|
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席 第324席
今月11日のお話。 鳥取県は米子市の米子駅前地下にある 貸し自転車の事務所のおじーさんいわく、 「お兄ちゃんの言うような 『鉄が出る』ってのは このあたりでは知らないなぁ。 鉄っていうと、安来になっちゃうよねー」 という情報に落胆しながらも、 明日のイベント仕事前の時間に 米子にある神社に向かう決心をした咲也。 行ったら行ったで、それはそれは 「うひょー! 祭神は少彦名かっ! 裏にまわると、 マジ古代っぽい雰囲気が のこってますけどっ?! 観光局はなぜこの位置からの ロケーションを推さない?!」 と大興奮。 超訳ならぬ、 中二訳解釈(表層ではない史実を知る)だ。 実に面白い。 中海の潮風を堪能しながら 市内のいくつかの神社/寺も見て廻ったけれど、 皆、やや新しくて、意気消沈。 やっぱり松江の熊野大社もいかねばならぬ、 安来も、もっと詳しく勉強してからいこう、 と決意を新たにする。 (というか、2013年には 仕事抜きで必ず島根にはいかねばならない! そのときにまた行くのだ!) そんなことを考えながら 昼からのガイナックスさんのメインの 打ち合わせ場所になっている ヨナゴフィルムに到着。 そこの壁を良く観察すると、 「ひょっとこの面」 が壁に飾ってあった。 いわずもがなである。 これだけで歴史が見えてくる。 おそらく『中二病でも恋がしたい!』の 作者さんもこのあたりの『歴史』を 「自分だけで楽しんでいる理由付け」として もうひとりのヒロインの名前をつけたのでは ないだろうか。 六花ちゃんの「邪気眼の眼帯」のスタイルを 見立てているのだろうと推測する。 すると、もう一人のヒロインの名前を 意味が通じるのだ。 名前が「悲劇でしかない」 「隠蔽された史実」を包含しているから、 もしかしたら「ラノベ展開から ドシリアス『超展開』があるのでは?」と これまた国井は大興奮。 「悲劇を予定された」名を持つ、 丹生谷さんの動向ひとつで 物語ががらりと変わる可能性が!! うおう! 名前が! もう名前だけでキャラクタが背負う ハードなドラマが読み込めるぅぅっっ! 丹生谷森夏。 文字通りキルミィ・ベイベーではないかっ! (なんのこっちゃ?) どうでも良いことだけれど、 でも全体のネーミングのニュアンスで邪推すると、 森作品ファンなのかもしれないよねー。 これも作劇家流の『パロディ』だと思います。 最近の『パロディ』というのは 作品中のキャラクタを そのまま引用してくるものを 指すようになってしまっているけれど、 こういう「遊び」は国井も大好き。 もちろん、 まったくの偶然かもしれないので注意だ。 この写真の すぐそばにボート(レガッタ?)部の 練習場/桟橋があって、 学生が練習していた。 教員のものだろうか。 風で波ができきていたので、 桟橋でボートを浮かべた生徒達に盛んに 「だからあぶねーから 出るなっつーとるだろうが!」 とマイクからの怒声が聞こえて、 なんだか微笑ましい。 ボートを浮かべた2人組(女の子だった!)は、 ぶすくれるように頬を膨らませて、 唇をとがらせていた。 この程度の風では 若者のエネルギィは冷却できないということが 遠目にもよくわかる。 目を凝らして、耳をすませば 「萌え」というのは、 現実世界に存在するものだ。 物語というもののそのほとんどは 「人間」を描いているものだからだ。 問われるべきは 観測者(観客)の視点の有無かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.25 17:26:42
[金曜…国井咲也] カテゴリの最新記事
|
|