『まぁ... 猫ですから 』
うちの近所にはベージュでちょっと見可愛いフサフサ毛の若いオス猫が居て。
我が家の飼い猫【ハル】と縄張りが被っているらしく、
寄れば触ればマジ切れの激闘・死闘を繰り広げ。
一昨日の雨の夜も南側テラス屋根の下でウゥーゥーギャァギャァーの大喧嘩。
二階自室に居てその声が聞こえたので ”また遣ってらぁ...” と思っていたのですが、
その声が家北側に移動したので そろそろ終わる... いつもの事で。
左耳が痛くてまともに耳が立てられないハルです。
今日の【ハル】は しょぼしょぼした眼を開けてるのがやっとのしょぼくれ顔で。
喧嘩の傷跡はけっこう深いようで左耳の上の毛がごっそりと皮ごと削ぎ取られていて、
動くのも気怠そうな表情でカーペットの上に座ってました。
「お前 負けてんじゃねぇよ! 今夜も見回りに出て喧嘩して来い‼
それとも消毒布でその耳を消毒してあげましょうか?
目が覚めるくらいビリビリしますけど傷はすぐに治りますよー」
そんな激励の言葉を【ハル】に掛けてやったのですが、
私の言葉なんて聞きたくもない表情で... しょんぼり。
”もう今夜は静かに寝かせてください... ”とでも言ってるような顔をしてました。
一番上の写真は喧嘩の跡ですが... ジャンプした瞬間に両猫の毛がパッと宙を舞うんです。
私も実際に猫の喧嘩は観たことがありますが あれは喧嘩じゃなくて真剣な殺し合いです。
猫も自分の縄張りを守るために命を掛けなきゃならない現実があって。
飼い猫なら そこに居続けるだけで生き残れるのですけれど。
それでも欲しい縄張りなのでしょうね。
何れはリタイアする時が来ることも知らないで...