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金曜…国井咲也

2013.03.22
XML
カテゴリ:金曜…国井咲也
   sakura.4.jpg


国井咲也の満巻全席 第341席

モモ助「あちき、ちょっときになるんですが」

さくや「何がかな?」

モモ助「さくらがたくさんさいているところは、
    たくさんひとがあつまりますよぅ」

さくや「人気だからね。桜は。嫌でもね。
    不景気だと叫ばれて
    雇用情勢も悪くなると
    嫌、というよりも
    進んで観光地にしたいという
    こともあるだろうね。
    ただ、困ることは、
    その観光資源である『桜の木々』を
    良い状態に保つ為には
    「人を近づけない」というのが
    一番なのだけどね」

モモ助「あい」

さくや「それでなにが気になってるの?
    毎年桜の木の下にたたずむのが、
    告白したい乙女のの姿ではなく、
    ゴミの山ってこと?」

モモ助「いえいえ。
    さくらがたくさんさくと、
    かんこうちになるのに、
    『だかーぽ3』のしまは
    どうしてかんこうちに
    なってないのかとふしぎなんですよぅ」

さくや「観光地化されていないとはいいきれない」

モモ助「ややっ?」

さくや「よく見ると、あれ、舞台は離島でしょ?」

モモ助「あい。おおきめのしまですよぅ」

さくや「それをふまえてみると、
    あの島の「人の多さ」は
    やや不自然なレベルに見える」

モモ助「ややっ?」

さくや「現代社会で離島ということは
    どうしたって流通の面で不便さがでる。
    雇用の面で島を離れる人間が多いはずだ」

モモ助「おしごとないと、たいへんですから」

さくや「なのに、
    あの島の商店街などのにぎわいは
    過疎化が進んでいる都市にはみえない」

モモ助「はいけいでひとがうごいてるのは
    あにめだとたいへんだから
    がんばってるしょうこですよぅ」

さくや「ははは。その通り。
    だからこれはふざけが前提の思考」

モモ助「あい」

さくや「話を戻すけれど、過疎にみえないほど
    人が存在するということは、
    その島の力だけで経済が
    潤っていると考えられる。
    人がそこからでていかないのだから」

モモ助「そのわけがあるんですね?!」

さくや「そう。
    するとまず考えられるのは
    あの島の名物の
    『枯れない桜』といえるけれど、
    そもそも、自分の家の近くでも
    一年に一回なら確実に見られる桜を、
    わざわざ飛行場もないような
    離島まで出向いて
    観光に行く人がいったい
    どれだけいるのだろうか、という
    疑念もある」

モモ助「でもでも、
    おかねはかからないほうが
    うれしいです」

さくや「だよね。
    観光名所に観光でいくなんてのは
    そんなものだしね。
    行動の動機が強いわけではないから
    外的要因に左右されやすい。
    だから劣るものでも
    『より安価』なもののほうが
    価値が高い、となるわけだね」

モモ助「ふむふむ」

さくや「すると、あの島で『巨大な雇用』を
    生み出しているのはなんだろう、と
    思うんだ。
    通勤時間にサラリーマンたちが
    バス停でバスを待っている
    映像も多々あるしね」

モモ助「しゅじんこうのおとこのこと、
    となりにすむきれいなおんなのこが
    がっこうにいくときですね」

さくや「そう。
    インフラとしての
    交通機関網もそうだけれど、
    そういう部分からして、
    とても離島とは思えないほど
    『働きざかりの層』が
    いることもわかる。
    しかも明らかに
    農業や漁業従事者ではない」

モモ助「あい。みんなすーつですよぅ」

さくや「だいいち、
    インフラ整備が整っているということは
    あの離島…自治体には金があるんだ。
    しかし、大企業による巨大なプラントや
    工場があるようにも思えないし、
    年がら年中、
    いかにも『観光客』といった雰囲気の
    グループが町や
    桜のまわりをうろついている様子もない」

モモ助「ふむふむ」

さくや「では、
    スーツ姿で通勤に向かう人々はどこに
    行くのか?」

モモ助「そういわれてみると、ふしぎです」

さくや「考えると、ひとつあるんだよね」

モモ助「ややっ?! なんですかっ」

さくや「巨大な施設でありながら
    おおっぴらに
    『〜〜を作る工場です』などと
    言われることもなく、
    また、その施設からもごく一般の
    工場や工場のような
    騒音は一切聞こえないような
    特殊なプラントが」

モモ助「しずかなんですね?」

さくや「そう。
    『音すら閉じ込められるほどの
     厚いコンクリートで
     密閉されている工場』と
    いうことだね」

モモ助「ややややっ?!」

さくや「そして、その施設があるだけで、
    工場主だけでなく、国から莫大な金額が
    与えられる場所…こう考えると、
    すべてつじつまが合うとはいえない?
    ふふふ。
    いやぁ、
    すごい所に気づいたね! モモ助っ!
    あなどれんよ! 
    昨今のギャルゲーはっ!
    作品タイトルの音楽用語、
    『ダ・カーポ』も意味深だなのだよ!
    わが愛しのこぐまちゃん!
    反復だから! これ! 
    冒頭から
    もう一度演奏って意味だから!

モモ助「ややっ?!」

さくや「検証も責任追及もしてないのに
    運転をダカーポさせちゃってる
    日本社会への
    警鐘ともいえなくないっ?!」

モモ助「それは、かんがえすぎだとおもいます」

さくや「わはは。そりゃそーだ」
kumacafe2.jpg







最終更新日  2013.03.22 20:06:18
2013.03.15
カテゴリ:金曜…国井咲也
前週までのつづき(国井咲也の『くめた』式) 第340席

gokumon.jpg


仕事で書いているはずのブログで
「TPPよりソ蓮戦車のPTTに冷泉さんは乗ってほしい。
 あの戦車は寝転がって操縦するので、
 ミニスカ女子高生戦車乗り作品の
 最終回にはうってつけ」との発言が
うっかり都知事の耳に入り、
公安に逮捕されてしまった咲也。
なんとかごまかそうと
「これ、映画化すると『いのせンス』ですよね」と
とんちを利かせたつもりがさらならる逆鱗に触れ、
監獄に送られる。
そこは海洋利権の為に東京都が島ごと買い上げて
胸の発育がやや遅い女性専用の
監獄としたその名も「ちち島」。
歴史は古く、戦国時代に難破した軍船の兵士が
流れ着つくとそこはごっくんボディな
若い女だけの離島であったというところから
「乳島」、または男一人のハーレムによる
「選べないです。てへへ」という夢のような
苦悩から「御苦悶」が
「極悶」となったと言う。
時代によって苦悩の要素は
うらやましがられるのだ。
その難航フラグな要塞島に
軍用ヘリで送られるとすぐさま所長室へ。
「お前が新しい駄犬だね!」
胸の突起物をサスペンダーで隠しただけの
こわもて美女の刑務所所長登場。
「どうして男の俺がここに?」といぶかしむも
「おだまり!あたいと巨乳がここの法律さ!」と
先っぽがたくさんにわかれた例のムチでしばかれる。
ここではAカップ制服美少女に好意的な
男は虫以下の扱いを受けるのだ。
「その考えが改まるまで、地下でオネンネしてな!」と
地下の牢屋に放り込まれる。
壁一面に埋めこまれた
100インチのプラズマテレビからは
24時間コンビニ売りのグラビアアイドルDVDが
たえまなく流れ続けるとそこはもう
時計仕掛けの俺ん家。
目薬をさしながらもグラビアアイドルたちの
「自然な動きというには無理が有りすぎるポーズ」
の連打に目をこらしていると
隣の独房から杉田智和似の声が届く。
「プラズマは狭い部屋では熱い」
「では、液晶に適しているのは?」
「アニメは親和性が高いっていわれてたよね」
合い言葉の確認終了。
実は二人は投獄された12人の
妹姫を脱獄させるために杉並区に雇われた
傭兵部隊『微乳特戦隊』のメンバー。
しかし救出に向かった
二人の前にたちはだかる魔の手!
「ヤツだ! 
 弟萌えの!弟萌えの前知事だッ!」






最終更新日  2013.03.15 22:43:39
2013.03.07
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席 第339席

musasa.jpg

「え? 高尾山にはいないの?」



これだけだと
あまりに短いので、
どうでも良い話をひとつ。(仕事だからだ)

このあいだ、いわゆる「山岳装備」のお店で、
路面凍結用にと、アイゼンを買いに入る。
しかしどうみても
「本気の凍結(氷穴?)用のものばかりで
「6歯」「8歯」と
マニアにしかわからないであろう
表示が並ぶ。
この時点で国井咲也的にはもう面白い。
(わからない?)

国井は単に
「都心のアスファルト路面凍結のさい、
 革靴で歩く為のもの」が欲しいだけなので
サラリーマンたちはこんなにごついものを
装備して丸の内を闊歩するのか、と
いぶかんしでいると、
隣にサラリーマンの
お父さん(初老くらい?)登場。

売り子のお姉さんに
「今年の夏に使うんだけどさ」
とダンディな口調。
お姉さんのかえしも
「沢ですか? 海外で雪山ですか?」
と、おじさんからの詳細を尋ねる前に
「夏=雪山装備=日本で夏は南半球では冬」
ということを想定したらしい。
できるおねーさんだと、
この一言でわかって、
聞き耳していた咲也は半萌えに。

お父さん、切り返しで
「沢なんだけどね、
 そうすると8歯の方が良いかね」
とこれまたツウなかえし。
おねーさんいわく、
「沢なら6で十分だと思います」
完結明瞭。できるおねーさんだ。

このおねーさんなら安心、
ツウなおじさんもいるし、と
咲也は安堵しきった表情で
「東京都での降雪での
 路面凍結にも6歯でじゅうぶん?」

会心の質問だ。
しかし、その問いを立てると同時に、
二人に鼻で笑われてしまう。
K2のクレバスを前にしたように
呆然と立ちすくむ咲也。
そこに
「こんなのでアスファルト歩いたら、
 路面も足も壊れてしまいますよ」
とうら若き女性からの痛恨の一撃を受けて、
涙する。

泣き顔も暗い映画館なら隠せるだろうと、
慌てて入った
映画館で上映されていたのは、
ブルースウイリスとは似ても似つかぬ
東洋人主演の
『ダイハーゲ ラスト・ゲイ』

いろんな意味で
涙が止まらない咲也だった。








最終更新日  2013.03.08 02:01:14
2013.03.01
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第338席

hashi.jpg

今日は
今週のサンキュータツオ氏との
『熱量と文字数』の続きみたいなもの。
興味のある人は聴いてみてください。

聴いていない人には不実だとおもうけれど、
まぁ、いい。気にしない。(うわ)

つまり、番組の流れをふむと
現在の「国井咲也の最萌」というのは
『僕は友達が少ない』の
高山マリアということになのだよ!!

私は「お父さん、おなかへった」

と、愛娘にいわれたい属性なのである。
愛(あい)する娘(むすめ)と書いて
「まなむすめ」である。
愛娘に今日もごはんをつくる、と
いうことなのある。

父と娘の日常だ。
作品の設定として用いられているものが
とても多い気がする。
結婚離婚が頻繁な欧米社会なら
「そこにある状況」という形として
まだわかるけれど、
なぜ、この日本でこれほど
支持を得るのか、という不思議さもある。
実際生活において経験している方々には
失礼だとは思うが、
やはりこれも「ありえねー」という
ファンタジー性なのだろうか。

もちろん、
マリアに「うおう!娘かわいい!」
となっているのは性格からくる
属性であるから、
実は高山マリアに限ったことではない。

アニメ会で行った最初のライブを
ひもとくと国井咲也は
『魔神英雄伝ワタル』のヒミコを
さしていわく、

「俺はこのコにおとうさん、
 おなかへったといわれたいんだ」

と力説していたからだ。

かなり頭の悪い発言だが、
このあたりからも、
既に(ワタルの制作は2000年代以前。
おもしろかっこいいので
未見の人はみてみよう!)
「元気すぎる娘キャラ」というのは
登場していたのだ。

ちなみに声をあてていたのは林原めぐみ師。
どちらかというと「ピーキーな元気娘」の
イメージがぴたりとくるキャラが多かったような
きがするけれど、
それをひっくり返したのが
『綾波レイ』だったわけだ。

このひっくりかえしかた、
庵野監督、さすがだ。

話を戻そう。

原作としては実写向きだと思うこの、
「お父さんと娘の日常」構造、
実写界のほうからぴりっとした
評判が聞こえてこない。

実写ではリアルになるから
人気が上がりにくいということも
あるのではないかと推測する。

題材としては普遍というか、
王道ともいえる物語のパターン
(それだけ好きな人が多い、の意)だとは
思う。

小岩井さんちのお父さんを思い浮かべるか、
ダスティン・ホフマンを思い浮かべるかで
年代がわかるかもしれない。
しかし、それ以上にわかるのが
三次元でも二次元でも
「朝ご飯」が重要だということだ。

そう、朝ご飯なのだ。

これが
「朝、コーヒーを一緒に」

こうなると、どうも
男と女の熱帯夜が明けた
イメージになるかも、と言うと
もう古い、安いドラマだろうか。
80年代的かもしれない。

家族のイメージを構築するには
やっぱり「朝食」か。
なぜ贅を凝らした夕食でも外食でもなく、
「朝食」なのだろうか?

いや。

確かに『クレイマークレイマー』は
そのものズバリで朝食であったけれど、
現代の日本の二次元ではそうともいえない。

『食事』というより、
『調理』のプロセスがキィ・ポイントに
なっているように見える。

       次週へつづく。(かもしれない)






最終更新日  2013.03.01 20:20:08
2013.02.22
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第337席

「さくやさんさくやさん」
   akunohana.jpg
(ちらりとモモ助を一瞥してから大仰に)
「忘却の河レテはそなたの接吻の中に宿る!」
「ややっ?!」
「…ボードレールとは、
 またマニアックなの読んでますね、モモ助」
「いえいえ、このあいだ
 これがあにめになるっておききしましたので」
「僕もそう思っていたね」
「さくやさんのほんだなにあったので
 あちきもよんでおこうと
 おもぅったんですよぅ」
「そうなのかー。
 で、面白いかい?」
「よく、いみがわかりません」
「ははは」
「あちき、まだこぐまだからでしょうか?」
「…ふふふ。そうかもしれない」
「(残念そうに)はやや〜」
「さっきの
 『忘却の河レテはそなたの接吻の中に宿る』って
 いうのはその本に収録されている一編の詩からの
 一文の引用なんだけど」
「あい。いかにも『ちゅうに』っぽくて
 かっこいいです」
「おお、格好良いと感じたんだ」
「あい。でもでも、いみがよくわかりません」
「レテがどうのこうのという説明なんぞよりも
 簡単に言うとね、
 『色々考えていても、モモ助にちゅーすると、 
  みんなどーでもよくなっちゃうんだよなー』
 ということなんだよね」
「(恥ずかしげに)ひゃぁ!」
「男の本質…というか、
 みっともない部分が良く出てる。
 いや、女の子も同じなのかもしれないね」
「(感心で)はやや〜。ふかいんですね−。 
 もじすうすくないですのに」
「うん。でもそこが詩の面白さのひとつだね。
 ま、僕にとってはだけど」
「ふむふむ」
「ただ、原文で読んでいるわけではないので、
 僕の場合、翻訳者は誰かということが大きい
 ファクタになるね。大學さんサイコー!!」
「だいがく?!
 でもでも、あにめのおはなしのとき、
 えんしゅつとかきゃくほんのひとはだれかって
 おはなしとおんなじですね?」
「その通り!
 ちなみに、アニメになるのは
 ボードレールの詩が
 原作ということではないらしい」
「ややっ?! そうなんですか?」
「うん。
 その『悪の華』を読んでる少年の話らしい」
「あちき、どうやって
 こんなにみじかいおなはしを
 あにめにするんだろうって
 ひやひやしてましたよぅ」
「でもこれはこれで
 『詩が原作』ってのもありだよね。
 完結しない30分もあるコンテンツというものを
 お金をだして見たいと思っているようなユーザは
 もう少数派だから。
 『短い』『有名原作』
 『ギャグではない』『会話劇ではない』
 道具や職種などを『説明するもの』でもないって
 要素から逆算でデザインしてゆくと
 おそらく「詩的」なものになってゆくだろうね。
 でもそこに音楽つけると
 『環境PVと変わらん』ってことにも
 なるんだろうけど」
「あい。あちきもそう思いますよぅ」
「製作の背景は異なるけど、
 そういった形のものがなかったわけではない」
「そうなんですか」
「そうだよ。ある。十年ほど前にね。
 ただ、それは「複数いるヒロイン一人一人に
 スポットを当てる」という
 ことからだったみたいだけどね。
 見ていて『キャラクターグッズの沿線』を
 求めるユーザには、
 ポエジー過ぎるのではないか、
 つまり『わかりにくい作品』と
 映るかもかもしれないなぁ、って
 その時は思ってたよね」
「あちき、それみてみたいですよぅ!」
「もちろん、ウチにありますよー」
「ひゃぁ!」
「でも、あなたがせっかく興味をもったのだから、
 まずはその本を読了することをおすすめします」
「あいっ!」
「ふふふ。
 では、そのあいだのお供になる、
 はちみつ入りホットミルクを
 いれておきましょう」
「ややっ?! 
 …きょうしゅくですよぅ」
「ははは」









最終更新日  2013.02.22 22:24:39
2013.02.15
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第336席

fuyugare.jpg


逆に、カタカナやひらいた(平仮名)
四文字にエクスクラメーションをつけた
短いタイトル。

この潮流そのものは
2002年あたりだっただろうか、
連載が開始された
あずまきよひこ氏による
『よつばと!』のヒットから
始まったような気がする。

もちろん、氏の前作のヒットで
『のったりまったり系』などと呼ばれる
4コマ漫画のジャンルの拡大も手伝って
既に『よつばと』は
注目されていたからだろうけれど、
このタイトル。
最初は言葉の
意味がわからなかった。

作品を読むと、
「小岩井よつばちゃんと何かをする、見る」と
いう意味であるとわかるのだけれど、
タイトルだけでは単語そのものではないし、
すべて平仮名のために
「小岩井さんと〜〜する」という
ことだとはわからない。
いや、
「わからないようにしている」と
考えた方が正しいはずだ。

映像にワイプを入れて、コメンテータや
芸能人たちが「すごーい」「そうなんだ」
「かわいそう」という表情を入れて、
視聴者に「ここがこう感じる部分です」と
説明を入れることが
当たり前になっている世にあって、
このわかりにくさが
「おお、これは新しいな」
と多くの人が感じて、
フォロアー化したのだろう。

けれども、フォロアーに
その新しさはない。
本質的にあった「逆行の面白さ」は既に
失われているからだ。
それと引き換えに
わかりやすさを大衆は手にいれる。

平仮名にする、という事だけが
手法として残り、
まま『単語をタイトルにする』
という事になってゆくのだろう。

「たいばつ!」
「なまにく!」
「ぜいきん!」

こんな感じになってゆくのだ。
体罰、生肉、税金、という
単語そのままだから
一目瞭然だ。
(本当にタイトルに使われているものが
あったらすみません。
作品そのものとは関係ありません)

これが
テンプレートというふうになると、
数も多くなってしまうと
埋もれてしまう為に
「内容(設定)をタイトルで理解させる」
ためのものもでてくるのだ。
単純な「揺り戻し」だといえるだろう。

初手で内容(作品の方向性)が
まるっとわかるというニーズの増大もある。
「なにが起こるのかわからない」というものを
魅力的だと感じる人は少ないのだ。
求められているのはまず、
「裏切らない」という安心なのではないか。

契約しているわけではないから、
エンタティメントに
裏切るもなにもあるか、とも
思う部分もあるが、
大きな潮流としては
「とにかく予定調和」と
いうものがありそうだ。もちろん、
エンタティメントに予定調和を望む部分は
自分の中にもあるけれども。

少女漫画的にいえば、
恋愛ものでも冒頭で
『キスから恋がはじまる』なんてものが
多くなっているのも
このあたりが要因ではないだろうか。
いや、書き方が正しくないか。
現在では
『キスから恋ははじまる』とした方が
より現代的かもしれない。そんな感じがする。
もちろん作り話のなかだけだけど。

キスから、というのは、
「このあとキスに至る関係(いちゃラブ)に
なるのはこの二人なのです」と
示しているということなのだ。

インパクトとして
最初に「ラスト」を持ってくる
という事もあるのだろう。
アクション映画でいうと、
まず「銀行強盗」(ハデな事件)が起こって、
そこにメインキャラクタが絡む事で、
その後の展開想定が容易、という安心感と
派手な映像と早い展開で『一見の客』に対して、
「つかみ」を与えるのだ。

それらもテンプレートになると、
今度は作品世界の中ではなくて、
現実との最初の接点になる
「タイトル」に直接顔を出してくる。
まず安心を与えよ、というデザインが
タイトルに現れてしまうのだ。

これも文章的になってくると、
さらに
「視聴者の好みの要素(プロット)」を並べる
ものになる。

だから末期TVサスペンスドラマの
サブタイトルは「湯けむり」「美女」
「浴衣」「混浴」「殺人」「裏切り」
「愛欲」というような単語だけで
構築されるようになるのではないだろうか。
現在よくみかける
アニメ系の長文的タイトルも
このあたりに発生の要因があるのは明らかだ。

とういうか、
温泉とか風呂好きだななぁ、日本人。
火山国だからだろうか。
でも「硫黄」「地熱」「シェールオイル」
って単語はまずでてこないから、
化学/物理/地理は苦手なのだと、
ここからもわかる。

話がそれた。戻そう。

結局は長いものも短いものも
「作品の内容をわかりやすくするため」の
もののはずだけれど、
「数」という絶対的なものの中にあると、
いづれにせよ、二極化が進み、
「わかりやすすぎて意味がわからない」
よういうような、
とんちんかんな事態になってゆくものらしい。

なんてことを書いていたら、
今週放送の『CSIマイアミ』の
サブタイのサブタイがやってくれました。

「録画じゃわからん、
 ホレイショー!EPGで毎日更新!」

って、もう、
さくひんかんけーねーぇー!
(赤バンダナ黒猫さんふうツッコミ)

どうでもいいけど、
日本のドラマでも、
頭のおかしいストーカーを
45口径でバンバン処理してゆくような
気分爽快な作品を作ってほしい。

…とか書いていたら、
本日の『クローズアップ現代」は
ストーカー犯罪の検証。
みんな見てほしい。

国井も法改正を
強く望むひとりです。







最終更新日  2013.02.15 20:07:24
2013.02.08
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第335席

タイトルが長いものが増えつつあるようだ。

一時期、
四文字でひらいて(ひらがな化すること)
エクスクラメーションを付けて
タイトルにする、と
いうものが流行って、
いまや
『タイトルのテンプレート』のひとつに
なったといっても差し支えないだろう。
「きぐるみ!」
「ばけもの!」
「はんざい!」
本当にありそうなタイトルだ。
こうなると逆に、
四文字でエクスクラメーションの音は
すべてタイトルに
聞こえてしまうという事もにもなる。
そうなると
その反動ともいえるように
文章的な表現でのタイトルも
増えるのだろう。

で、どうにもおかしいのだ。
長いタイトルが。

アメリカのTV局制作の
ドラマの「サブタイのサブタイ」が
最近、どうにもおかしい。

『CSI』シリーズは場所ごととして
3パターンある。
そのうちの『マイアミ』シリーズ、
現在放送中の第9期の
日本TV局が付けているであろう、
サブタイのサブタイ(煽り文、だろうか)が
明らかに
とんちんかんな方向に走っているのだ。

誘拐と殺人を繰り返していた犯罪者の話に

「私の人生を変えたお姫様だっこ」

というような煽りになり、また、
収監されていた犯罪者が脱獄して
自分に不利な証言をした証人の
暗殺を企む話に

「ホレイショ反省?」

なんてのがついているのだ。
これをつけた日本のスタッフは
「主人公(ホレイショ)が
 証人を守れないかもしれない」ということを
伝えたのかっただろうが、
正直、そんなハードな内容が
「ホレイショ反省」では意味がわからない。
(だから思わず笑ってしまう!)

このようなタイトルは
80年代日本のテレビドラマの
主流になった
「おばさん向けサスペンス」の
ノリといえる。

   maeda.jpg


なぜ、
「数に埋没することへの回避」が
こうなってしまうのだろうか。

           次週へつづく









最終更新日  2013.02.08 19:55:33
2013.02.01
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第334席

ほんの5.6年前の作品ですら
物語における「ああなってこうなった」という
詳細がまるで頭の中に残っていない。
これは、なぜだろうか?

絶対的な要因としては、
やはり数の問題だ。
3ヶ月に一度のペースで20〜30本は
まったくあたらしいものに更新される状況が
2000年頃から続いている。

既に個人の
「好きだから追っかけている」という
意識だけではとうてい
フォローできない量なのではないだろうか。
ま、無理にみる必要など
どこにもないのだけど。(わはは)

物語が日常に即したものが
多くなっているのも要因だろう。
基本が日常芝居であり、
しかも登場人物はすべからく
十代の学生たちとなると、
仕事としての対人関係や恋人、
年上、後輩、というようなものは
描きにくい。
いや。
学校は社会の縮図になっているから、
十分なはずなのだけれど、
多くの作品では、人間関係における
「不協和音」のニュアンスが
省略される傾向にある。
「競争」もこれにあたるだろう。
つまり、
そこに映し出されるているのは
「夢の世界」そのものだ。

早合点してはいけない。

だからそんな作品は駄目だ、と
いっているのではない。
ここで考えるべきは、
そこから見えてくる「需要」だ。

現代人(アニメなどを浴びるように視聴する層)の
多くが、なにを求められているのか、ということ。

実際、見渡すと、これが
「秋葉原豪族」のみの
傾向かというと、
国井はそうは考えていない。

オリンピックや
サッカーの世界大会が近づくと
いつも感じるものだからだ。
どうも、多くの人には
「一つになって感動(心情)を共有したい」という
願望が強くあるようにみえてしかたない。

…。
話がアニメからそれてきた。
少し戻そう。

危険もなく、
経済的にも恵まれた「夢の国」である
環境の中の若者たちを
そのままスケッチしたところで、
面白いわけがないのである。

だから作家達は
「おもしろく見せる(読ませる)」という
技法や才能という、魔法をかけるのだ。

菓子パンの食べ方や、
バスタオルが乾いていない、
海に向かってなんて叫ぼうか、などという
「ほんとーにどうでもいいこと」
「メッセージ色なんてみじんもない」ものを
『面白く』みせてしまうなんて、
もはやエスパーの域。
現実世界では
兵部少佐よりとんでもない
能力者がごまんといるのである!
しかし、しかしである。
この「どうでもいいこと」だからこそ、
記憶に残りにくい、というのもある。

もちろん、
出版社サイドの意向(原作発刊ペース)で、
「アニメで先に終わっちゃったら、
 買ってた読者は
 そこでやめちゃう可能性が高くなるし、
 読んでない人は
 ラストまで知ってる作品の一巻なんか、
 わざわざ買ってくれないでしょ」
という考えがあるのだと
推測できる(ないはずはない)から、
「終わらない最終回」と言う形に
なりやすくなっているのではないだろうか。

放送は終わっても、物語が最後まで
語られたわけではないから覚えにくい、
そんなふうにも思える。
まぁ、
覚える必要などどこにもないのだけれど。
「見終わったあと、一切覚えていない」、
つまりは「なんにも心に残っていない」というのも
エンタティメントとしては
重要なポイントのひとつだ。

   underthegravity.jpg

どうでも良いことだけれど、
最近よく耳にする
「アベノミクス」なる魔法で
できた経済特区を
『アベノミクス魔法商店街』としたら、
なんだかちょっと気分だけは上向く感じだ。

「カネ餅」を好物な鳥(風見鶏)が
いたりして。
その商店街では、
赤いハンコを溜め込むと
「なにか起こるかもよ〜」なスタンプ台紙が
日本国債だ。

…うーん。
こんなオチでは文字通り
『オチ・マッズィー』ですな。
たまちゃんの
「首のほくろ」に今夜も乾杯!(あわわ)






最終更新日  2013.02.01 17:25:29
2013.01.24
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第333席

少し前に放送されていた作品ばかりみている。

ひとえにDVDの
整理棚大逆流現象(オタクポロロッカ)と
再生プレイヤと録画DVDメディアの劣化なのか、
「ディスクによってロードしたり、
 まったくしなかったり」という
現象が頻発に起こるようになってきたため、
データ(作品)をDVDからブルーレイディスクに
移行しておかないといけない。
(なぜか、とは聞かないように)

つい先日はスロットが壊れたらしい
ノートパソコンをショップの
修理カウンタに持ち込んだものの、
「お客さまの古いモデルは
もうメーカーが修理を受け付けてない」という
トンデモ一刀両断をくらう。

プレイヤも発売から十年経過したものは
修理もしない、というデザインが
パラダイムだと実感。
壊れたらそこまで。
消費型社会はおそらく『壊れるまで』
変化することはないな。(嫌味ではない)

これはつまり、
「再生できるプレイヤが存在しない」状態に
なりかねないということだ。
えらいこっちゃ、である。

「互換性はある」とはなっているけれど、
どうも100%確実だとは
とても思えない技術だから
こういうことが頻発するのだろう。

なのでメディアの再生可能なプレイヤを
確認した上で、
「もういちどみたいランキング」上位から
ブルーレイに移行している、というわけ。

1000枚以上にふくれあがっているDVDを
ブルーレイにまとめるかたちで
だいぶん枚数を減らす事に成功はしているが、
3ヶ月ほどかかってもいまだ
70枚ほどしか処理できていない。

どれだけあるんだ、アニメ作品。
その膨大さにちょっと、
心が折れかかっているかもしれない。
と、うそぶきながらも
「ああ、やっぱりこれはいいな」と
いろいろ再鑑賞。

で、今ぐっときているのが
『あさっての方向。』だ。
   negaiishi.jpg

放送は2006年。
などとDVDに書きなぐってある。
『国井メモ』だ。
このメモには他にも

「藤村という方に注目」

「踏切前。桜美演出論か。
 ”パターン”と”リピート”の差異」

などといったいささか
意味不明な書きこみから、

「大人からだちゃん『敬語美女第1位』」

などと一部、意味明確な事が
いろいろとメモってある。

ただ、それぞれに筆圧が相当高いので、
当時、国井咲也はこの作品とキャラクタに
かなり興奮していたことが
伺い知れて興味深い。

けれども、不思議な事に、
物語の冒頭/導入部はしっかりと
覚えていているのだけれど、
終盤にいくにつれて、
自分の記憶が曖昧になっていることがわかる。

物語における「ああなってこうなった」という
詳細がまるで頭の中に残っていない。

これは、なぜだろうか?


           次週へつづく


補足しておくけれど、
「大人からだ」というのは
「おとなの身体」という意味ではない。
登場する二人のヒロインのうちの一人の名前。
「大人になった五百川からださん」の意。

…あ、とすると、
本質的に感じているものは
同じものなのか。

魅力的な若い女性の前には、
あさっての方向など見向きもしない、
男のサガだといえないか。(さて?)

どうでもいいけど、
先週放送の『僕は友達が少ない』の
ニュータイプしぐまさんへのこだか君の
意見には激しく賛成っ!!!
「ウエディングドレスより白衣」という
殿方は存外に多いのではないか?









最終更新日  2013.01.25 05:13:03
2013.01.18
カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席  第332席

   umi.jpg


国井咲也の満巻全席  第332席


  サンキュータツオ氏も熱くなったらしい。
  先週放送のNHKスペシャルの
  『大王イカ』。
  (正確にはこんなタイトルではない)
  国井も超燃えだ。

  去年のエベレスト登頂の特集も
  すばらしかったが、
  今度は『深海』だ。
  これが国井には燃えるゥゥゥゥッッ!

  中学の頃、
  クストー監修だっかか、
  『海』の図鑑シリーズを
  すべて読破したあと、毎日のようにその中の
  一冊であった「深海/潜水艦」の巻ばかりを
  取り憑かれたように眺めていた頃を思い出す。

  それが今や、
  デジタル放送で信じられないくらいの
  クオリティで現場の映像が
  流れているではないイカ!

  これを見ずして何をみるのでゲソ!

  当時は粒子の荒い写真でしか
  「深海/沈没船」を
  みることしかできなかった。
  だからこそ深海への「みてみたい」欲求は
  『宇宙』と同じレベルで
  好奇心を刺激する場所だった。
  むしろ、
  宇宙よりも「すぐそこにある場所」だから、
  興味は宇宙よりも強かったかもしれない。
  潜水艦、深海潜水艇、そして向かう先は
  光の届かない世界、なんて、
  中学生の少年には完全にSFの範疇だ。
  (いまでも国井咲也は中学生だが)

  ドックからつり下げられて、
  真っ青な海におちる。

  潜水艇の「発進シークエンス」なんて、
  特撮やアニメそのもの。
  それに乗り込むのがこの40年、
  大王イカを追いかけている
  研究者だというのだから、
  これまたアニメ以上にドラマだ。
  カッコよすぎる。

  それがリアルな状況で
  目の前で繰り広げられているのだ。
  昔もこういった手合いの「深海探査」番組は
  NHKではあって、残しておいたものはいまでも
  たまーに観るけれど、
  さすがにビデオの時代。映像が悪くて、
  船のクレーンの細部や潜水艇内のモニタの
  メーカー名が
  「読める」ようなことはなかったのに、
  現代の地デジではしっかりみえて、
  読めるのだもの! 
  25年前には天才映画監督が75億円かけて
  作った映画でしか観られなった
  「ずっとみたかった夢の映像」が
  すぐすこに!
  地デ鹿万歳っ!

  次はぜひとも
  ディープレック・ダイビングものに
  トライしてほしいと願わずにいられない!
  そしてこういうものこそ
  ブルーレイでメディア販売してくれ!
  もちろん「番組解説的文字」
  「映画的BGM」はユーザの設定で
  外せる機能になっていると、
  国井は購買意欲がまるっと高まるっ!

  ドキュメンタリーの魅力とは
  映画のように統一された構成美(演出)など
  一切不要の、
  『現場の空気』だからだ!
  デジタル映像は、それが見える!
  見える! 僕にも見えるよ! ララァ!








最終更新日  2013.01.18 05:55:57

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