レトロ喫茶ナガヤマレストでナニ思う~旧永山武四郎邸
イラストレーターのリュークさんと「ナガヤマレスト」に行って来ました。札幌市内でも珍しい歴史的建造物の中にある喫茶ナガヤマレストは本物のレトロカフェです。ここは二代目北海道道庁長官で北海道の開拓のために力を注いだ永山武四郎男爵の邸宅でした。薩摩藩士に生まれた永山氏は明治5年に開拓使として北海道に来ました。鹿児島育ちの永山氏にとって未開に近い北海道の寒さはどう感じたのでしょうか?札幌生まれのわたしでもいまだに冬の寒さはこたえます(*_*)永山氏のことを調べていてこんなエピソードが目につきました。それは明治22年、奈良県新十津川に起こった大災害のことを知った永山氏は、さっそく奈良県知事あてに困窮している村民に北海道への移住を勧める手紙を書きました。これがきっかけとなりたくさんの村民たちが北海道にやって来ていまの新十津川村が出来ました。「あら!」と思ったのは、一緒にカフェに行ったリュークさんが新十津川出身だったこと。もし永山氏が災害のときに手紙を出さなかったら新十津川村はなかったかもしれません。そうしたら尊敬するリュークさんと知り合うことはなかったかも・・・なんて考えてしまいました。旧永山邸は和洋折衷の美しい建物。2階のお部屋は市民に貸し出されていて、行った日もいくつかの会合やお教室が開かれていました。1階のカフェといい市民に開放されていることで、多くの人が明治10年に建設された歴史的価値ある建造物にふれることができるのはとても幸せなことです。ひんやりとした板間の長い廊下を歩いて日本家屋というものを知ったり、暖かいカフェで美味しい食事やかわいいパフェを食べたりできるんですから。開拓記念館に移築されてただ見るだけの歴史の遺物にならずに本当に良かった。|逍遙館俱楽部代表|北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします!