ちょっとお寿司が食べたくなって~狸小路10丁目「繭」にて
仕事のあと小腹が空いた時に「お寿司が食べたいなぁ」と思うことがあります。昔はすすきのラフィラの地下に魚一心が入っていたので、そこで3~4皿食べることがありました。時には帰宅してから何か作るのが面倒になりがっつり食べていくことも。つまりはお寿司が好きなんですよね。ラフィラのあとに建ったココノススキノには根室花まる寿司が入りましたが、いつも混んでいて小腹を満たすために並んで迄は食べたくないと思うのでした。昨年の春先に狸小路を歩いていたら「繭」に立ち食い寿司を始めるという告知が貼ってありました。ちょっとびっくり!「繭」は逍遥館のカードを置かせてもらったこともあり、何度か入ったことがあるお店です。当時はワインが飲めるバルのようなお店であたたかな雰囲気、途中から少量でしたがパンの販売をするようになって変わらぬ商売をされているように思っていました。その店内でお寿司を出すということがなんとも不思議に思えたのです。そして先週ついに「繭」でお寿司を食べるチャンスがやって来ました。チャンスといったら大げさですが、帰宅前に寄るところがあってその前に少しだけお腹に入れたいと思っている矢先に「繭」の前を通ったのですから、これぞよいタイミングというわけです。久しぶりの「繭」に入店。扉を開けたらすぐ前はカウンターで寿司職人の方がこちらを向いておりました。緊張する~と思いながらも、どこから見てもいい大人なのでそこはそれなりにスマートな立ち振る舞いでカウンターの奥に向かいました。今日は、静岡の生しらすやカワハギの肝のせが特別メニューで貼ってあります。ふむ、これは決まりだな。回転ずしの様に注文を紙に書いて渡すというシステムのようです。たらばの外子、イカ耳に自家製すじこ、最後は好物のうなぎの6貫で締めます。お寿司は江戸前寿司の様にお醤油をさっとかけてから提供してくれます。手をふいてお箸を用意した際にお醤油はどこだ?と探してしまいましたが、聞かなくて良かった~(*^-^*)途中馴染みの方がおひとりでいらしたので、小さな店内はすこしだけにぎやかになりホッと致しました。洋楽が流れていましたが、静かにゆっくりとお寿司を握る職人と店主と初のわたしだけではなかなか空気がほぐれません。どうやらお店は昨年の5月に完全に立ち食い寿司のお店になったようです。パンはいまでも土曜日に販売を続けていると伺いました。うん、ここはいいかも!お寿司も美味しいし、早い時間(17時開店)だとすんなり入れる。5~6貫いただいて帰路に就くにはもってこいの場所です。また一つ近所で楽しみが増えました。|逍遙館俱楽部代表|北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします!北海道ランキング