札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

昨日うっかり見過ごした弁慶像。


はまなすが咲く弁慶岬には、強い風が吹いていました。

あれほどジリジリと照りつけた日差しは、すっかり和らいで気持ちの良い秋晴れに。
【女心と秋の空】とはよく言ったものです。


途中驟雨がフロントガラスをたたいてヤムヤムを驚かせましたが、それも一瞬の出来事。
黒松内の道の駅に入っている間に雨はあがっていました。


パン工房トワ・ヴェール・ドゥ

後志産小麦と湧水・水彩の森、放し飼いで育った鶏の有精卵を原料として作られたパンは、すぐに売り切れてしまうそうですが、水曜日の午前中に伺えたおかげで買うことが出来ました。


イートスペースからはこのような景色を楽しむことが出来ます。

道の駅内にはピザの店ピザドゥもあり、混んでいなければ十数分であつあつのピザを食べることが出来ます。
そういえばわたしたちの周りにも、ご夫婦やお仲間と美味しそうにピザを食べている方々がたくさん！
「ピザもいいなぁ」と思いましたが、ヤムヤムが車の中で待っているから大急ぎでパンをほおばり建物を後にしました。


こういうの「懐かしい～」と思えるのはアラフィフだからでしょうか？


蘭越米をどうしても食べたいという主人が飛び込んだお店は、なんとサフォークラムを食べることが出来る定食屋「たからや」。
お昼をとっくに過ぎた店内は、ご亭主とわたしたちだけ・・・。


行き当たりばったりの旅って面白いですね。
話し好きのご亭主にしょっちゅう声を掛けられ、サスペンスドラマの再放送を見ながらの焼肉ジュージューとなりました。（たとえジンギスカンとメニューに書いてあろうが、ガスロースターで焼くとなれば、これは列記とした焼肉なんです！）

ようやく目的地のニセコに到着です。
ほんとうでしたら主人の友人が営む旅人宿「アワグラス」に宿泊したいところでしたが、ヤムヤムが一緒だったので、「アワグラス」に近い犬可コテージ「クルージング」に今夜はお泊りです。
そのかわり友人御夫婦とニセコの夜を満喫！


地元民に人気の居酒屋「松」でニセコフェステバル『食べ菜！遊び菜！ニセコ収穫祭！』にも出品した【じゃがいものお好み焼き】をいただきました。


男性陣はお酒を飲む方に気がまわり、この分厚いお好み焼きの半分以上をわたしたち女子にまわしてくれたおかげで、目が回るくらいお腹がいっぱい。
ご夫婦とは久しぶりの再会となり、楽しい夜になりました。


そのあいだコテージでお留守番のヤムヤムは、旅の疲れでぐっすりおねんね。


「ただいま！」の声に「ここはどこでしたっけ？」と寝ぼけ顔。


贅沢にも羊蹄山を見ながらの朝風呂
のんびりと湯船につかりながら窓からの景色を眺めていると、刻々と変わる山の姿に深まりゆく秋を感じます。


また長い冬が近づいてきましたね。
もう少しだけ寒くなるのは待ってほしいなぁ。


ニセコのビュープラザの前には、恒例のかぼちゃかぼちゃかぼちゃ・・・


可憐な花が風にそよいでいます。
その旅が楽しかっただけに、終わりが近づくことに【物悲しさ】を感じてしまいました。
さぁ、気持ちを引き締めて安全運転で帰ります。
家に帰るまで【旅】は終わらない！


シンデレラの馬車はかぼちゃでしたが、中山峠にはかぼちゃが乗った馬車がありました。
いつも駆け足で通り過ぎていく秋こそ、出来るだけゆっくりととどまってほしいですね。

｜逍遙館俱楽部代表｜

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