327085 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ヒッパルコスの空

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

英草

英草

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Apr 17, 2007
XML
カテゴリ:天体/宇宙
現在、宵の明星として現われている、金星を見つけるのは、この数日、それほど難しいことではありません。日没直後、最も明るい天の信号として西の空を支配しています。
金星は宵の明星として、約10ケ月(平均292日)現れてから、その後は明けの明星として、日の出前の東の空に移ります。

太古の地球は、この金星によく似ており、どちらも高温で、水蒸気、二酸化炭素、窒素、塩素、硫黄などからなる原始大気で覆われていました。
また、金星の半径は6052キロメーターで、地球の95%で、質量も地球の82%と、金星と地球は大変似ているといえます。
もしも、金星が地球と同じ軌道を回っていたとしたら、環境もよく似たものになっていたかもしれません。

しかし、現在の金星は、96.6%は二酸化炭素の大気で占められ、この大気層は地球の5倍もあり、そのため表面の気圧は90気圧にも達しており、厚い二酸化炭素の層で熱が宇宙空間に逃げないので、地表温度は500度もあります。
地球は、温暖化が心配されていますが、金星は未来の地球かもしれません。

上の画像は、金星と昴(プレアデス星団)が右側にあり、金星の左側にある、V字形のヒアデス星団には、明るい星、アルデバランがみえています。
更に左側にあるのは、よく知られているオリオン座の星々でオリオンの足元にあるリゲルを伴っております。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Apr 17, 2007 01:41:13 PM


Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X