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カテゴリ:旅逍遙
この旅の計画が上がったときにHちゃんに旅の目的を聞いたことはすでに書きましたが、
その答えとして「サウナと温泉」と言い放ったHちゃんを満足させるのがわたしの旅の目的でもありました。 頭に浮かんだのは「鞍馬温泉」や「壬生温泉」でしたが、Hちゃんにドラマ「サ道」の京都編を見てもらったことで、温泉というよりサウナ、そして銭湯に行ってみたいという方向に固まっていったのです。 ![]() 銭湯か~いいね~ 平成、令和と消滅著しい銭湯ですが、調べてみると京都には100軒以上も現役で活躍している銭湯があるということがわかりました。 「これは・・・いまこそちゃんとこの日本古来より続く銭湯という文化を味わっておかないと!!」という気持ちになります。 Hちゃんは「泰三さんが入った五香湯と梅屋に行きたい」と言ってくれたので旅の行程がサクサクと決まって行きました。 その銭湯のほかに予てからわたしが行ってみたかった船岡温泉もチョイスしました。 ![]() 船岡温泉 大正12年建築の国指定の有形登録文化財です。 元々料理旅館とのことで建物はまさに旅館建築そのもの。 ようやく念願かなってこの建物に入ることができました。 ![]() 格天井には有名な天狗と源義経の彫刻、欄間の透かし彫りも見事ですね。 ![]() いまのレトロブームで再燃しているマジョリカタイル。 銭湯はというとかなり広めで、洗い場もたくさんあります。 うれしいことに露天風呂もありました! なによりも銭湯文化を感じたのは、常連のおばあさんが観光客の日本人女性が体を洗わず湯舟につかろうとした際に「ダメダメ!ちゃんと体を洗ってから入らないと」と注意をしたこと。 そのそばでちゃんと体を洗っていた海外からの女性客は、自分が叱られたのかとちょっと慌てていましたがルール違反は日本人の方でした。 そのあと、露天風呂に行ったらその海外の方が入っていて目が合ってニッコリ(*´▽`*) こんなに若くてかわいい人が日本の銭湯に興味を持って学んできてくれていることがとても嬉しかったです。 ![]() 白山湯高辻店 この日はYちゃんと3人で食事をした後タクシーに乗り、サ道で紹介されていた「五香湯」まで送ってもらったというのに、なんと急な商休・・・😢 残念がっている場合ではありません。 次の銭湯を探しで白羽の矢が立ったのは「白山湯高辻店」 ここは、全国からサウナーが訪れる人気の銭湯でした。 ![]() なんでもサウナーが選ぶ3つのポイントが揃っているとのこと。 まずは高温であること。 水風呂がある事。(ここはかけ流しの地下水が滝になっているのが魅力的らしい) 外気浴ができる露天風呂があること。 う~ん、たしかにそうだった。 慌てて選んだというのに当たりの銭湯を引き当てちゃいました! ![]() サウナの梅湯 高瀬川沿いに位置するなんとも懐かしい雰囲気の佇まい。 ここもネオンが暗闇に映えていい感じ! 明治から続く梅湯にも廃業の危機が訪れたその時、救世主となった若者がおりました。 その方の努力のおかげで梅湯はサウナの聖地にまでなったのです。 「梅湯」グッズも多種揃っていてHちゃんは何を買おうか迷っていました。 というように一日歩き回った体を銭湯が癒してくれる・・・そんな思い出深い京都の旅となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年06月08日 16時54分13秒
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