Sichuanブログ

『親の罰(ばち)と小糠雨(こぬかあめ)は当たらぬようで当たる... 』


一昨日の夜から左側の頭に重い痛みを感じ久しぶりの偏頭痛で... 昨日は終日寝ていました。
なので昨日何が起きたのか全く知らず 今日の昼食時に妻から事の次第を聞いて初めて知り。
当たらずも遠からず。


「あんな事をして絶対仁太郎さんの罰が当たるわ」



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先週の土曜日に何やら外で農機具の音がしてたので二階の窓から覗いてみたら、
昨年亡くなった仁太郎さんの農機具がトラックに乗せられる最中で。
仁太郎さんのせがれが売り払ったのだろうと思ったのですが...


仁太郎さんが亡くなった時、せがれは心筋梗塞に遭い葬儀の喪主でしたが参列できず。
足腰が不自由でまともに歩けない両親の面倒を一切看なかったせがれは親の罰に当たったと。
それでも一ヶ月もしないで退院できたのですが。


「おめぇ まだ死んでなかったんけ...」
近所の婆ぁ様が見舞に行くとそんな挨拶言葉で行くらしい事を最近聞いたのですが。
ほとんど寝たきりでトイレに行く事さえままならない母親の食事の面倒も看ないクソせがれ。



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55歳独身でコリーの小型犬を2匹も飼って毎朝犬の散歩していい気なものだ。
親の面倒も看られない男が犬の面倒なら飯や糞の世話までできるのだから。
親の罰が当たって当然だろと思ってたら...


昨日の朝クソせがれは犬の散歩途中で脳梗塞を発症し口から泡を吹いて小道に倒れていたとの事。
第一発見者で救急車を呼んでやったのは我が家の前の道を毎日犬の散歩で通るご近所さん。
「可哀そうな犬ちゃん、誰が面倒見るんだろうねぇ...」と妻に話したらしいのですが。


そりゃぁ 人に対して犬は恩も義理も忘れない生き物ですからね。
田舎ですのでご近所さんは人の素性や人間性なんて直ぐ聞き及んでしまうものなんです。
因みにせがれの状態は 後遺症が残りまともに歩く事も出来ないだろう... との事でした。



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仁太郎さんの罰(ばち)が当たるだろうとは思ってましたが... やっぱりでした。