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カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第306席
   akiba.jpg

動かない、ということは
どういうことだろうか?
もちろんこれは、
状況判断による個人や組織の
「アクション」の話ではない。
だって、「最近見たアニメの事で
なにか話してください」という依頼の
コラムだ(コラぁ無駄の略かも?)からだ。

で、プロスポーツの『中継』を描くような場合の
「絵」の動きについて考えていたわけだ。
ああ、ちなみに『黒子のバスケ』は
高校生のロウキュウ部の話です。

プロの世界の話ではない。
ないけれど、「上を目指す」という構造、
つまり『ものの道理』は
現実に即した設定になっているので
物語の中といえど、
彼ら彼女らの発言や行動には
現実の社会となんら変わらぬ
普遍性が見いだせる。
国井が見いだす
『黒子のバスケ』の不動の面白さとは、
やはりここだ。

「競技」を描く作品には、
ゆるーい部活ものとは明らかに違う層を
「惹きつけている」力が強いようにみえるのは、
この普遍性だとも思われる。
これは分野に限らない。
バスケやかるた取り。
また、雑誌編集であれ、
芸能界であれ、自転車レースであれ、
極端なものでは自らの命の
売り買いをする傭兵であろうとも、
社会という大きな枠組みの中で
要求されてくるものは
さして変わりはないということだ。

…ああ、サンキュー君が今年も
「ツール・ド・フランス」の話をし始めたな。

ロードバイク(レース自転車)部を描いた
『オーバードライブ』の
ボックスセットもでた事だし、
『茄子~アンダルシアの夏~』や
『かみちゅ!』も合わせて
アニメでの自転車についての話もしようか。
タツオ氏のライブではやったけど、
国井の説明不足で観客の頭の上に
『?』も多かったからだ。
いつかリベンジしたい。

ちなみに国井は「乗る人」なので、
あまりプロ選手やレースは知らない。
欲しいのはデタチャイのテメラリオ。
色で考えるとなんといっても、
トレック2008年のマドン5.2だ(なんのこっちゃ)。
だから、コンタドールの
ファンかもしれない(なんのこっちゃ)。
自民党の谷垣さんは
総裁に就任してからは
自転車の話を聞かないな。(なんのこっちゃ?)

おっと、
話がそれた。戻そう。

スポーツという、
肉体が高速で移動するという
シチュエーションを
「絵で描く」(第三者に見せる)という
ことについて考えていたけれど、
せっかくだから、今回はその逆。
「動かない」「動かさない」という効果に
ついて考えてみよう。


まず、
スポーツやそれに近い「運動」という
観点で静止を考えると、
止める、ということは非常に難しい。
高速で動けば、
難しくなるのは挙動制御よりも、
「確実に止める」技術だ。

車をイメージしてもらえば
わかりやすいかもしれない。

直線だけで構成されたレーンを
高速で走るだけなら、
エンジンを強くすれば良い。
ロケットエンジンを積めば、どんな車でも
速く走る事はできるのだ。
(浮かない、エンジン熱、
 車体の耐久性はさておく)

しかし、
そこに「それを止める」力、
つまり『ブレーキの技術』がともなっていないと
道具としてはなんの使い道がない。
銀河を飛び出す人工衛星や
ミサイルではないからだ。

では次に舞台演劇でイメージしてみよう。
体操やダンスでも良い。

派手にハネたり廻ったりしているのは
それだけで感嘆の息があがるが、
さらに「格好良い!」と感じるのは
それらの動きをしている演者が
「ぴたり」ととまるときではなないだろうか?
すくなくとも国井はそう。

舞台や武道で言う所の
『残心』(ざんしん)だ。

動いていた身体を瞬間的に静止させるのは、
動かす以上の筋力が必要なのだ。

    このお話は次週へ続く。

(今月中に
 『TARITARI』までたどりつけるか?)





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最終更新日  2012.07.25 20:16:15


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