テーマ:夜空を見上げてごらん(588)
カテゴリ:天体/宇宙
![]() なぜこの銀河はこんなにも薄いのでしょう。 多くの円盤銀河は、実際に、上の画像NGC5866とちょうど同じぐらい薄いのですが、私たちが見ている位置からでは、真横には見えません。真横の位置にある銀河の一つは、私たちのいる天の川銀河です。 レンズ状銀河(lenticular galaxy)に分類される、NGC5866が持つ、多数のそして複雑な塵の筋は黒や赤に見えており、一方、この円盤の中にある明るく輝くたくさんの星々は、それにもっと青い、潜在的な色合いを与えています。 若い星々からなるこの青い円盤が、非常に薄い銀河面の中にある塵を通して広がっているのが見えており、一方、この円盤の中心にあるバルジ部は、オレンジ色を帯びて見えており、それは、おそらくそこにある、より古く、より赤い星々からくるものです。 一般的に、多くの円盤銀河が、大変に薄い理由は、それを形成したガスが、その重力的な中心の周りを回りながら、自ら衝突したからです。NGC5866銀河は、およそ4千4百万光年離れており、ドラゴンの星座(竜座)の方角にあります。 参考:http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap060612.html 神道 雅美さん。リンク有難うございます。 これからも、どうぞ宜しく御願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 25, 2006 08:20:32 AM
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