしている。おととしの５月１８日は関東初の猛暑日であり、２０日は台風２号が襲来だ。２６日は午後７時３分震度３の地震、千葉北東部でM６．２。　暑さに向かうがいろいろな事もある月が五月だ。　今月も残り三分の一となった。リハビリと眼科と理髪と、暑い中の出歩きがある。難儀なことだ。体と相談しながら頑張ろうと思う。　１１７３年の５月２１日は浄土真宗の開祖、親鸞聖人が生まれた日と「毎日ことば」にある。。。。。。。。​​

  2025.05.21

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• 気温と湿度と天気。どうでもよいが気になることなど

  ​​２０２５０５２０TUE　下弦　今朝の日の出の時刻は4時３３分。日の入りの時刻は１８時４３分。夏至まであと１月ほどだが、どうなるのか興味があるところ。　新聞の「気温と湿度」という欄に前日の気温と湿度のほか天気が示される。毎日新聞では札幌から那覇まで２０数か所の都市の天気が出る。晴、曇、雨で大抵は済むようだが、時に「快晴」とか「にわか雨」とかが決まって東京などかつて東海道ベルトラインなどと云われた都市に出ることがある。　１７日の土曜日は東京だけが「にわか雨」。その他は曇か雨か晴か。大阪が「にわか雨」の時もあり、東京と大阪が「にわか雨」の時もある。１７日など、朝から雨なのに「にわか雨」だと云う。「快晴」も東京や大阪に多い。　他の都市には「にわか雨」や「快晴」の日は無いのだろうか。ここいらのところに、どうも疑問が残る。新聞社は気象庁の発表を記事にしているのだろうから、気象庁内部の何かが問題だと思うわけである。　今のところ東京の分だけメモしているが、このメモも廃棄することになれば、気象庁の庁内不統一を検証する手立てがなくなってしまう。　ま、しかし考えてみれば、どうでもいいことであるのは間違いないだろう。　​​

  2025.05.20

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• 諸事値上がりの時世に、さらに医療費の高騰に驚く

  ​​２２０２５０５１９MON　日本人の主食である米の値段が高騰したまま下がらない。政府の備蓄米放出にも関わらず下がらない。農林省の無策無責任によるものだと言わざるを得ない。減反などで米を作らせない政策が裏目に出た。　備蓄米放出にしても、聞くところによると放出米の値段は競争入札であるらしい。高い値段で売るわけである。それも一気に売り出すのではなく毎月に分けるというのだ。備蓄米は一昔前の言葉だが古米・または古古米ではないか。安く売って当然である。この辺り、農林省の小役人の馬鹿さ加減に呆れる。　月に一度の内科検診に行ってきた。診察料が尋常ではなかった。診察と採血だけであったが、これまでに例がないほど高い診察料であった。あまりに高額なので帰って先月分の領収書を見た。なんとボンヤリしているのか、気付かなかったけれど先月も同じ診察料で高額であった。医療費明細書というのが付いてはいるが素人に分かる筈もない。　厚生省の野郎、やりやがったな！！！と思うわけである。　患者としては医者を選ぶ必要があるのかもしれない。長年世話になった主治医ではあるが、近くに内科が出来たのだ。そこも候補に考えてみよう。。。。。。。　　　​​

  2025.05.19

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• 桂信子の俳句

  ​​２０２５０５１８SUN　このブログのジャンルに「写真俳句」というのがある。　時々、お邪魔して知識を仕入れんと試みているが、これが決して容易ではなさそうだ。　いろいろな句を読ませてくれるのでそれが楽しみでもあるが、写真も皆さん中々の腕前であられる。相当のカメラを使っておられると思っていたら、スマホのカメラだというので吃驚仰天。（ビックリ仰天の「びっくり」など書ける訳がないが、パソコンだと転換してくれるからありがたい。余談）　ガラ携からスマホに変えて数年だが、いまだメールなるものは打ったことがない。書けないのだ。大体あの文字は指先より小さいのに皆さまは何故ゆえにあそこを使って文章が書けるのでありましょうや？ピアノの鍵盤一個の幅とは言わないまでも、せめて欲しいやパソコンのキーボードくらいの大きさが。　とてもいい句があるのだ。これも廃棄する区分に入っているメモ帳で２０２１年のものにこんなのが書いてある。　　　　ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき　　桂信子（１９１４－２００４）　　　　藤の昼膝やはらかくひとに逢ふ　　　　桂信子　　　　窓の雪女体にて湯あふれしむ　　　　　桂信子　俳句の世界では名前に「子」の字が使ってあっても、これを女性と勘違いしないようにしなければいけない。水原秋櫻子がその代表であろうけれども、男子たる身では斯く豊かな感性ではものを書けないだろうと思う所以のものだ。２０２４年９月にもう一句書き留めている。　　　　やはらかき身を月光の中に容れ　　　　桂信子　この女子の句集を俄然読んでみたくなった。　　​​

  2025.05.18

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• 取り溜めたテープやディスクは将来とも安心して使えるといいのだが

  ２０２５０５１７SAT　激しくはないが朝から雨が降っている。　九州南部は梅雨入りだとのこと。梅雨に入るのが沖縄より早いのは統計を取り出してから初めてだという。　この辺りでたった1件の本屋に行って、Windows１１に対応している入門書を買ってきた。分からないことだらけだからやむを得ない。試行錯誤するしかないと思っている。ファイルとフォルダーの区別も理解していなかった。ま、徐々にやるしかない。　フロッピーディスクドライブやCD・DVDディスクドライブは今でも使えそうだからいいとして、MOのディスクドライブがある。これを繋いでみると古い型の機器は読み込めないというような趣旨の反応があったりする。だから古い型のパソコンも残しておかなければいけないように感じる。​　もっと困るのは、MOの更に小さなMDが結構あることだ。30年ほど前になるが、京都の百貨店の家電売り場でSONYのMDウォークマンを買った。録音も再生もこれ一つで十分事足り、かなりのディスクが残っている。先代の円生や小さんなどの落語がたくさん取ってあるばかりではなく、SONY　Music　Entertainment が売り出したソフトも持っている。これらを鳴らしてみたいのだ。ウォークマンは専用のリチウム・イオン電池は充電ができない状態だし、無理に充電しても危険かもしれない。もはやメーカーにもこの電池は無いだろうと思われる。　悩むことのみ多かりき、だ。。​​。。。。。​​

  2025.05.17

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• 富士山にまつわる思い出。蕪村の不二の句

  ​​２０２５０５１６FRI　　　　不二ひとつうずみ残して若葉かな　　　蕪村　日本列島のあちこちで夏日・真夏日を記録しているらしい。　東京も少し蒸し暑かった。　そんな時、富士山を長らく見ていないなと思った。都内でもあちこちから富士山は見えるようだし、少し高いビルなどでは天気にもよるだろうけれど結構よく見えると聞く。　高所恐怖症ではないが東京タワーにもスカイツリーにも昇ってはいない。いつかいつかと思いながらのこの様だ。東京タワーなどすぐ下を何年か通勤バスに乗っていたくせに、東京駅南口から等々力までの東急バスをタワー下で降りることはなかったのである。もっとも、バスは丸の内の郵便局前から魚籃坂下までだったが、何を考えて乗っていたのか定かには思い出せない。　浜松町の貿易センタービルと云ったか、羽田空港に行く前に展望室に昇った記憶があるし、池袋のサンシャインビルも早い時期に展望室に昇っている。だが、その時は富士山など見えたのかどうか関心になかった。職場の上司が株主招待券を呉れるのでよく羽田と大阪を飛行機に乗った。富士山の見える窓のある所に決めて乗った。このあたりから富士山の美しさ・荘厳さにひかれるようになり、新幹線でも富士山の見える窓側に決めていた。　そうして、富士山を年中気に留めるようになった。もっとも、昭和３０年代には今でいう弾丸登山で友人３人で富士山頂は極めているが、その苦しかった思い出と達成感の混在する中に少年の頃に蔵王などに昇った際の感激も登山の楽しさも富士登山には無かったことが原因かもしれない。　だけど、今は富士山をこよなく愛している。好きな名山だ。蕪村の句のような富士山をどこかで見たいというのが願望だ。。。。。。。　​​

  2025.05.16

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• 京都は「葵祭」。1500年の伝統ある行列が立つ一日

  ​​​​​２０２５０５１５THU　京都は葵祭。　京都御所を出た行列が下賀茂の加茂御祖神社と上賀茂の加茂別雷神社に参詣する一日がかりのお祭りである。今は勅使代の列と斎王代の列が一筋になって進みゆくのだが、１５００年の歴史の中で上皇の列だのその他の貴人の列だのと、時に応じていろいろな列の追加があったようだ。　行列を支えるのは京都大学を始め学生アルバイトと、今は知らないが古くからの仕来りによる八瀬童子会や協賛会の面々である。かなりの長い距離を歩くのであり、下賀茂神社ではアルバイトの学生たちが渡された弁当もそこそこに、大の字になって水干姿のまま眠りこける姿もあった。　馬上とはいえ衣冠姿で練り歩く近衛使いの代役の人を始め、十二単で狭い腰輿（「ようよ」と云ったかな）に揺られる斎王代も大変、同じような姿で歩き詰める女人列の皆々も大変、その幾人かに大きな重い日傘を差し抱えて歩く白丁（はくちょう）役のアルバイトも大変。華やかな行列の陰に地道な人々の地道な奉仕があるのが祭りの常である。　正岡子規も葵祭を見たらしい。山本健吉編「季寄せ　上」に葵祭の解説とともに次の2句が載っていた。　　　　地に落ちし葵踏みゆく祭かな　　　　　　子規​　　　　白丁（よぼろ）らの顔の小さき賀茂祭　　夜半　今日の京都地方の天気はどうだろう。葵祭の行列の無事なることを願いたい。​​​​​​

  2025.05.15

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• あるある日本製。ただ値段は尋常ではない

  ​​２０２５０５１４WED　いろいろの商品のダイレクトメールが来る。見ると中国製が圧倒的に多い。ほとんどが中国製で間に合うようだ。スーパーでも最近衣類も扱いだしたコンビニでも、中国製がほとんどだ。　日本のメーカーの製品も中国で作られる製品が多い。　どうして日本で作らないのか不思議だ。人件費が安上がりなのは昔の話だろう。いまや我が国より中国の方が高給取りが多いのではないか。　ヤマハのエレクトーンなどはもちろん、ピアノまでもかなりの部分が中国製になっている。世界に冠たる存在だった電子オルガンも今は見る影もない。　パソコンも、今や国内で生産しているのは富士通あるのみらしい。全部を知っているわけではないが日本のメーカーのほとんどが中国など海外の組み立てになっている。富士通のパソコンでも、マウスやコンセントから電源をとるコードなどは中国製だ。　外国製が悪いというのではない。日本で日本人によって作られた製品が欲しいだけだ。日本人だからである。　衣類など完全に中国製だと思っていた。ところへ、最近ダイレクトメールで宣伝用の冊子が届く。何社かあり、日本にもまだまだアパレル製品はあるのだと知った。デパートなど歩き回らない方だから知らなかっただけかもしれないが、とにかく日本製のものは結構ある。Tシャツから上着からズボンから靴から帽子までなんでもある。　ただ、値段が恐ろしく高い。なるほどこれでは日本製は一歩引かざるを得ない。いいものだろうと思うが価格はけた違いだ。　やはり世間知らずなだけだったなと尻尾を巻いて退散あるのみだ。　　。。。。。。。。​​

  2025.05.14

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• 五月の満月＝Flower moon。今日の誕生日の花＝”ドイツあやめ”

  ​​２０２５０５１３TUE　満月　今夜は満月。Flower moonだ。　そうして今日の誕生日の花は”ドイツあやめ”。花言葉は「虹の使者」・「すばらしい出会い」。深夜便で聞き損ねてもラジオ深夜便の本「誕生日の花と短歌３６５日」があるから安心だ。　花の知識がほとんどないので、例えば「卯の花」はどんな花だろうと思った時にこれを見る。「卯の花」では索引に載っていない。だから誕生日の花には入っていないと思っていたら、「ウツギ（空木）」で出ていることを後で知った。６月２日の花だった。でも「空木」では「卯の花」のイメージにはちょっと無理がありそう。この本（ラジオ深夜便の本）では写真は一つ。どうしても現物を見たい。　京都にいるとき、京都植物園は有名であるが行ったことはない。惜しいことをしたと今更ながら残念に思う。東京ではどこに行くのもやたらに遠い。第一、東京に植物園はあるのだろうか。小石川植物園などは聞いたことがある。文京区大塚仲町に住んでいたこともあるので歩いても行けたはずだが行っていない。これも惜しいことをした。　。。。。。。　​​

  2025.05.13

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• 唱歌「夏は来ぬ」の歌詞。初出とかなり異なっている

  ２０２５０５１２MON　唱歌「夏はきぬ」の季節である。　佐々木信綱の有名な歌詞は、新撰国民唱歌全三集の第二集に載る。１９００年（明治３３年）２月から１０月にかけて共益商社楽器店・大阪三木楽器店版から出版された。　曲は紆余曲折があり、編者の小田作之助により、翌年全五集の新撰国民唱歌に改められ、歌詞も佐々木信綱を離れなんと２０番まであり、後半部分など教訓めいたつまらないものになっている。　まだまだ勉強不足で申し訳なく思うのだが、１９４２年（昭和１７年）にＮＨＫから国民合唱として放送になったときに「賎の女」が「早乙女」に改められたほか、幾多の変遷を経てきている。特に５番の歌詞はかなり変更されている。　  　　　　夏は来ぬ　　　　　　　　作詞　佐々木信綱（１８７２－１９６３）　　　　　　　　作曲　小山作之助（１８６３－１９２７）１、うの花の、にほふ垣根に、時鳥（ほとゝぎす）、　　　　早もきなきて、忍音（しのびね）もらす、夏はきぬ。２、さみだれの、そゝぐ山田に、賎（しづ）の女（め）が、　　　　裳裾ぬらして、玉苗うゝる、夏はきぬ。３、立ばなの、かほる軒ばの、窓近く、　　　　蛍とびかひ、怠りいさむる、夏はきぬ。４、棟（あふち）ちる、川べの宿の、門（かど）遠く　、　　　　水鶏（くひな）声して、夕月すゞしき、夏はきぬ。５、夏はきぬ、蛍とびかひ、水鶏なき、　　　　卯木（うつぎ）花さき、早苗うゑわたす、夏はきぬ。​

  2025.05.12

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• 「母の日」とカーネーション

  ​​２０２５０５１１SUN　　五月第2日曜日は「母の日」。　母へ感謝する日で、母がもはやいない者は白いカーネーションを、母ある者は赤いカーネーションを、それぞれ胸に飾るのだという。　カーネーションを胸に飾ったことはなく、飾っている人を見たこともないが、スーパーなどではこの時期に集中してカーネーションが売られていた。　NHK「誕生日の花と短歌３６５日」という本でカーネーションを見ると、５月１０日の花になっている。鳥海昭子の短歌は次のようなもので、母の立場で子等に贈られたカーネーションに顔を埋めて少し恥じらいでいるさまは素直に理解できる。　　持たされしカーネーションに顔を埋めうら恥ずかしき母の日という　　鳥海昭子　花言葉は「あなたを熱愛する」、漢字表記は和蘭石竹とその本にある。。。。。。。​​

  2025.05.11

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• 捨てることの大切さ。分からない俳句

  ​​２０２５０５１０SAT　　　　　菜の花や昼一しきり海の音　　　　　蕪村　　　　　海くれて鴨の声ほのかに白し　　　　芭蕉　　　　　うすうすと窓に日のさす五月かな　　子規　いい句だなあ、と思っているところへ、次の句　　　　　松の芯千万こぞり入院す　　　石田波郷（１９１３－１９６９）　いい句のようだが、意味が読み取れない。つまり分からない句。もちろん当方の知識経験学問のなさによる。　メモから拾ったもの。そのメモは、NHK俳句のテキスト５月号からのものが多い。そのテキストも半分以上読んではいないが、溜めないで破棄することにしている方針に従って資源ごみで出すことに運命づけられている。　分からない句はいくつもある。メモで繰ってみるとこんなのもある。　　　　秋の航一大紺円盤のなか　　　中村草田男（１９０１－１９８３）　メモしておけば、いつか分かるだろうとの考えだが、そのメモも溜まりに溜まってしまった。　捨てることの大切さを心に描いているのだが、どうも……。。。。。。。。​​

  2025.05.10

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• パソコンを使いこなすのは難しい。分からないことだらけだ

  ​​２０２５０５０８THU　新しいパソコンの操作にも幾分かは慣れてきた。でも、もともとが詳しい訳ではないから分からないことがたくさんある。　電話で聞くことができるサポートにも入っているのだが、何をどう聞いていいのか分からない段階でもあるから困る。　特に、新しいパソコンはWindows11のようだし、これまで使っていたものはWindows10以前のものらしい。どうしたらそれが調べられるのかも知らない。　パソコンとインターネットの解説本は何冊か持っているので時には見たりするが、最も新しいものでWindows１０のものだから、ちょっと合わないところがあったりする。DVDのドライブが入っているものを選んだが、楽譜作成ソフトのCDを読み込めないでいる。　文章を書いたりブログを書いたり、楽譜を作ったりする所作には一応困ることはないのだが、他のことについてはほとんど素人もいいところだ。　パソコンの設定に富士通の専門家が出張してくれたのだが、その時はこのくらいは自分でできると思っていた。　ま、もう少しゆっくりしてもいいかとも思う。　俳句などが分かるはずがないのも頷ける。　分からない俳句がいくらもある。　　ま、これもゆっくり勉強しながら楽しんでいくとするか。先がないのが問題ではあるが……。　。。。。。。　　​​

  2025.05.08

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• 国民学校唱歌「田植」

  ２０２５０５０７WED　朝のまどろみの中にラジオから聞こえてきたのは国民学校唱歌「田植」であった。だいぶ少なくなったがたまにはNHKも良い曲を流してくれる。　「み国」という言葉は「御国」すなわち「皇国」であろうけれど、私たちのコーラスグループに、戦争を重ねて異常に反応するおばさんがいた。奇異に思うほどだが、不快に感じる人がいる以上はアマチュアコーラスとしては歌わない方がいいだろうと思ったわけである。いい歌なのに……。　中村幸弘編著「日本の唱歌Ⅱ」は、１番も２番も最後の２行は「予祝の言葉」だという。あの祭りは実際の田植えに先立って行われる予祝の祭りだというのだ。「自分の手で、食糧の生産に努めようとする、この姿勢、現代の日本人は、ぜひとも、もう一度認識していただきたいところと思います。」というのである。　声をそろえて「田植」を歌わないからコメ不足などが起きるんだとは言ってはいないけれど、我々は文部省唱歌をもっと見直す必要はあるのだ。　　　　　田植　　　　　　　　作詞　井上　赳（１８８９－１９６５）　　　　　　　作曲　中山晋平（１８８７－１９５２）１、そろた、出そろた、　　さなへが　そろた。　　植ゑよう、植ゑましょ、　　み国のために。　　　米はたからだ、たからの草を、　　　植ゑりゃ、こがねの花が咲く。２、そろた、出そろた、　　植ゑ手も　そろた。　　植ゑよう、植えましょ、　　み国のために。　　　ことしゃほう年、穂に穂が咲いて、　　　みちの小草も　米になる。　（「国民学校音楽初等科Ⅰ」昭和１６　文部省）　​

  2025.05.07

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• 「振替休日」

  ​​２０２５０５０６TUE　振替休日　振替休日には二つの意味があるようだ。　その１は、休みだった休日に出勤させられて代わりの日に与えられた休日。　その２は、祝日が日曜と重なった場合に次の日を休日として休みにした制度。次の日が祝日に当たった場合は次の次の日になるのは不思議だけれど、日本国中ただいま振替休日なので何故か振替休日なんだと理解するしかない。　その２に当たる休日は、祝日が日曜と重なった場合のことであって、土曜と重なっても振替休日はないことになっている。いわゆる祝日法ができたとき又は改正されたときは土曜日は勤務日だったからかもしれない。　１９９０年（昭和２年）の手帳を見ると、国民の祝日は１３ある。２０２５年の手帳では１６である。差の３は何か。　昭和の日、海の日、山の日の３が増えたのである。　１９９０年当時は休日として存在した５月４日に、４月２９日であった「みどりの日」が移ったというわけである。空いた４月２９日を「昭和の日」とした。　これで良いのか良くないのか、自分で分からなくなった。　。。。。。。。

  2025.05.06

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• 「立夏」。「こどもの日」

  ​​２０２５０５０５MON　立夏　端午　「こどもの日」　　　　　　おそるべき君等の乳房夏来る　　三鬼（１９００－１９６２）　西東三鬼は岡山の人。俳人で医者だった。立夏のころ毎年引用している大好きな句である。産婦人科か内科の医師だったのだろう。直接見ているだろうし触ってもいるのだろう。怪しからん。私は満員電車の中でそう、つまり恐るべき夏が来たと感じることが多かった。この季節、服装が軽やかになると、上から目に入るのである。押し込められていると男性の顔は上に出る。意外にも胸元深く目線は届くのである。ベンチシートのうら若きあたりの前に吊り革を握って立つ時など否応なく目に入る。おそるべきことであるが、なにしろ後ろから押されるのだから致し方ない　この句は山本健吉編「季寄せ　上」の季語「立夏」の項に採られている。通勤電車内のどさくさとは決別した枯淡な境地で、少なくとも気持ちだけは清く正しく持って読まなければいけない句である。　　　　　こどもの日小さくなりし靴いくつ　　　翔　同じ「季寄せ」の季語「こどもの日」の項にある句で、作者の翔はまだ調べていない。子供の靴は本当に小さくて可愛らしい。これは玩具ではないかと思うくらいだが子供の足にぴったり合い、それを履いてすたこら歩き、足の成長ですぐに合わなくなる。　使えなくなったのをよく洗い乾燥させ、飾り棚に入れておいたりした記憶もある。。。。。。。　​​

  2025.05.05

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• 「みどりの日」の緑はどうして平仮名表記なのだろう

  ​​２００２５０５０４SUN　みどりの日　上弦　昭和天皇崩御の後、それまで「天皇誕生日」だった４月２９日は「みどりの日」とされた。　２００７年、祝日法が改正され、「みどりの日」は５月４日の「国民の休日」に移され、「みどりの日」が移った後すなはち４月２９日が「昭和の日」とされた。「みどりの日」は１９８９年から２００６年までは４月２９日であったのだ。　それはそれとして、「緑の日」ではなく「みどりの日」と平仮名表記なのは何故だろう。　俳句に良くあるし、唱歌にも歌詞で１番の漢字が２番では平仮名になっていたりする例は多い。　今でもあるのかどうかは知らないが、以前に「緑の週間」というのがあった。４月１日からの１週間の緑化週間であり、街頭募金に応じると緑の羽根が交付されたと記憶している。この時期、国会の先生方は「募金したんだぞ」と言わんばかりに背広の襟に緑の羽根をつけていたものだ。　これ等の「みどり」はみんな漢字だ。　理由があるんだろうな～、キット。。。。。。。。　​​

  2025.05.04

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• 憲法記念日。俳句に思う

  ２０２５０５０３SAT　憲法記念日　　　　　　手毬咲きぬ山村憲法記念の日　　水原秋櫻子（１８９２－１９８１）　いい句だなあ、と思う。「季寄せ　上」で「憲法記念日」を見ると例句として載っていた。　時代は少し古くなるだろうが日本の山村の今時分の風景が見えてくるようだ。青葉若葉に彩られた山裾の村々の景色が浮かんでくる。庭先には小手毬の花が咲いていて、村の家々の門ごとに日の丸の旗が掲げてある。鯉のぼりがあちこちに翻っている。穏やかに、ゆったりと時は過ぎていく。　勝手な鑑賞かもしれないが、こんな風に読める句だ。秀句だと思う。　日本国憲法は昭和21年11月3日公布、その6か月後の昭和22年5月3日に施行された。　敗戦からここまでの3年に満たない年月で仕上げた平和憲法である。　連合国が厳しく目を配る中で関係者は大変な努力をしたことだろう。国民も大変だったが、とにかく再びの戦争をしないで済んで来た幸せを感謝しなければいけない。　そういう感謝と喜びが「山村」の背景にある句ではないか。　

  2025.05.03

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• うっかり起きる時間を間違える。ボケだろうか！

  ​​２０２５０５０２FRI　朝、時間を間違えて１時間早く起きた。なんとなく外が薄暗いのは雨のせいだろうと思ったりしたのが間違いだった。腕時計の文字盤もはっきり見えないくらいだからそこで気付いてもよさそうだったが、寝ぼけていたのだろう。５時に起きた。曇り空だが雨は降っていない。　このところ暖かくなってきて少し早めて６時過ぎには起きているが、５時はいかにも早すぎた。　朝の血圧測定も忘れた。始めてのことだ。　じわじわとボケがきている証拠だ。　起きるといっても、目が覚めるというのではなく、着替えをすることである。夜通し熟睡できるほど身体が若いわけはなく、半分近くは寝て起きている、つまりは寝てはいないという状態である。　　行ければ行きたいところもあるが、電車もバスも受けつけない。　どうしたもんだろうと悶々するが、これといった方法もない。　年を取ることの意味を考えなければいけないようだ。。。。。。。​​

  2025.05.02

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• 八十八夜の俳句。文部省唱歌「茶摘」

  ​​２０２５０５０１　八十八夜　メーデー　山本健吉編『季寄せ　上』で「五月」を見ると「カトリックでは五月をマリアの月と言う。聖母月・聖五月」とあり、例句が二つ。マリアの月とはあまり聞かない。　　　　　えにしだの黄にむせびたる五月かな　　　　　　　　万太郎　　　　　藍々（あをあを）と五月の穂高（ほだか）雲をいづ　　蛇笏　同じ『季寄せ　上』で「八十八夜」は「このころ最後の霜が降り、農家は種蒔や茶摘や養蚕に忙しい。」とあって、例句が二つ。　　　　　霜なくて曇る八十八夜かな　　　　子規　　　　　きらきらと八十八夜の雨墓に　　　波郷　俳句はいいなと思うが、唱歌もまたいいなと思う。　　　　　茶摘　　　　　　　文部省唱歌１、夏も近づく八十八夜、　　野にも山にも若葉が茂る。　　　　　あれに見えるは茶摘ぢやないか。　　　　あかねだすきに菅の笠。２、日和つづきの今日此のごろを、　　心のどかに摘みつつ歌ふ。　　　　摘めよ、摘め摘め、摘まねばならぬ、　　　　摘まにや日本の茶にならぬ。（「新訂尋常小学唱歌（第三学年用）」昭和７年　文部省）​​

  2025.05.01

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• 「弥生尽」＝「四月尽」。ブログの記事はいつでも遡って見られること

  ​​２０２５０４３０WED　弥生尽（やよいじん）。陰暦の３月末日のこと。陽暦では四月尽、即ち今日４月３０日。　この辺は分からないところだ。　　今日４月３０日は陰暦だと４月３日。陰暦の３月末日は陽暦の４月２７日で３日前のこと。　要するに陰暦３月は陽暦４月にすっぽり重ねて済ますやり方がある一方で、今の4月のカレンダーのそれぞれの日にちに陰暦の日を重ねようとするやり方があるのだ。　弥生尽は「春の尽きる日」。「惜春の情」をこめて言うと季寄せ（山本健吉編）にある。　いま書いているブログに時々誤りを見つけることがある。打ち間違えや変換ミスであるが、その他にも文章として素直でない言い回しがあったりする。こうした過ちは過去のブログにもあって、訂正したいなと思っているがなかなか出来ないでいた。　知っている方もおられるかもしれないが、過去のブログはいつでも見られるようになっていることに気が付いた。皆さんはご存じなのかもしれないが、私は初めて知ったのだけれど、自分のブログを遡れるのだ。　それで見てみると、私のこのブログの最初は、２００５年６月１６日がスタートの日になる。これは管理画面トップの一番下にもあり知ってはいるが、間もなく２０年だ。中断はあるものの、忘れている紆余曲折もある。荏苒時を過ごしてきただけで何の進歩も無いことが分かる。　嗚呼。​＝

  2025.04.30

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• 昭和１００年はどういう計算だろう。トランプ大統領就任１００日だという

  ​２０２５０４２９TUE　昭和の日　　　　降る雪や明治は遠くなりにけり　　　中村草田男（１９０１－１９８３）　昭和１００年。トランプ１００日とのこと。　今日の日は昭和の御代は戦前なら「天長節」、戦後ずっと「天皇誕生日」。現在は「昭和の日」。　我々は昭和の「天皇誕生日」を懐かしく思う。昭和を長く生きてきた。ゴールデンウィークは天皇誕生日があってこそだった。だが昭和がだんだん遠くなっていく。　昭和と改元したのは大正15年１２月２５日だから西暦１９２６年。今年の１２月２５日で昭和９９年になる計算だ。いや、計算は悪い頭ではできないので年齢早見表で見たのだ。１００年にはならない。どこに間違いがあるのか分からないのだが。　　トランプはクリミア半島をロシア領と認めるなどと言い出した。トランプには他国の主権に口出しする権限はないはずだ。日本はもっとこれに対して異を唱えなければならないのに、そういう声は上がらない。北方領土は日本の領土ではないのか？。。。。。。​

  2025.04.29

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• 偉い俳人の句を三つ

  ​​​​２０２５０３２８　新月　　　　　目に青葉山郭公初鰹　　　　山口素堂（１６４２－１７１６）　生没年が間違いでなければ、ずいぶん古い俳人なんだなと思う。「目には青葉」とするのもある。広辞苑によるとホトトギスの項に漢字で七つばかり出ている。杜鵑、不如帰、時鳥などであるが「郭公」は無い。カッコウ（郭公）の項に誤ってホトトギスと呼ばれるなどとある。「目に」か「目には」かなどと同じで、長い間に表記も多様化したのだろう。　名句なのかどうかは知らない。しかし、ずいぶん長いことこの時期に読まれてきた句のようだ。　　　　　やすやすと青葉になりて夏近し　　正岡子規（１８６７－１９０２）　東京のはずれしか今の青葉を知らないが、子規の句もいいなと思う。　　　　　若葉して御目の雫ぬぐはばや　　　芭蕉（１６４４－１６９４）　　唐招提寺の開山堂に安置してある鑑真和尚の尊像を拝しての句である。貞享４年１０月２５日から同５年４月２３日までの「笈の小文」にある。　以上の句は捨てようとしたメモにあったもので、ここにうつしてメモを廃棄しようと思う。　。。。。。。。　　　　　　​​​​

  2025.04.28

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• ラジオの落語番組は面白い。アップに失敗してしまった

  ​​​​２０２５０４２７SUN　昨日の「真打共演」は逃さずに聞いた。夜の「上方落語」は失念してしまった。　深夜便で夜中の1時台に「話芸百選」があったが、これも聞いた。４時台の素晴らしい濃い中身のあるお話も聞いた。弁護士と指揮者の資格を持ち世界中で活躍している山島達夫氏の話で、世の中には偉い人がいるとつくずく思ったものだ。　落語や漫才は演目も書いたし、出演者も書いた。　落語「千早ふる」は古今集の在原業平の歌であることも新編国歌大観で調べてそれを落語風に逐条解説して笑いの多い一席に仕立てたものであることも書いた。　古今集は岩波文庫でただ一つ手元にあり、これでも当たってみた。巻第五秋歌下にあり、新緑の今頃にはふさわしくない出し物だが、何しろ面白いので四季を問わずいつでも楽しめる。　このようにして、ぐずついた天気が晴れて朝からお日様が照っている日曜日の前半を無駄にしてしまった。​​​​　これは、今度は新しいPCで書いているのだが、半端だけれども心配しながら取り敢えずアップしてみようと思う。追記　頭がだいぶ混乱しています。「千早ふる」はEテレで今やっています。お読みいただいている方にはご迷惑ですが、話芸１００選の題目は「風呂敷」でした。これも面白かったです。。。。。。​​​​

  2025.04.27

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