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札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

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ひっと@ Re[2]:夏は小樽で魚釣り(08/04) ありがとう。了解です^_^
逍遥からひっとさんへ@ Re:夏は小樽で魚釣り(08/04) お久しぶりです! 電話番号を探したのです…

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2015年02月14日
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カテゴリ:日々のだいじ
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純喫茶わらび

南3条西12丁目の純喫茶わらびをご存知でしょうか。
西線の電車どおり「中央区役所前」を過ぎて「西15丁目」に向かう途中、
大正12年竣工の札幌で一番古いコンクリートビル「三誠ビル」を左折したとおりを御幸通りといいます。
その通りに昭和42年から営業を続けている喫茶店が「純喫茶わらび」です。

南3条通りを境とし南を西屯田通りといい、北を御幸通りといいます。
かつてこのそばに札幌師範学校があり(現北海道大学寮があるあたりではないかと思われます)
大正11年に、摂政宮であった昭和天皇が西屯田通りを通って師範学校の視察をされたため
行幸された通りに御幸通りの名が付きました。
いまではこのあたり病院銀座(中村記念病院・NTT病院・札幌南1条病院などなどまわりにあります)とひそかに呼ばれているようですが、お店が出来た当時は商店街があり多くの人々が行き交うにぎやかな通りだったそうです。

いまパナマウントベット(株)のあるところに五番館の縫製部があり、若いお針子さんたちが珈琲を飲みに来たり、
商談にも利用されるような喫茶店がいくつか他にもあったといいます。

すでに当時あった喫茶店は姿を消していますが、唯一現役なのが純喫茶わらびというわけで
その佇まいは昭和の懐かしい風情を漂わせており、ちょっと入るのに勇気がいるかも知れません。
このわたしでも、何度も何度も前を通りながらその一歩を踏み出せないでおりました。

つい先日「わらび」の前を通った際、いよいよその魅力に抗えなくなり
ガラス越しに常連客の姿がないことを見計らって「わらび」の扉を開けることが出来ました。

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いらっしゃいませ。

店内は古いながらも清潔感のある温かな雰囲気をかもし出していました。
本日のお店番はマスターと二人三脚で歩んできたお母さん。
写真を撮る許可を得て創業当時からなにも変わっていないという調度品の数々を写させていただきました。
いままでなかなか入れなかったことを後悔するほど居心地の良いお店です。

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早朝から18時くらいまでご夫婦で交代しながら喫茶を営み、夜はご子息がお酒を提供する「バーわらび」が開店いたします。
ご夫婦が店内の壁にポスターやカレンダーを貼っていたところ、ご子息に「折角の壁が台無しだから全部はがした方がいいよ。」と意見されて言うとおりにしたところ評判が良いそう。

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赤い革張りのソファーも開店当時のもの。大切に維持されています。

お母さんに「わらび」という店名について質問させていただきました。
「わらび」とう名はマスターがお世話になった叔父さんが戦友と共に作った会「わらび」から貰ったそうです。
踏まれても踏まれても力強くまた立ち上がる野草の名は辛い時代をともに戦った朋友との絆であり
その象徴だったのでしょう。

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珈琲の値段が330円、ご夫婦と同じく良心的。砂糖入れも当時からずっと使われているそうです。

「わらび」は店名の由来に負けないくらいに、この地に深く根ざした名店でした。
今日は色々とお話しを聞かせていただきありがとうございました。
お母さん、また珈琲をいただきに来ますね。



|逍遙館俱楽部代表|



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Last updated  2015年02月14日 22時46分13秒
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