気象庁セット...
『まぁ小学生向けですので... 』今年の春は北風や南風の強い日が多かったので ” 風見鶏が有ったら面白いかも?... ”なんて思い、いつもの衝動買いをしてしまいました (-_-;温度計・雨量計・風向計・風速計がセットになって 3,993円!” 変わり種のオーナメントに見えりゃちょうどいい ”夜になり自室で組み立てながら感じた事は ” これじゃ売値2,000円がいいところ ” でした。翌日にクレマチス用に立てたアーチに取り付け N極もきちんと測定し設置したのですが... 「 気象観測にピッタリの気象庁セット! 小学生も大喜び! 休みの研究にお子様と楽しく気象観測しませんか?」頬で感じるくらいの南風が吹いてきたのに 回転体も回らず、風向計も全く動かず (-_-;組み立てている時にふと思い浮かんだのが動摩擦係数... 0.25。プラスチック同士の仕上面はそこそこ平面ですが 多分滑りは悪いだろうと感じていて。目の前で【回らない・動かない】風速・風向計を見てかなりガッカリ。それでもエンジニア気質がむくむくと頭をもたげ ”3,993円は無駄にしない!” 回転体には直径16ミリのボールベアリングをはめ込み、主軸用に丸割り箸の先を削り組み込んで。 風向計は... これを設計した者の頭を疑うほどの出来の悪さで 見た目優先の実用性ゼロ。結局、風向計の原理をネットで調べ牛乳パックと丸割り箸とガムテープで新規に作り直しました。如何にもハンドメイドですが風の方向を見るだけなので動きが軽ければ問題ありません。【部品取り】なんて言葉が有りますが 改善に使える部品は部品取りして使い、あとは自宅にある流用出来そうなモノを使って... 唯一ホームセンターで買って来たボールベアリング1個900円が余計な出費でした。 回転体はクルクルと回り、風向計は常に風向きを敏感に捉え軽快な動きを見せています。遊び心のオーナメントとしては満足のいくものに変身しました。因みに正式な風速・風向計のお値段を見てみたら... 212,520円 でした。この値段じゃぁ 遊び心なんて言っちゃいられないですよね。それこそ気象予報士にでもならないと元が取れないでしょうから。それでも風向計を学んだお陰で材質を変えたら素晴らしいものが作れる事を知りました。