しゅみせん

2006/04/29(土)02:05

抗ウツ

オチているとき(64)

世を憂えているらしい“正常な”人たちのブログを見ていると、どうしても抗ウツ薬やらカウンセリングやらというのが胡散臭く見えるらしい。 胡散臭く見える場合もあるかもしれないが、全部が全部そうじゃない。 というより、胡散臭い方がごく一部である。 十把一絡げにして論じないで頂きたい。 私は、カウンセリングがなかったらここまで生きてこられなかったし、これからも生きていけない。 愚痴をはく場すら与えられていない人っていうのは多いわけで、日本人にはその傾向が特に強い。 ゆえに、精神科医たちは「気軽に門を叩け」というのである。 抗ウツ薬はウツになってる人が飲むと劇的に効果がある。 効果がないのは抗ウツ薬が聞かないとかインチキだとかいうんじゃなくて、ウツの原因がその抗ウツ薬のターゲットに当たっていないか、あるいは弱いか。見極めが難しいわけだ。ちなみに、ウツになってない人が飲むと、先日給食に混ぜられた先生のように具合が悪くてぶっ倒れることになるらしい。これは複数の人から聞いた(自分は抗ウツ薬飲んで具合悪いという事態に陥ったことはない。ウツ持ちだから^^;) さらに、原因解消のためには話をするしかない場合ってのも多々あるんである。 んでもって、ウツに陥っている人を、ウツに陥らしめたトウの人間は“正常な”人なんだから、テメエがガタガタ文句を言ってどうすんだよ。たまには「負担かけなかったかな」とか考えてみやがれってんだちくしょうめ。 皆が皆、儲けのために働いているのかね? じゃあ、“正常”なあなたはどうなんだね? “正常”なあんたの得ている給料は、儲けから出てるもんじゃないのかね? じゃなければどこから来たの? 天から降ってきたの? そういう“正常な”人が、私なんかの再就職を阻むんだわ(被害妄想) かつて鬱だった=ナマケモノだからって採用しないんだわ(被害妄想) おかげで得意でもない嘘をつかなきゃならないし、ばれたらばれたで悪印象MAXじゃないの!(被害妄想) そんでもって、「こんなヤツがいるからニートが云々」と自分の欠点も見ないで騒ぐんだ。景気の性にすんじゃねーよ。そういう認識が広まってくんだ。そりゃ良くなるわきゃねーよ。改善するべきはどっちだよ(マテマテ) 自分に当てはまらないからって、それがすべてじゃないんだよ。 自分を棚に上げて文句ばっかり言ってんじゃないよ(ということばはやっぱり自分に跳ね返ってくる^^;) サンワダイレクト オリジナルフラッシュディスク 128MB 2,500 → 1,280円 (税込) 木のおもちゃ ドラムセット 本格的に遊べる ドラムのセット。 大人と子供とみんなで 演奏ごっこをしましょう! 9,400円 (税込 9,870 円) ★レスキューに ご協力ください!★ (追記) ちなみに、カウンセリングがインチキだといってる人に対して言いたいんだけど ホントにインチキなカウンセリングもあると思うんだけど、そうじゃなくて、ちゃんと精神科的な医療カウンセルっていうのは、例えば何かを失敗したときに過剰な罪悪感で悩んでうつ状態になっている人に対し、その失敗は、どういう条件の元で、その時どんな人が周りにいて、その時あなたはどう感じていたか・・・で、現在も続いているようならば、それはどうしたら直すことができるだろうか、とか改善させることができるだろうか、とか、そういう感じで、過去も未来も見ながら「認知のゆがみ」を直していく訓練でもあるわけですよ。 (ま、これはいわゆる「認知療法」とかいう類のものだと思うんですが) ま、つまりは「いいわけ」をさせていくようなものなんだが、「全部自分が悪かった」とひっくるめて抱え込んでいるのでは埒が明かないんで、内側に向きっぱなし、マイナス思考になりっぱなしになっているところから目先を変えようという試みであり、訓練でもあるんですよ。 それを「信仰の告白」みたいな胡散臭いものだと思われていたら、たまんないんで。 そりゃ、ものすごく落ち込んで、ひと言発するごとにダラダラ泣いてしまうような状況のときもありますから、そういうときには慰めのことばも「それはつらかったでしょう」っていう言葉もかけてくれますけどもね。ええもう、それがもうホント心に染み入るんですよ。キチキチになってる心にいったん風穴を開けるって言うのもひとつの治療でしょ? だからね。インチキじゃないんですよ~、ちゃんと効果もあるし、専門のテクニックが必要な仕事なんですよ~と言いたい。ハイ。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る