京都旅行の思い出2~京料理・木乃婦でお大臣になる
旅行のかなり前のこと・・・後輩のYちゃんから「京都らしいところで食事をしましょう」との連絡をもらっていました。わたしの希望としては、京都に暮らす人が日々の生活の中で利用する愛すべき食堂のような庶民的なところに行ってみたいと伝えていました。Yちゃんはきっと困ったと思います。わたしの好みは当然知っていましたが、彼女としてはなかなか行かれない京都らしいお店に案内したかったから。そしてとても言いづらそうに「自分が案内したいお店がいくつかあって、どうしてもそこから選んでほしい」とのことでした。提案してくれたお店を調べてみたら、お高いところばかり。Hちゃんにも相談しました。Hちゃんは「Yちゃんがそう言うなら着いて行こう!他で安くすませたらいいんだから」ととても前向きな意見です。間違いなくYちゃんはわたしたちを招待するつもりなのでしょう。はてさて困った・・・何度かやり取りをした後に根負けしたわたしは、「ではYちゃんに着いて行くから一番わたしたちを連れて行きたいと思うお店にしてね。そのときまでは内緒だよ」と言ったのです。だから今夜はどこに連れて行ってくれるのかは鴨川をどりを見た後でも知りませんでした。Yちゃんが案内してくれたお店【京料理・木乃婦】歴史ある中にもお料理を科学的にも研究している意外にも先進的板長がおり、建物は重厚感があって素敵とのこと。思った以上の店構え。入るのに気が引けます。暖簾をくぐってから靴を脱ぐまで三和土の距離が長い・・・上がり框までの距離は、「歩きながらこのお店への期待感がどんどんと高まっていく」という演出にも感じられます。えらいところに着いて来ちゃったよ・・・長い廊下を進んで、通されたお座敷には「きり」と札が掛けられていました。この素晴らしい空間と食事の数々は今夜の記憶に留めておけばよいものを、二度とこのようなところでお食事することはないだろうと写真を撮りたくなる全く持っての田舎者。ご理解ください。今夜の素晴らしいお料理は!(^^)!美味しいという以外に何と言えばよいのでしょう。他の言葉が見つからない。Yちゃんがお店を決めるときに会社の方々に「自分が行ってみたい、食べてみたいと思うお店をこの中から選んでみて」と言ってわたしに提示したいくつかのお店情報を見せたところ、全員一致で木乃婦になったそうです。みなさんは社長が自分たちにご馳走してくれるのではと期待したみたいです。まだ会った事がないYちゃんの会社の方々・・・ごめんなさい。というわけでお大臣になったような京都旅1日目が終了しました。|逍遙館俱楽部代表|北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします!北海道ランキング