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カテゴリ:やきもの
4日の午後8時30分から焚き始めた本焼き。
予定よりもずっと上がりが早く、5日の11時台には焚きあがりました! しかも1300度まで軽く上がって、過去最高の窯の状態です。 実は先日の素焼きの時には800度もなかなか厳しいくらいで、本焼きまでに何とかしなくては・・・、と悩んでいたのでした。 おまけにお子さんたちの体調不良で作業が間に合わす、日程を1週間延ばしてというギリギリの毎日。 そしてその間初霜・初氷・・・。 煙道へ抜ける狭穴を狭くしたり、窯の中にアルミナコーティングを塗ったり、分焔柱をよけて焚いたり・・・。 でも何より利いたのは煙突を延ばしたこと。 波トタンで2メートル延ばしました。 温度も上がった上に効率も良くなって、この灯油が値上がりする中でも以前に比べ格段の低燃費です。 この窯と付き合って6年。 あれこれ工夫をしたけれど、ようやくここまで育てたと窯焚き班は感激でした。 これからは還元もかけられるし、高火度焼成もOKです。 新しい挑戦も出来るってもの! さらに課題はあって、灯油がタンクから流れてくるときの圧力が今は液面の高さで倍も違っているところを、思うように調整できればかなり楽チンにそれこそ片手間くらいに窯焚きが出来そうです。 いやあ、窯を手作りしてよかった! 手をかけて育てて面白かった! いろいろ痛い目にもあいましたが、ほんと勉強になりました。 これは市販の窯で目盛りの調整だけしてたのではわからないことです。 まだ窯出しはしていないので焼きあがりはわかりませんが、もー、そんなこといいのです。 なんたってこれからは「焼き」そのものをもっと極めていけるんだから! 大成功でした! ***** 今回はサークルのメンバーが勢ぞろい。 窯焚きが出来ない人も、炊き出しに集まってくれて、おかげさまで暖かい食事が取れて助かりました。 窯が焚けたお昼にはみんなで表に出てお昼ご飯。 それぞれが持ち寄ってくれた得意のお料理を楽しく頂き、今回の窯焚きの成功を喜びました。 皆さん、本当にお疲れ様! これまでありがとうございました。 これから、もっともっと楽しくなりそうですね! ***** 本焼きの間、実家から父母に助けに来てもらって子どもたちをお願いしました。 さすがに夜を徹しての作業は子どもたちをどうしよう?ということになってしまって。 保育園にも行っていたので、なかなか一緒に遊ぶ時間はなく忙しかったという感想でしたが、その分少し盛岡を観光してもらえたようでよかった。 こちらもありがとうございました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月10日 00時26分42秒
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