しゅみせん

2005/06/13(月)00:59

たまには褒めます

TVドラマ(大河・時代劇・現代劇)(51)

「九郎と義仲」 今回のには、なかなか満足できました。主役がちゃんと主役でした。 どうして「義経と義仲」ではなかったのか、なんとなーく分かる感じ^^ 後半の義仲と義経のやり取りが良かったです。 それよそれ。それだよそれ! こうだと思ったら我を曲げない、その強さが九郎君にはほしかったのよ! 絆を叫ぶなり、戦を嫌うなり、その路線で行くんだったらそのまま押し通す強さがほしかったんすよこの人には。 頼朝とのやり取りでは負かされてしまったけれど、基本的なタイプが似ている義仲とはやり易かった、と見ればいいかしら♪ 義仲は、源平よりも源氏内の争いのワリを一番喰らった人物なんだから、頼朝以上に説得が難しい。それに負けなかったんだから、なかなかエライです。 でも、「義仲にもツラーイ過去があったんだ」というのはよく分かったけれども、その反面「義経、そんなに不幸じゃないじゃん」というのも浮き上がってきますね^^; 少なくともこれまで、「親子兄弟は無条件で信頼し合えるというのは幻ぞ!」と思わずにこられたくらいには、いいお育ちをしているってこと。いいのか?^^; (「京は、私の生まれ育ったところですから(荒らされたくない)」という九郎君、義仲に「オレだって好きで木曽の田舎に行ったんじゃないわい!」と言われなかっただけでもマシである。みんな結局九郎君には優しいなあ(爆)) ・・・にしても、お徳さん(語り)、義仲、まだまだ十分明朗で磊落ではございませぬか? 頑なさや荒ぶる魂はともかくとして(っていうか、「荒ぶる魂」は義仲の真骨頂でしょ) 義経も、山ん中で一瞬しか見てない(しかも巴に追いかけられているところ)義仲のドコに、磊落さを見て取りましたかね? 明朗は分かるが・・・。 お徳さんの「語り」には、どうも違和感が混じります・・・。 と、印象の強かった後半から書きましたが、前半は義仲が出張ってましたね。3回も衣装換えするくらい出張ってましたね^^ 後白河の前で、行家の所作をみいみい、慣れない振る舞いをする姿がおもしろうございました。 もっとも、それがためだけで行家に「先に宿所を取られた」んじゃないと思いますけどね。 巴御前もいいお召しを着られて、もともと朱赤の似合う人だが、田舎の姫が大変身というところで。こう荒くれモノだらけの中に1人彼女がいると、「紅一点」という言葉がよく分かる気がします。派手なのが似合う人っていいなあ(しかし、社交界には出られまい) ところで、木曽勢が京で暴れてるのは、行家のせいなんですか?^^; 行家は確かにイイヒトではないですが、人のせいにしちゃーイカンよ義仲。 つまりは木曽の兵たちが、それまでと行動を変えてないだけの話じゃありませんか(爆) 多分義仲も、そんなに悪いことだとは思ってないに違いない(勝手に) 後白河法皇と丹後局を中心とする京の公家連中は、平家をアッサリ見捨てて源氏に乗り換えたけれども、武家と公家の境目が分からないと理解しがたいかもしれない。 この時期以降、武家も公家も庶民から見りゃ「金持ちで地位が高い」という印象だから、殊更後白河が「武門は云々」言っているのがぴんと来にくい。 ここは日本よりもヨーロッパを想定した方が良さそうだけど、王様の横で大きな顔しているのは普通は「(貴族の)大臣」であって、鎧に身を固めた武門の人ではない。基本的に武士っていうのは義仲みたいな人たちなのであって、平家が特殊なだけだった。 武家なんて貴族たちから見れば兵隊・ガードマンだし。武士は貴族を「守ってくれる」人ではなく、「守らせてやる」立場に過ぎないのだわ。そりゃま、ガードマンがでかい顔し始めたら、いい気持ちはしませんわね。 だから、ガードマン同士が争いを始めてもそれほどの関心を持たなくてもいいし、変えようと思ったらすぐに変えられる(そもそも忠誠心を捧げられる側なので、特にそこに罪悪感は持たないし。あとは財力や権力の問題) 兵隊たちの親玉が政界にのさばってくる方が異常なのであって、彼ら的には本来の姿に戻した気でいるわけだ。身分的にはずっと下の方で、貴族階級は「○○ノ守」くらいの階級じゃ満足しない。江戸時代などになっても、武士より公家の方が身分は高い。形骸化したけど^^; (「くげ」か「くぎょう」か、統一してくんないかな~。「主上」は「おかみ」と読むと、法皇様と同じになってしまうから避けたのか?) 都落ちした先で知盛と惟盛の会話があったが、この期に及んでも、敗戦を重ねても、惟盛は貴族気分が抜けていない。刀剣の扱いや兵を動かすことよりも、惟盛ははるかに舞や楽といった、華やかな貴族文化のほうがお好みだったのだ。涙を隠す仕草まで、お貴族そのもの(これこそ京ブリというモンだ)これでは山猿たちに勝てるわけがない。 もっとも、平家一の知恵モノの知盛が今更「もう自分たちは、武門というよりも公家なのだ(でも本物の公家にはなれない)」と気がついたぐらいなので、惟盛が気付かなくても無理はないのだろうけれども、貴族というのは、そのくらい武家の憧れであったのだね・・・。庶民の憧れは武士。武士の憧れは貴族。 そして、何があっても結局貴族階級を陵駕できない武士どもにとって、天皇という「玉」は数百年に渡って重くのしかかってくる・・・。 (ちなみに、初めて天皇を「玉」と呼んだのは幕末の代表的なお公家の岩倉具視なんだそうで、その意味は「玉石」ではなく、いわゆる将棋の玉であるらしい・・・^^;) それにしても、眉を落としたサマがこうまで似合う夏木マリって一体・・・(笑) なかなか女性はビックリするような役をやらないので、楽しみにしてしまいます。 イタリアンカラートーイ ボール 290円 (税込304円) ペット・トートキャリー 7,800 → 1,980円 (税込2,079円) CASIO デジタルカメラ 「EXILIM CARD」 EX-S500 6月24日発売 47,429円 (送料税込49,800円) バーバリー・ バングルウオッチ 57,750 → 17,999円~ (税込18,898円) 神戸発 みそ漬けもつぁれら 約120g (6月18日以降お届け分) 950円 (税込997円) 関西テレビ 「モモコのOH!ソレ! み~よ!」という番組で 取り上げられました。 低反発枕を通気性抜群の クールな枕にするシート 旭化成フュージョン 3,500 → 1,980円 (税込2,079円) ポイント2倍 涼しげ~な☆ 綿100%コットンタオル デラックスベッド 自然素材がやさしい♪ ペット用ベッド 2,680円 (税込2,814円) 夏柄の扇子 めだか 2,625円 (税込) 安い早い選べる!ペットランド ゆーとぴあ-ペットフード用品の店-

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