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2008/09/25(木)03:47

タツオの「ちょこシス」9クール目感想 第108話(最終話) ちょこッとサンタ

水曜…サンキュータツオ(747)

【サンキュータツオのちょこシス妄想日記】 はい、というわけで、 いまだ 「クリスマスの日にミニスカ美女サンタがかわいい妹をプレゼントしてくれる」アニメ、 『ちょこッとSister』 のオンエアを見て、ここに感想をアップしてるポポ。 そしてこの「ちょこシス」、 9クール目、108話!! 煩悩の数だけ! そして、オンエアを見たらやっぱりそうでしたが、 今回をもって 『ちょこッとSister』、 最終回!! 先々週はのん気に小田原城に行っていたのに…。 第108話 ちょこッとサンタ 【あらすじ】 先週、つばき荘の面々は、それぞれ決断を迫られていた。 地方転勤を命じられた安岡のおじさん。 海外でのモデル活動を勧められた真琴さん。 お見合いの話がきた管理人さん。 それぞれが、重い表情で考えごとをしていた。 そして、事は動いた。 動かしたキッカケははるまだった。 はるまは、管理人さんにお見合いの話がきたことで狼狽していたが、自分のとって管理人さんの存在が意外にも大きいことに気づく。 そして、はるまは意を決して、管理人さんの部屋のドアをノックする。 「すいません、お話があります」 はるまのただならぬ気配を察して、ちょこちゃんはそれを黙って見守っていた。 さびしそうな目で。 考え事をするちょこちゃん。 部屋の隅で、体育座りで、じーっと一点を見つめ、なにか思いつめた表情。 ああ、オレはなぜ君を抱きしめてあげられないのだ、ちょこちゃん! はるまは管理人さんに想いを伝えた様子。 晴れ晴れした表情で部屋に戻ってくる。 ちょこちゃんはそんなはるまを見て、はるまの心が管理人さんに向き始めている現実を知る。 夜、真っ暗な部屋で、寝息を立てるはるまの横で、仰向けになり目をあけているちょこちゃん。 ――次の日。 夕方、はるまが大学から帰ってくると、部屋のちゃぶ台の上に書き置きが。 明らかに下手なちょこちゃんの字で、 「お兄ちゃん、いままでありがとう。  お兄ちゃんは、ちょこの世界でたったひとりのお兄ちゃんだよ。  お兄ちゃん、だいすきだよ。  わたしは、これからサンタになります。  そして、わたしとお兄ちゃんが幸せになったように、  これからたーくさんの人を幸せにしようとおもいます。  かならずかえってくるからね。  ちょこ」 呆然とするはるま。 手紙を握り締めるやいなや、外に飛び出し、ちょこを探し回るはるま。 「ちょこー!」 街中で絶叫するはるま。単なる甘いもの狂にしか見えない。 意気消沈してはるまがつばき荘に帰ってくると、管理人さん、真琴さん、安岡のおじさんが玄関に集まっていた。 「ちょ、ちょこを見ませんでしたか!?」 あせるはるま。 「それが…」。 全員に書き置きを残していったちょこちゃん。 安岡のおじさんには、 「おじさん、いままでありがとう。  おじさんはわたしにとっては、お父さんみたいだったよ。  わたしはサンタになります。  またかえってくるから、それまでどこにもいかないでね。  ちょこ」 真琴さんには、 「真琴さん、いままでありがとう。  真琴さんはわたしのおねえちゃん。  ずっとずーーーっと、おねえちゃんだからね。  どこにもいかないで、  わたしを待っていてください。  ちょこ」 管理人さんには、 「管理人さん、いままでありがとう。  管理人さんのお料理、ほんとにおいしかった。  また一緒にたべたいな。  わたしはかならず帰ってくるので、  それまでお兄ちゃんのごはん、  おねがいします。  ちょこ」 そして、一同呆然としているところに、 泣いているゆりぴょんと駆がつばき荘に飛び込んでくる。 「ちょっと、あの娘がサンタになるってどういうこと!?」 ゆりぴょんは泣きながらはるまに殴りかかる。 「こっちが聞きたいよ…」 うなだれるはるま。 思えば、登場人物はさておき、オレはなぜ気づかなかったのだろう。 あれだけ必死にちょこちゃんの日常を追い続けていたのに。 最近では「やりたいこと」を考えるきっかけ的な回もあったわけだし、サンタのお姉さんとは去年のクリスマスに接触しているわけだし(正確にはおととし放送のクリスマス回)、ちょこちゃんがサンタという存在を身近に感じていたのはわかっていたことではないか……。 しかも、24話での「サンタに扮した」ちょこちゃんを見て、このエンディングの予想がつかなかった俺……、浅い、浅いぞ! 己の浅はかさに悔いているころ、登場人物たち全員の脳裏に、 ちょこちゃんと過ごした楽しい日々がフラッシュバックする。 初詣、バレンタイン、花見、打ち水、プール、流しそうめん、etc…。 オレは食べかけていたチョコレートを握り締めたまま、そのチョコが溶けているのにも気づかず、ただブラウン管(まだ地デジ対応していない)を見つめることしかできなかった。 数日後。 みんな、ちょこちゃんがいないのに幸せであるはずがない。 それなのに、ちょこちゃんがいなくなり、みんなはつばき荘にいる。 ちょこちゃんの不在が、つばき荘の面々を「家族」にし、友達まで「家族」になった。 最初にちょこちゃんがいなかったときは、単なる隣人、単なる赤の他人だった人たちが、 いまちょこちゃんがいなくなったことで、全員が家族になっている。 これはどういうことなのだ!? そして。 こうして最終話、108話は終わったのである!! えーー! 【特報】 そう、 オンエアを見た人ならご存知であろう。 全く納得のいかぬ最終話を見た直後の衝撃の発表を。 2008年12月―。 『劇場版  ちょこッとSister』 決定!! えーー!! ウソだろ!? そう、そうなのです! なんとこの話の顛末は、ついに映画で決着することになったそうなのです! こ、ここまで引っ張っておいて!? そう、12月といえば、クリスマスシーズン。 そのクリスマスにあわせて、ちょこちゃんが再び帰ってくる! そんなのありかー! 総集編だったら許さんぞー! ちくしょー、いまからもう待てないぜ。 【備考】 予告編ではサンタになったちょこちゃんがつばき荘に戻ってきている絵があったので、きっとちょこちゃんがどうやってサンタになったのか、そしてちょこちゃんが還ってきてからのお話が、この劇場版できっと見られることでしょう。 ……にしても。 最終話どうやっても折りたためるわけないじゃんと思っていたら、まさかこんなサプライズがあったとは。 小渕優子もビックリ! ま、ちょこちゃんがいなくなったので、一人ぶん少子化はすすんだわけですが。 なにもなく、淡々とした日常で終わってくれればそれはそれでよしと思っていたのに。 最初から映画で決着をつけるつもりでいたとは…っ! ざわざわ…。 と、いうわけで、来週からは『劇場版 ちょこッとSister』のいち早い情報と、いままで発売分と、映画放映までの時間に発売されるテレビ版のDVD(36巻)の特典などを紹介していきたいと思います。 そして、12月の映画の内容も、もちろんこちらでアップします! 劇場版の予想なども、ファンのみんなでしていきましょう! ……希望を言えば、大スクリーンで「ねこニャンダンス」を見たいです。

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