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テーマ:好きなクラシック(2397)
カテゴリ:楽譜&CD入荷情報
![]() Kladrei が音高の二年生だった頃、後輩の女の子とちょっと いい感じになったことがありました。 その子は音大の付属中の合格祝いにご両親から念願のグランド ピアノを買ってもらったのですが、「自分の部屋にピアノを 入れたらベッドが入らなくなってしまい、仕方ないのでピアノの 下に布団を敷いて寝てるのよ。」 と話してくれました。「大地震に なったらピアノの下敷きになっちゃうわね。」と話す彼女に、 Kladrei は 「ピアノ科だろ。ピアノの下で死ねれば本望じゃ ないか。」と冗談で答えました。後日、彼女が両親とピアノの 下の布団の話題になったとき、僕の言葉そのままに「ピアノの 下で死ねれば本望よ!」と両親に話したら「とってもほめられた のよ。」と彼女。 その後、ちょっとした誤解が原因で Kladrei はこの子に振られて しまい、その時はまったのが、ブラームスの交響曲第四番でした。 今にして思えばたかが失恋でこの曲にはまるなんて「めちゃくちゃ 暗いヤツだ!」とも思えますが、その時のショックは相当なもので 特に4楽章は聴くだけでは飽き足らず「自分で弾きたい!」と 思いたち、手に入れたのがこの楽譜でした。 今でも、この曲を弾くと「ピアノの下」の話をする彼女の笑顔が 浮かびます。この楽譜はその後も Kladrei にとって、何度か 重要なアイテムになったことがあり、不思議なつながりを 感じます。その話はまたいずれ書きますね。 いつものように商品画廊にアップしましたのでご覧ください。 案の定、こんな曲をピアノで弾こうなんて酔狂なピアニストは 少なくて、オーケストラ演奏でブルーノ・ワルターの往年の 名演をご紹介いたします。 ワルター/ブラームス:交響曲第4番【0610w_大特価】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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