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カテゴリ:回想
2007年の5月、初めてアポをとった建築事務所は「AKASAKA SHINICHIRO ATELIER」でした。赤坂真一郎先生は様々な住宅設計コンペに入賞している三十代の若手建築家。紹介された先生のうち、どちらの方を先に訪ねるか考えた時、自分の年齢に近い先生のほうが話しやすいかなという、単純な発想で決めました。
そして、次のようなメールを送ったのです。 「 設計事務所を訪ねるのははじめてで、どこに行けば良いか困ってしまい、旧小熊邸倶楽部の東田秀美さんに相談にのってもらい赤坂先生を紹介して戴きました。家を建て直し、自宅プラス賃貸アパートにしたいと考えています。今の状態は、築35年くらいの賃貸アパートをリフォームして、親と私でそれぞれ別々の部屋に住んでいます。住所は中央区南6条西12丁目です。私の知っている先生の作品は、犬の散歩コースにある写真家の家とミルチのそばの小さなレストランだけです。先生のご都合のつく時間を教えていただけますか?」 こんな短い文章に1時間もかけた記憶があります。いかに緊張していたかわかりますか? これも赤坂先生の作品「モリ・ノイエ」。 |逍遥館オーナー| お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年03月13日 14時07分58秒
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