カテゴリ:映画
監督は「下妻物語」の中島哲也。 早い話、ミュージカルエンターテイメント風の、ポップでファンタジックでディズニー映画ばりにメルヘンチックな映画です。とても映像が綺麗で、色と色のコントラストがとても素敵な作品だと思います。 主演は中谷美紀ですが、他にもとてもとてもたくさんの人が出演しています。 中でも木村カエラやBONNIE PINK、AIなどのアーティスト人が加わって、ミュージカル要素により厚みを増していたのがすごかったですね。ボニピンなんてトルコ嬢役ですからね(今で言うソープ嬢)。ちょ~クールです。 個人的にはこの映画は嫌いです。ちょっとガッカリしました。 中学校の教師をしていた松子はちょっとした事件がきっかけでクビになります。その後、作家志望で暴力を振るう男(クドカン)と同棲するが、自殺をしてしまう。そして愛人になり捨てられ、トルコ嬢になり、ヒモの男を殺して刑務所に行き、ヤクザの元教え子と同棲して、捨てられ、最後には中学生にバットで殴られて殺されるという、物凄く不幸な女の話です。 そんな話をポップな映像で仕舞いまで押し切るなんて、ちょっと無謀と言うか何て言うか。 「アメリ」みたいな感じを出そうというのはすごく伝わるんだけど、中谷美紀が全然あってないんですよね。はまってない。って言うか下手。そんなはずないんだけど、何故か演技が下手に見えてしょうがなかった。 メルヘンチックな不幸と暴力が好きな人か、俳優好きな人なら見てください。それか瑛太が好きな人は見てください。奴はかなりいけてますね。そしてヒカルゲンジが今でも好きな人は見てください。 なんか良い映画の時より、嫌いな映画の方が書くこと多いな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/06/09 08:45:54 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|