逍遥館の看板犬まりもちゃん5歳になりました!
先代犬のヤムヤムさんが17歳と8か月で私のもとを去り、そのあと思った以上の苦しみが続きました。ヤムヤムさんの1周忌が過ぎたころのこと、そんなわたしを見かねて口を滑らした主人の一言は・・・「Nさんのところで1匹キャンセルがでたみたいだよ」Nさんとは主人がかねてから親しくしているボーダーコリーの訓練と繁殖を手掛けるステキな女性で、ヤムヤムの訓練もお願いしていた方です。「えっ」驚くわたしに産まれて間もない仔犬の写真を見せるという暴挙にでた主人は何と罪作りな人なんでしょう。ヤムヤムさんのことがあって「二度と犬は飼わない。こんな気持ちになるのなら飼わない方が身のためだ。」と言い続けていたのにね・・・。産まれた仔犬は5匹。Nさんの犬舎は主に競技犬や仕事犬になる血筋のボーダーコリーを繁殖しているのですが、今回初めて家庭犬を繁殖させたといいます。産まれる前から5匹は予約が入っていたのですが、予想に反して赤×白の子が4匹産まれたことで、初のボーダーコリー飼いの方からキャンセルが入ったのです。ボーダーコリーは黒×白のイメージ。初めて飼うならやはり黒白が欲しいという希望でした。ヤムヤムさんは白にグレーや茶色のブチがあり、妹犬のベスさんは黒白だったので、次に飼うなら他の色の子にしたいと思っていました。この思いがけない話しはヤムヤムさんの残された母を想う優しい計らいなのではないかと勘繰ってしまいました。それくらいわたしの思い通りの展開にことが進んでいきました。予約の順番で仔犬たちの行先が決まり、残るは女の子2匹となりました。わたしは一番後に生まれてきた三女さんが気になっていました。気になると言うかその子が欲しいと強く願っていました。一番後に生まれたからなのか兄姉の中で一番小さくて、赤白の子の中で一番毛色が濃い子でした。写真の写りはまるで名脇役の高品格さんそっくり!!このぺちゃ顔がかわいいボーダーコリーに変身していくのかしら?さて最後の予約の方が選んだ仔犬は・・・なんと長女犬さんでした!ということで希望していた三女犬の高品格ちゃんが我が家に来ることが決定したのでした(≧▽≦)/品格が高いという芸名にあやかりたいものです。実はこのストーリーには裏話がありました。Nさんは長くボーダーコリーとかかわり、仔犬の成長過程を何度も見てきたこともあり、その子がどういう性質を持っているかがわかると言います。最後に女の子二匹が残ったときにNさんは考えました。長女犬は体格に恵まれ穏やかな性質を持っている。三女犬は我が道を行くというか・・・いうことを聞かないタイプと見たようで、初めて犬を飼う方でNさんの訓練を受けることが難しい道外の方には三女犬の飼育は大変なのでは?と危惧されたようです。わたしのような甘々な親に三女を預けるのも心配でしたでしょうが、主人もいるし、最悪Nさんの調教も受けられます。ということで三女犬が我が家のお嬢様になりました(⋈◍>◡<◍)。✧♡命名まりも。名前は主人と一緒に考えました。まりもは譲渡可能になった生後3か月から1か月居残り訓練を受けた後に晴れて逍遥館に引っ越してきました。Nさんの見立て通りの性格で、やんちゃっぷりも加わり大変な日々ではありましたが、わたしたち夫婦の結束を深め、愛しい存在と一緒に暮らすという代えがたい幸福を授けてくれています。「いつになったら落ち着くの?」という疑問にNさんは「3歳を目安にすると良いですよ」と言いましたが、4歳の誕生日には「5歳まではね~」となり、とうとう今年5回目のお誕生日を迎えました。まりもさん、あなたは落ち着いたレディになったのでしょうか?誕生日の4日後のキャンプで、芝生にゴロゴロと全身をこすりつけ「やっホ-楽しいねぇ」とはしゃぎしたね。わたしたちは「何をやってるの、やめなさい!まりもNO!!」と言ってもやめる気配がなく、無理やりやめさせましたよね。どうもおかしいなぁと思ったら他の犬の柔らかウンチにまみれている・・・おとうちゃんとおかあちゃんは、悲しい気持ちで30分以上あなたの毛を拭き続けましたよ。品格が高い・・・というのはどうやらまぼろしみたいです。|逍遙館俱楽部代表|北海道ブログランキングに参加しています。マークをポチッとお願いいたします!