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カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席 第377席

ミリタリーおじさんな国井が
かなりクラクラしている。
『蒼き鋼のアルペジオ アルスノヴァ』が
ぐんぐんと面白さを増しているからだ。

「現状を鑑みるに、この作戦の初期行動に
 この手を使うのはやむを得ない」

一見すると、見目麗しい美女達が、
意味なく(あるはあるのだろうけれど)、
軍事兵器を扱うハーレムもの、または、
いわゆる「擬人化もの」と見えるけれど、
本質的な部分で本作品の「面白がる」部分は
どうやらそこにはない。
少なくとも国井はそう。

なので上記した
やむを得ない手で初手を打ったという
ように感じられたわけであるが、
まず状況に即した
「合わせ方」をしているからこそ、
その、つじつま合わせのロジックが
いかように構築されているのかも
私的重要ポイントだ。
ここに
「(この作品は)『良くデキてる!』」という
感動も生まれる。
むしろ、溢れんばかりの本数においては、
この要素が「他と違う、新しい部分」の核だ。

単に、
ユーザが好むものの『羅列』に
なってしまうのかならないのかは、
ここにかかってくる。

この部分も『蒼き鋼の〜〜』での
整合性の付け方は秀逸だ。

こねくりまして着地する
「設定萌え」な形ではない。
極めてシンプル。
思わず唸った。(未見の人は作品を見よう!)

単純なのではない。
結果に最短距離で持ってゆく為に使われる
「省略の果て」でもない。シンプルなのだ。

国井にとってはこれが
作品世界に入り込めるかの
「納得度」と密接に繋がっている。

ニーズに応えようと
見目麗しい少女や美女、
または少年や青年だけを
「並べました」という形にならざるを得ない
状況下では、同時に

「だからなんで
 みんな若い女になるわけ?」

という疑念が常によぎる。
これだから100パーセント
「ブヒブヒ言えなくなる」という
悪循環に陥ってしまうわけだ。
(本来はこれが当たり前?)


だからこそ、若く美しい女性で
なければならない『理由』をどうつけるかに、
その『作品/作家力』を見るのである。

そしてこの『蒼き鋼〜〜』では、
その理由が「創造した設定」と
「その設定(世界)で生きる人物達との心情」と
上手くリンクしているのに痺れるわけだ。
こうなるともう、美女たちが水着だなんだという
『サービス』など不要であり、蛇足。

いや、書き方が違うな。

性的扇情性を持たない部分で
興味を持たなければ『サービス』も
国井には『押し付けがましい』と
感じられてしまうということ。

作品世界に「生きる人々」という
納得がいけばそれはつまり、
その人物に興味を持つ、
好意を持つということだから、
そこから
「ああ! タカオの水着姿みてえ!」
「キリシマの私服が個人的には至福っ!」
ともなりやすい。
いや、なってるんだけども。

もちろん、ここへ至るには
最短距離として、
絶世の美女であるという
『機能』が含まれる。

しかし、このように
感情的な部分ばかり眼につくようになると
それらは見る側にも作る側にも、
「お約束」として機能しはじめてしまう。

お約束というのは、
(好まれる)パターンの踏襲だが、
約束と言うのは、取り決めであって、
これだけで物事を動かせるようになってくると、
効率化がはかられてスムーズに進むようになるが、
逆説的に、突発的に発生する事象に
対処する力が根本から失われてゆくわけだから、
作り手は

「同じでありながら別のもの」

を目指さなければならない。
また、目指しているからこそ、
最近よく耳にする言葉では、

「ナナメ上を行っている」

というふうになる。
真上でも真横につけているわけでもない。
見える位置でありながらも、
少しXY軸ではない、
「少しだけちがう」距離感が
この表現がもつ意味が良く出ている。

「斜に構えたもの言い」

なんて表現を
主人公像に良く耳に出来るのは
このあたりの作用があるのかもしれない。

ここで少し脱線。
極めて個人的感想だが、
将棋のコマで、
飛車よりも「角」の方が、
ニヒルな感じがして、
ちょっとキザでカッコいい。

『熱量と文字数』で特撮戦隊ものの
話もされていたけれど、
そうなのだ。
この「角」。

つまり誰にでもわかる直情直線的な
『熱血』と基本スペックはあまり大差はないが、
動き方が「素直ではない」という部分が
キャラクタとして見ると、
すこぶるツボなのではないか、と考えている。

だからなのか、前世代では「二番目」の
位置にいたような人物像のキャラクタが
現代では主人公に据えられる。

アメリカンな『ヒーロー』ですら
メインに据えられる確立が
高まっているようにも見えるが、
いかがか?(Why So Serious?)

   401.jpg

どうでも良い事だけれども、
国井は『艦隊コレクション』(?)というのを
知らない。
サンキュータツオ氏との番組や仕事の関係者から
「最近は『かんこれ』が来ている」などと
聞いていたので、
最初は『アキカン』が
人気再燃で第二期制作ということか、と
思っていた(いや、本当に)が、
どうも、よく聞いていると
艦隊の話をしているようなので
おそらく擬人(美少女)化したものだろう、という
レベルの認識だ。
それは現在でも変わっていないが、
聞かれる前に書いておこう。

作品に登場しているのか、
今後してくるのか
どうかわからないけれど、
国井は色々な意味で「長門」でキマリ。

どうして、その海にいたのか。
どうして、耐えることが出来たのか。
そして、なぜ
「誰にも気付かれず」消えたのか。

ホラ、
このあたりがもう「いい女」っぽい。


あら?
気がついたら、『蒼き鋼の〜〜』の
ハルナの言う通りになってましたな。






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最終更新日  2013.12.13 20:34:23


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