2015/04/19(日)23:25
ちょっとがっかり~小国蕎麦街道
古い温泉街を散策し町営温泉で体を温めた後は、ペコペコになったお腹を満たすために
是非立ち寄りたかった「小国蕎麦街道」へ向かいました。
阿蘇から南小国へ向かう旧道沿いにお蕎麦屋さんが距離を置いて十数件並んでいます。
豊後高田市で思いがけず美味しい蕎麦にありつけたので、蕎麦街道を謳っている小国に期待が高まります。
小国蕎麦街道創立店
メニューを見てちょっとびっくりしました。
単品のお蕎麦がありません。
「蕎麦はざるのみ」と豪語する主人は絶句しました。
五目おにぎりに炒め物付というような献立。
もちろん御代も倍はします。
人里離れた場所にあるからなのか、一人のお客からなるべくたくさん御足を頂きたいということなのでしょうか?
我々、数店立寄ってざるそばを食べ比べようと考えていたので、ボリュームのある蕎麦定食にテンジョンが下がってしまいました。
構えは山里の古民家風で、観光客は間違いなく喜ぶとは思います。
しかし混んでいるわけでもないのに、お客様が入店しても「いらっしゃいませ」もなければ、厨房でなにやらおしゃべり中。
会計に立った他のお客様が「お客さんですよ」と声をかけてくれる始末でした。
このロケーションで、さらに創立店というだけでお客様に注目されることは間違いありません。
しかし商売を侮ってはいけませんよ。
こんなことを続けていたら、いずれ人の足は遠のいてしまいます。
もったいないですね。
少しでもこの気分を変えるべく2軒目にチャレンジです。
吾示紅(われもこう)
元気のよいお兄さんの「いらっしゃいませ!」の声にホッといたしました。
そしてここには単品の蕎麦があるじゃないですか!
味は普通でしたが雰囲気と接客は上々なので救われました。
しかし小国蕎麦街道への期待が高かっただけに、かなりがっかりでした。
ただし今回立寄ったお店がたまたまだったのかも知れません。
街道に連なる他のお店の中には「味・店構え・接客」と三拍子揃った満足できるお店がきっとあるのでしょう。
しかし、お店選びって難しいものですね。
住んでいる町でも入って評判との違いにびっくりするお店もあります。
まして旅先では、なおのこと。
たった数日に対して、お金・仕事の調整・体調など諸々を考慮して挑む「旅」という夢の非日常で、できればがっかりしたくないものです。
多少なりとも旅行業に携わる身として、ちょっと感じるものがありました。
さぁ、いよいよ黒川温泉ですよ!
【追記】
わらびのお母さんに会いたくなって行ってきました。
お母さんが楽しそうに常連さんとお話しをしています。
なんでもない話でも聞いていて楽しくなります。
この日はちょっと寒くてココアにしました。
お母さんの笑顔と甘くて美味しいココアのおかげで、心もからだもほんのりあたたか。
「また寄ります」の声に「また来てね」のお返し・・・。
これがほんとうに満足できるお店なのです。
|逍遙館俱楽部代表|
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「アパルトマン」のイメージ通り、3メートル60センチの天井高はなかなか無い贅沢だと思います。
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