2004/06/12(土)19:03
思春期講座(性教育)に参加して
今日、県立中央病院であった思春期講座に学生ボランティアとして参加してきました。
助産師さんのお話しや先生の性感染症のお話し(コンドームのつけ方など)、体操、ピアカウンセリング、本物の胎盤の観察、妊婦体験、赤ちゃん抱っこ体験などのメニューで、高校生に性教育を実施してました。
高校生が一番関心を持ってみてたのは、実際の妊婦さんにきてもらって、超音波でおなかの赤ちゃんの様子を見てもらったり、心音を聞いたりしたときです。
これは本当に、目の前でいのちが動いていることを実感したと思います。
アヒルも、超音波で赤ちゃんを見る体験は、看護学校のとき以来なかったので、
今日、二人の妊婦さんの赤ちゃんを見て、
「足がうごっきょるーーー!」「心臓が見えるーー」
って、高校生と一緒になって、感動してしまいました(笑)
で、アヒルたちは今回の性教育で何してたかと言うと、
「ピアカウンセリング」を行いました。
グループごとにあるテーマを決めて、そのテーマで話し合うのです。ここで話し合うことは特にアドバイスや相談をするようなものではなく、一緒に話すことで、自分で悩みを解決する、自分の考えを知るっていう趣旨のものです。
アヒルのグループは
「セックスのイメージについて」
です。
アヒルたちの中では最近の高校生は、経験年齢も早くて、性感染症も増えていて、中絶も増えているっていう感じで、高校生をとらえていたのですが、意外と純粋。まだよく性については考えていない高校生らしい感じの発言が多かったです。
セックスについては、
「こわい」
「気持ち悪い」
「痛そう」
「自分がもし付き合っても、しない」
「(親がセックスをして自分が生まれたことを)考えたくない。気持ち悪い)」
「学校でもあんまりセックスの話しをしない」
との意見・・・。
男の子も
「男子といるときはほとんどそんな話しもしないし、女子がきたらそんな話しは女子のほうがしてくる」
っていう感じ。
あれー?思ってたより、性に関しては興味が少ないのかなー?
セックスはまだ先の話しなのかなー?ていう感じ。
その中にいたのはほとんど高校一年生なので、
高校3年生にも聞いてみると、
「付き合ってる子は(セックスについて)話してたりするけど、他の子はあんまり・・・」とのこと。
今日、性教育であった性感染症についても、コンドームのつけ方に関してもいまいちピンときてなかったり、
「詳しかった」
「難しかった」
「びっくりした」
と言う意見。
逆に私たちが、
「セックスしたことあるんですか?」
って聞かれるありさま(笑)
でも、最初は先生の話しをまじめに聞いているのかどうかわからなかった女の子たちが、一生懸命赤ちゃんの超音波様子を見てたり、胎盤をキャーキャー言いながらも見てたり、赤ちゃん人形を抱っこしたりと少しでも、体験して感じてくれてるんだなーと思うと嬉しいしおもしろかった。
「助産師ってかっこいいと思う」っていってたりもして。
どうやら、バレー部とバスケ部の女の子たちは強制的に参加させられたらしく、なんとなく参加した子もいたみたいだけど、
たぶん、今日きたことで、何か感じてくれたはず・・・。
そう信じたいなー。
それが終わった後、
家でいると、同じアパートの子がケーキを持ってやってきてくれました♪ケーキが食べたいって、その思春期講座中に言ってたのを覚えててくれてたのにすっごい感動しました。ほんとに嬉しかった。
そしておいしかったー。
さ、月曜日のテスト勉強、そろそろ始めるか・・・。