960010 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Comments

不動産のビッグ 高橋と申します。@ Re:カフェ巡り~喫茶一粒の麦で主人とデート(08/10) 突然のご連絡、大変失礼いたします。 私、…
逍遥館代表@ Re[1]:京都旅行の思い出5~歩いて食べた!鴨川散歩・東寺の弘法市・今宮神社(06/08) 都忘れさんへ コメントありがとうござい…

Calendar

Archives

2025年11月03日
XML
カテゴリ:日々のだいじ
何度か「御幸通り」のことをブログで取り上げています。


電車通りの南1条西13丁目から西屯田通りに入る南3条西13丁目までの細い路地をそう呼ぶことは既に書いたのですが、いつからそう呼ばれているのかは不明で、


現在その名前が残るのも「南2条みゆき公園」と


「中央警察署御幸交番」しかありません。

どうしてそんなに気になるのかというと、前からよく通っていて馴染みがあるのはもちろんですが、この界隈で喫茶店を営むマスターたちが御幸通りを盛り上げたいと動き出し、10月に初の地域イベント「御幸通り市場」という路地裏フェスを開催したことに端を発し、わたしの好奇心がいたくくすぐられました。


ここ20年程は誰も名前を知らない裏道でしかなかった通りが、人気カフェの出現とその発信力の賜物で「ちょっと聞いたことがある」そんな通りに変わろうとしているからとても面白いのです。
これって通りの名前が賑わいのあとに付いた「オヨヨ通り」の逆パターンか!?
(※オヨヨ通りを知らない方、過去のブログ「オヨヨ通りは密かに熱い」「「オヨヨ通りは健在」と言いたい」「オヨヨ通りであの方と!」などなど他にもいくつかあります)

というわけで、御幸通りのことをもっと知りたい!
深ぼりできるならしてみたい!
と頭の端っこで考えていたら、いつもの散歩コースで何度も目にしていた札幌市資料館にある昭和3年の札幌の鳥瞰図を何気に見ると


「これは・・・」

ある日のクレメントのマスターとの会話
わたし「マスター、皇太子さまが行啓して向かった札幌師範学校がこの辺りにあったんですよね。」
マスター「そこがどこなのかね~」
わたし「マスターも知らないのね」
マスター「聞いたことがないんだよね」
と地域の物知りであるさすがのマスターも知らないのかぁ。
はてさてどうやって手がかりを探そうか?

御幸通りと呼ばれるようになったのは、大正11年の皇太子(のちの昭和天皇)初の札幌視察の旅のあと。
よし、そこから調べてみよう。

この時初めて北海道に来られた皇太子さま。
北海タイムスの記事によれば、7月8日に函館到着、11日に小樽を行啓された後に札幌に入りました。
札幌の視察は12日から14日の午前までの2日半で、御幸通りを行啓されたのは大正11年7月12日でした。(わぁ!日にちまで分かった!!)

完成した札幌控訴院

その日は、北海道庁、札幌神社(いまの北海道神宮で1964年までは札幌神社といいました)、その年から建設が始まった札幌控訴院(いまの札幌資料館)、札幌師範学校、北大と視察されたと記録されています。


そこで今朝見た「昭和3年の鳥瞰図」が登場です。
この地図に知りたかった札幌師範学校の場所が載っているじゃありませんか!
これでいくと南1条西15丁目ということになりますね。
帰宅してグーグルマップと比べてみたら・・・



「中央署御幸交番」の場所がまさに札幌師範学校の土地の一部に建っていることがわかります。
そして札幌控訴院の大きさと比較してかなり広大な土地にあったこともわかります。
いまのNTT病院が収まるくらいです。

このグーグルマップを見ていて、急に思い出したのがかつて札幌市資料館で写真を撮った平成3年のこのあたりの地図です。
そうだ!!
あの地図には二条小学校のほかに一時更地になったところに何が建っていたか載っているはず・・・
今は複合クリニックと高齢者マンションになったけど、あこそにあった建物にヒントがあったかも!
学校関係の建物であればより師範学校の跡地らしいじゃありませんか!



そこには札幌市教育委員会の建物がありました!
師範学校の跡地には小学校と教育委員会が建ったということなのですね。

皇太子さまは12日、西屯田通りから御幸通りを抜けて南1条通りを左折し15丁目の札幌師範学校に向かったということになります。
その日のこの通りはかつてないほどの人々の賑わいがあったはず。
日の丸の旗を振って21歳の若き皇太子さまをお迎えしたに違いないでしょう。

一粒の麦のマスター、クレメントのマスター、どうやらお二人のお店の横を皇太子さまは間違いなく行啓されたようですよ!

わたしの頭の中では令和7年と大正11年がごっちゃになって、皇太子さまの行啓の長い列が通り過ぎる様を麦さんの大きな窓辺の椅子に座って眺める自分やクレメントの階段の上から列が向かってくる様を見ている自分を想像してしまいます。
これは楽しい(*^-^*)
自分の町の歴史をひも解くと意外な景色が見えてくるものですね。

|逍遙館俱楽部代表|

北海道ブログランキングに参加しています。
マークをポチッとお願いいたします!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025年11月04日 18時58分37秒
コメント(0) | コメントを書く
[日々のだいじ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X