親子教室
周と月2回の親子教室に通うことになりました。で、初日。普段の約2倍という総勢20組ほどの親子が集まりました。それに保育士さんや精神発達の専門家が加わり、何をするかというと・・・。ほとんど中身は保育参加と一緒です。朝の挨拶、歌、体操、手遊び。その後、今回は牛乳パックで羽子板を作って、風船を親子でついて遊び、それからフープを使って遊びを数種類。まずはイス取りゲームの要領で、合図と同時にある色のフープに足を入れるゲーム。その後フープを並べてけんけんぱ。短く切ったホースと繋ぎ手がいくつも出てきて、これらを繋いでぐにゃぐにゃフープで遊んだり。そして、お話を聞いて、さよならの会。それから自由に遊んでいる間に個別の相談。全身を使って周とあそぶのは久しぶりで、なかなか楽しめました。周も汗ぐっしょりで、保育士さんたちにも遊んでもらいながら夢中!てなわけで、あんまり楽しすぎて、例のかたずけない、まだ遊ぶ、帰らないが始まり、この子の問題点をみてもらうのにはよかったかとも思います。周は「納得しないと行動しない」「交渉が出来る」ということで、それをいかして行きましょう、ということになりました。例えば、予め予定表を一緒に相談しながら作っておく、行動の理由を説明する、相手の意見もききながら交渉する・・・、という具合。これまでもやっていたことではありますが、時折面倒で省略していた部分もあり、ちょっと特に意識してみようかと思います。親子教室、家庭、保育園で連絡ノートもつけることになりました。月に2回だし、楽しいけれど、本当に成果が出てくるのかなあ、と少々疑問ではあるのですが、とりあえずは楽しいし、教えてもらった遊びを家でもレパートリーに加えながら、通って行きたいと思います。それにしても、他の子供たちも、一見何の問題があるのかわからない子ばかり。じっくりみたってわかりません。ちょっとだけわがままが強かったり、ちょっとだけ引っ込み思案だったり、そんな普通の感じ。周といつも一緒にいる私がこうです。この子達がどこかでちょっとしたトラブルを起こしたとしても、きっとほとんどの人はわがままや子供っぽいことに思うだろうことは明らかで、それがこの子達を含めたまわりの人間のやりにくさなんだよねえ・・・。この教室に通うことになったという連絡が行ったかかりつけの小児科の先生でさえ、「そんなにおちつきがない?」と首を傾げるくらい、本当にそれは一見してはわからないことで。どこにそのラインがあるとかではなく、不具合を感じている人にそれに応じた手を差し出す・・・、そのくらい柔らかい、必要なのはただその柔らかい視点かもしれません。