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カテゴリ:アヒルナースの心(看護・助産の日常)
ただいま、分娩待機中です。
金曜の夜から始まった分娩見学実習なんだけど、昨日からもう3組もお産があったみたいで、実際についた子たちは、内診したり、マッサージしたりしてできる介助につかせてもらったみたいです。 3例目は初産婦さんで、なかなか産まれなかったみたいで、付いてた友達は、昨日の夕方から今朝まで13時間マッサージをしつづけ、手の感覚がなくなって力が入らず、記録を書く力がなくなって、睡眠不足も加わってふらふらになってました。 今日はどうなることか…。 長いお産は、ケアについているスタッフもだけど、産婦さんが一番疲れただろうなー。がんばったんだろうなー。 なかなか産まれてこないとき、時間が長くなると、不安も疲労も増してくると思う。そんな時どんな声かけができるんだろう。 今のアヒルには、まだまだ専門的な介助や観察はできないけれど、せめて不安や疲れを癒せるような声かけやマッサージをしたり、からだを拭いたりできたらいいなと思います。 で、今日、実際に出産した人に聞いてみたいことがあります。 どんな助産師・看護師・医師・もしくは立ち会っただんなさんの声かけが心に残っていますか? 嫌だった声かけ。嬉しかった声かけはありますか? ある本でのベスト5(有効な言葉)は、 陣痛室では 1「赤ちゃん元気ですよ」 2「上手ですね」 3「あと一息ですよ」 4「その呼吸法でいいですよ」 5「がんばりましょう」 分娩室では 1「いきみ方が上手ですね」 2「元気ですよ」 3「上手ですね」 4「おめでとうございます」 5「はい、お母さん、赤ちゃんですよ」 ワースト5(がっかりさせられた言葉)は 陣痛室で 1「もう少し時間がかかります」 2「さっきとあまり変わらないですよ」 3「席をはずしますから何かあったら呼んでください」 4「頭は降りてきているんですけど、開きが悪いんですよ」 5「陣痛が弱いですね」 分娩室で 1「おしもを少し縫います」 2「腰を動かさないで」 3「声をださないで」 4「顔でいきまないで」 5「ちょっと小さめかな」 だそうです。 何気なく言ったその一言で傷つくこともあるし、がんばろうという気持ちにもなる。 いいお産にも悪いお産にもなる。 果たして、実際の現場ではどんな声かけがされているんでしょうか・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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