宮部さん時代もの
今日は、休み。一日、読書でした。今日のは、宮部みゆきさんの「子宝船」以下割とネタバレ多し。「きたきた捕物帖」からの続編なんだけど読んだのがもうだいぶ前なので相当忘れてて^^;主人公は、岡っ引きの親分宅で居候していたみなしごの北一。「きたきた捕物帖」で親分の千吉は冒頭から死んじゃってて、手下たちも分散しちゃってて、そんな中、北一は千吉親分の生業だった「朱房の文庫」の振り売りをすることにしたんだけど、なんだかんだと事件が起こる、みたいな感じで話が拡がっていく。登場人物相関図が別刷りチラシでついていてそれを見たところ、風呂屋の釜焚きをしている喜多次という登場人物がいるんだけど、これが「回向院の茂七」シリーズで謎のままになっていた人物と関係があるらしいことが書かれていました。茂七親分は亡くなってることが本文の中には書かれている。ほかに、「ぼんくら」シリーズの中で出てきた通称「おでこ」が成長した姿で登場してきたり、すっかり内容忘れてるけど「桜ほうさら」という作品の登場人物も続々出てきてるみたい。巻末の宮崎美子さんとの対談で宮部さんはこの作品でかつて回収しきれなかった伏線を書いていってくれるらしいことが書かれていました。「霊験お初」シリーズともつながったりするのかな~?今、ちょっと本棚見返してて茂七親分シリーズと「ぼんくら」シリーズの主人公を混同するほど忘却の彼方だったし(汗)もう一度通して読み返した方が良かろうかとも思うんだけどすぐには無理だな~^^;とりあえず、積読を制覇しよう(その間に増えそう^^;)そんなわけで、事件の内容より、登場人物に気が向いてしまったのでした・・・。子宝船 きたきた捕物帖(二) (PHP文芸文庫) [ 宮部 みゆき ]きたきた捕物帖 (PHP文芸文庫) [ 宮部 みゆき ]