◆シアワセの金魚

私たち姉妹は金魚すくいが得意!姉なんか50匹はかるい。

子供とお祭りで母はヒーローとなる。

File00071

結婚した時、金魚を飼いました。水草だけの金魚鉢で。

エアポンプを装備した水槽で飼う方法は10代の時、満喫したので

シンプルに金魚鉢で飼いたかったのです。

安定水槽という方法です。水も頻繁にかえずにコップ1ぱいの水を

足していく方法です。水草から酸素がでてきます。

この大きさの金魚鉢がなかなか、なくてさがしました。

でめきんの姿がかわいくて、ずっとみていました。

File00072

2年目くらいから色がかわりました。

「朱に交われば赤くなる。」を地でいった黒いでめちゃん。

5年目くらいで、なくなりました。

File00074

次には普通の金魚を1匹だけ飼いました。

2Cmたらずの金魚が7年生きました。

当時、入院中だった父が亡くなって、お葬式がすんだ次の日に

金魚の「コメ」が急死しました。

7年も元気で生きてきたコメだったのに、「えっ!なんで!」

という気持ちでいっぱいでした。

偶然にもすぐ後でビートたけしさんがある雑誌で

「アジアでは金魚は不運な出来事をとってくれるといわれていて、

会社でも大きな水槽で金魚を飼っているところが多い。」と

いわれていました。「そうかー」とひとりで納得しました。

もう金魚を飼う気がしなかったけれど、やはり飼うことに。

大型熱帯魚のエサになるところだった、1匹の小さな金魚が、2代目

「コメ」として10年、わが家におります。

あの金魚鉢で飼っております。

もう18年こわれずに使っています。

おまけにもう1つ、いいおはなしがあります。

18年前金魚鉢を買ったペットやさんはもうありませんが、

わが家の「かめきち」を5年前さがして買った小さなペットやさんは

実は18年前の金魚鉢のお店と同じ奥さんがやっているお店だったのです。

すごい「ご縁」でした。



8年目のコメです。(10/22撮影)

File00084b


© Rakuten Group, Inc.